梟の申し子
⚠圧倒的夢⚠
⚠苦手な方は回れ右⚠
⚠設定おかしいかも⚠
名前:白河 風斗(シロカワ フウト)
ポジション:L(リベロ)※控え
年齢:高校1年生(※合宿時15歳)
誕生日:2月25日
身長:178cm
体重:60kg
足のサイズ:27cm
高校:梟谷学園高校
好きな食べ物:ちーずけーき
最近の悩み:何か俺の好きな食べ物『スフレ風』のチーズケーキと勘違いしてるヤツいるんだけど…
【視点】白河風斗
バレー。6人。繋ぐ。一球入魂。
テレビで見たエース。繋ぐセッター。
そして、何よりかっこよかったのが…リベロ。
それが俺の今のポジションである。
「ナイッサー!」
「カバー!」
キュッキュッッという足音とともに聞こえてくる声。
思わず口が閉ざされる。
試合始まり、終わるものである。
だが、時々、この試合がずっと続けばいいのにと思ってしまう。
そんな俺が憎くて仕方ない。
「白河。休憩終わったらサーブ練付き合ってくれない?」
「赤葦センパイ…良いっすよ。行きましょ」
「あ、いいの?ありがとね。」
「いえ。あとその後ろの猛禽類どうにかした方がいいですよ?」
「え「アカーシスパイク練付き合ってぇぇえええ!!!!」
「……すみません木兎さん。サーブ練終わったらスパイク練にしますので」
「チェ…まぁいいや!ヘイヘイヘーイ!!お前らサーブ練するぞぉおお!!!」
「うっせぇよ木兎!!!」
……先輩達はいつも元気だな…
…やっば思考リセット。今はサーブ練に集中しろ。
一個一個丁寧に、確実に仕留めろ。
「…白河。」
「?はい」
「ていっ 」
「いてっ」
「考えすぎは毒だよ。1回外の空気吸ってきな。楽だから」
「……あい。」
やっぱり赤葦センパイには叶わない…とりあえず外の空気吸いに行こうかな。
[体育館 外]
「ふぅ…」
思ったよりすっ……と出てきた溜息に少し驚いた。
自分が思っている以上に方の力が入っていたことに気づき、なんとなくほっとした。
「…きっちぃなぁ……」
「キツイなぁ…」
「「え」」
驚いた。俺以外にも外いたとは。
「えっと…白河君だっけ?」
「俺、同じ学年の尾長渉。ポジションはMB(ミドルブロッカー)だよ。」
「白河風斗。ポジションはL(リベロ)。よろしく」
「うん。よろしく。」
「尾長はなんでここに居たんだ?休憩か?」
「んー。サボりのほうが近いかも?」
「その心は?」
「(心……?)えっと。単純にキツイって言うのが明確になったから。」
「ほう。」
「前まではちがかったんだけどなぁ〜」
「……俺は赤葦センパイに休んで来いって言われた。」
「最近体ガチガチ筋肉痛だったもんね。」
ケラケラ笑いながら言われたがそんなことは無い。
実際は、プラっシャーに呑まれただけたのだ。
酒は飲んでも飲まれるな。っと言うがこれはどうにも対処が難しい。
「俺は…サッカー部が苦手だ」
「?どうして?」
「……嫌いなんだあーゆ”ノリ”が許されるのが」
「あー…」
「1年だけが苦労して練習時間が無いのに”若いから”とか年齢出して来んのが嫌いだ」
「バレー部はそういうのないもんね。」
「全員が平等とは言えないが、それなりに出来てるここが好き。」
「逆に平等すぎても、何が面白いんだよってなるしね。」
「……ウン。」
「……俺は木兎さんとか先輩たちが好きだね。」
「…どうして?」
「単純でいいんだ、好きだから。」
「木兎さんのスパイクが好き。赤葦さんのトスが好き。猿杙さんのプレーが好き……」
「そんな理由でいいんだよ。好きなんて」
「……なら俺は。小見センパイのレシーブが好きだ。あと、木葉センパイのプレーも好き」
「うんうん。」
「……ふふ」
「へへ。練習戻ろっか。」
「おう。」
「小見やん今の見た?????」
「あ、顔真っ赤じゃん」
「うっせぇ…あ゛ーーー後輩尊い…」
「それはそう。」
んふふ