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sypくん辛かったんやな......
いいね&コメントありがとうございます!
やっぱ悲しい系いいですよね〜!
注意事項
・なんでも許せる人向けです。
・ご本人様に一切関係ないです
・誤字脱字があるかもしれません。
今回3500文字近くでだいぶ長いと思います。
zm×syp
どーぞ
zm side
今すぐにでも消えてしまいそうな君は出かけてしまった。
俺は何故か焦っていた。
死んでしまうのではないかと。
もう、一生帰ってこないのかと。
急いで走って着いた場所は…。
syp side
syp「あざーす」
syp「あ、やっておきますよ」
syp「これくらい任せてください!」
俺は俺が嫌い。嫌なことも全部引き受けてしまうから。
死にたいんじゃない。消えたいんだ。
みんなの存在から消えたい。
俺は頑張ったと思うよ?
書類を全部やってまた配られて、訓練して
頑張ったよ。
こんなこと考えてる暇は無い。
急いで訓練に行かないと。
zmさんが待ってるじゃん。
syp「zmさん。遅れました!」
zm「ええよええよ」
zmさんは優しいから気を使ってくれてるんだよね。
zm「じゃあ殺り合いますか」
syp「そう、すね。」
やっば。フラフラする。こんなんじゃ戦えない。言ったら迷惑だよね。
zmさんやる気いっぱいだもんね。
これくらい我慢すればいいだけ…。
スタートの金と同時に動く。
シュッシュッ。
やっぱり速いzmさんは。
体調が悪いから?いや、そんなことは無い。
元々弱いんや俺は。
zm side
スタートの金がなる。
同時に動きだした。
俺はそこで異変を感じた。
なんか、sypスピード遅くない?
おかしい。全然俺に追いつけていない。
苦しそう。顔色も悪いし。
zm「ちょっと1回終了!」
syp「どう、したん、すか?はぁはぁ」
やっぱりおかしい。そこまで動いてないのに
息切れしてるし。
zm「syp。お前体調悪いやろ?」
syp「そんなこと、ないっすよ?はぁ、はぁ」
zm「そんな動いてないのに息切れはおかしいやろ。ほら、医務室行くぞ。」
sypくんは座り込んだまま立ち上がってこない。
zm「立てるか?」
syp「たて、ますよ。はぁはぁ」
立ち上がろうとして力を入れてるのは伝わってくる。だけど、立てなさそう。
sypの左手を離して俺はsypをおんぶする。
syp「あ、ありがとうございます。」
zm「これくらい余裕よ」
歩いていくと
rbr「あれ?sypくんどうしたん?」
zm「なんか、体調悪くて。立てんくておんぶしてる。」
rbr「毎回倒れるんだからsypくんは。」
syp「俺そんな倒れてます?」
zm「結構倒れとるな」
rbr「栄養失調、貧血、睡眠不足、働きすぎ、とか色々。」
zm「今回はなんやろうな。」
rbr「ストレスちゃう?」
zm「ありえるわ。」
とりあえず運ばないと。
rbrと別れて医務室に行く。
sn「まーた倒れたの?とりあえず見るけど。」
sn「あ〜。これはストレスだね。」
zm「やっぱりか。」
sn「ちょっと間休もっか。 」
syp「嫌です。 」
揉めた結果1ヶ月間結局休むことに。
syp side
何週間が経って
俺はtnさんとsnさんから外出許可を貰った。
俺は真っ先に海へと向かう。
俺は戦力にならない。倒れて迷惑かけてるだけだから。
消えればいいんだ。
海なら…死ねるよね…。迷惑もかけないし。
syp「ふふっ。きれい。」
夕日の太陽が綺麗すぎて俺のやりたいことを
忘れてしまう。
syp「そうだそうだ。死なないと」
俺は靴と靴下を脱いでズボンの裾をくくりあげて海へと1歩入っていった。
syp「つめたっ。」
まぁ、いい。俺はどんどん進んでいく。
まだ足の膝くらいしか水が来てないのに
自分の意識はなくなった。
完全なる無意識だ。
zm side
俺は毎日sypのお見舞いに行っていた。
sha「あ、zm〜!遊ぼーぜ!」
zm「ごめん。無理やわ。」
sha「なんかあるん?」
zm「sypのお見舞いや」
sha「毎日行っとるもんな。」
zm「ごめん。」
俺たちは別れて俺は医務室へ向かった。
zm「syp〜」
と言って医務室のカーテンを開けると
zm「あれ?sypは?」
sn「sypくんならね外出したよ。どこはわかんないけど。」
その瞬間俺はドキってした。
zm「外出いいんすか?」
sn「tnさんも僕も出したから。」
zm「わかりました。ありがとうございます」
今すぐにでも消えてしまいそうな君は出かけてしまった。
俺は何故か焦っていた。
死んでしまうのではないかと。
もう、一生帰ってこないのかと。
急いで走って着いた場所は…。
海だ。
zm「syp!syp!」
俺は探した。どこにもない。手遅れか。
そう思っていると、海にsypらしき人が
いた。
zm「あ、syp…」
靴、靴下、上着を脱ぎ俺も海に入る。
sypの元に急ぐ。
sypはゆっくり1歩ずつ進んでく。
zm「syp!」
名前を呼んでも振り返らない。
sypに追いつき目の前に立つと止まるsyp。
syp「zm…さん?」
zm「お前何こんな馬鹿なことをっ…」
syp「馬鹿じゃないよ?俺は戦力外でなんにも出来ないから消えればいいかなって。」
zm「そんなことない!お前3番目くらいに強いやろ?書類だってちゃんと出してるのお前くらいやし」
syp「もう…気を使わなくていいよ…」
zm「なんにもしてねぇよ。」
とりあえず海から上がりたい。
今は真冬だ。こんな中に居たら麻痺する。
zm「お前ここ何時に来た?」
syp「5時くらい?」
zm「は…?」
現時点で5時半。こんなんじゃもう麻痺してるはずだ。
zm「とりあえず上がるぞ」
syp「っっ。いやっ!」
俺は突き飛ばされた。
syp「あ、あ、ごめんなさいっ。ごめんなさポロポロ」
zm「なんも気にしてねぇから」
俺はsypの手を引っ張って陸へと上がっていく。
若干抵抗する様子はあったけど、麻痺してるからか全然力がなかった。
syp「うっ。寒い。」
zm「これを着てろ。」
俺は自分の脱いだ上着をsypに渡す。
syp「あ、いや、だぃ、じょうぶです…。」
zm「いいから。」
無理やり上着をきせた。
その後 俺たちはそんな大したことない話をして 帰った。
もちろんsypはおんぶして。
rbr「なんや。sypくんまた倒れたんかって両方服びしょ濡れやないか!!!なにがあったん?! 」
zm「今はそんなことより医務室にsyp連れてかないと」
rbr「それはそうか!気をつけてな。服ちゃんと着替えろよ。」
医務室にsypを連れていき俺は服を着替えた。
俺が戻るとsypは泣いていた。
白い患者みたいな服をきて。
syp「ごめんなさっポロポロ」
sn「誰も怒ってないよ〜?」
俺はsypにハグした。
少しすると寝息が聞こえてきた。
zm「…。かわいい。」
sn「そうだね〜。子供みたい。」
俺はあんまり子供は好きじゃなくてあれだけど今のsypは本当に子供みたいで可愛い。
sypをベッドに寝転ばせようとすると
俺の服を掴んでいた。
zm「あ。」
sn「そのままでいいよ〜」
sn「で、何があったのかな?」
俺はsypを膝の上に乗せたまま 全部話した。今日あったことを全部。
sn「そっか。辛かったんだね。」
zm「そうっすね。」
sn「zmさんが居なかったらsypくん手遅れだったよ。」
zm「そんな危ない状況だったんですか?」
sn「うん。体温が低すぎて…。今は温めてるよ。」
zm「なんもないですよ?」
sn「ふふっ。zmさん。一緒に寝てあげてください」
俺は意味がわかった。
俺が温めてあげればええんや。
zm「分かりました。 」
俺はsypにくっついて寝た。
sypは可愛らしい寝息をたてながら 寝ていた。
俺も気づけば意識が遠のいていっていつの間にか寝ていた。
目が覚めるとsypが驚いた顔でこっちを見ていた。
syp「一緒に寝てたんすか?」
zm「うん。そうやで」
sn「あ、起きたんだね〜。おはよー」
syp「迷惑かけてごめんなさ…」
sn「僕はありがとうの方が聞きたいな。」
syp「…。」
sypが俺の服を掴みながら
syp「zmさん。ありがとう、ございます」
zm「!!ええよ!」
その後sypくんは辛い時はzmさんがそばに居てくれて 楽しく人生を過ごせたとさ。
えーんど!