武尾「ここは…広場…?」
川井「真ん中にいるのはなんだ?」
真ん中には大きな化け物がいた
綱神「綱…引き…しよ…」
武尾「綱引き?」
綱神「そこの…お前…」
モブ「お…俺…?」
モブが綱神の綱をもった
綱神「いく…ぞ…」
モブ「あ…あぁ…」
グイッ!
モブ「あ…」
モブの腕が引きちぎれた
モブ「ギャァァァ」
綱神「次…」
次々と挑む生徒達だが死んでいく
残るは10人となってしまった
綱神「次…」
「俺が行く…」
武尾「鬼勝!」
川井「だ、大丈夫なのか!?」
鬼勝「俺が仇を打つ」
綱神「行くぞ…」
鬼勝「…」
グイッ
鬼勝「ぬぅ!」
鬼勝の手が血で滲み出した
武尾「お…鬼勝!」
鬼勝「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ググググ…
ズイッ!
綱神「…」
鬼勝「腕が…」
武尾「鬼勝…腕が…」
川井「いや…化け物が動いたぞ」
綱神「つま…んない…」
綱神は鬼勝を掴むとそのままどこかへ消えてしまった
武尾「おい!鬼勝を!」
ガシャン!
川井「床が…上がった…いつもは下がったのに」
武尾「鬼勝…」
武尾「なんで…俺達はなにもしていないのに…くそ!ふざけるな!」
川井「いま怒ったってなんにもならない」
武尾「なんだ!!お前は鬼勝が連れていかれて悲しくないのか!」
川井「鬼勝は俺達のために勝ったんだ!」
ガチャン!
武尾「…着いたみたいだな…」
川井「…そうだな…」
目の前の扉はいつもと違い赤色の扉だった
そして扉には