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次の曲で泣かせるって大森さんの得意分野じゃんww(お前失礼だぞ)
地雷の方は⚠️ご注意下さい⚠️
− side fjsw −
「ふぅ〜、疲れたぁー…」
ぶつかると危ないからと、キーボードから少し離れて大きい伸びをする。
「おつかれー、涼ちゃん。今日も散々元貴にしごかれちゃったね笑」
と若井に言われる。
「ね、もっと練習しなくっちゃ…」
これは、家に帰ってからも練習かな、と考えていると遠くからダダダダダ、とすごい勢いで走る音が聞こえてくる。
「……ちゃーん!!…ょうちゃーん!!りょうちゃーーん!!!涼ちゃん!!!」
と言いながら僕の背中に飛びついてくる。
飛びついてきた元貴は流石の僕でも耐えられなくって、後ろによろけてしまう。
倒れる……!!と、思い思わず目を瞑るがしばらく経っても衝撃がこない。
あれ?と思い目を開けると元貴の顔がドアップであった。
………え?何この状況。
「わぉ、あちちですねー笑」
ピシッと固まる僕を他所に若井は僕たちを揶揄ってくる。
それもそのはず今の体制は倒れそうになった僕を守ろうと元貴が素早く僕の前に出て僕を抱きしめたせいで、僕が元貴に床ドンしたみたいになっている。
ちら、と元貴の顔を伺うとゆでダコみたいに赤くなってるもんだから僕も恥ずかしくなってしまって2人してゆでダコ。
そんな僕達を見て、若井が一言。
「…あんたら本当に初心だね。」
− side omr −
今日も今日とて若井と涼ちゃんをビシバシしごいてやった。
俺は満足げに廊下を歩く。
すると、突然頭に天才的なアイデアが浮かぶ。
そうだ、涼ちゃんを家に呼んでお泊まりしよう。
いいじゃん、俺は涼ちゃんにアピール出来るし、俺の家には防音室もあるからキーボードの練習もできる。両方Win-Winだ。
そうとなれば、あとは涼ちゃんから承諾を得るだけ。涼ちゃんはまだ若井とレコ室にいるはず…
俺は涼ちゃんに早く会いたくてダダダダダ、と高校生ぶりの全速力で走る。
レコ室のドアを勢いよく開け、涼ちゃんの背中にじゃんぷして勢いよく飛びつく…まではよかったんだけど………
俺が勢いよく涼ちゃんに飛びついたせいか、涼ちゃんがよろけちゃって、慌てて守ろうとして涼ちゃんの前に滑り込んだらまさかの壁ドンされた。
流石のこれには俺もびっくりして赤面。
身体中の熱が顔に集まってくるのが分かる。
ちら、と涼ちゃんを見ると涼ちゃんも顔が真っ赤っか。
そんな俺らを見て、若井が一言。
「…あんたら本当に初心だね。」
「いやー!!いきなりびっくりしたね!!!」
俺は照れ隠しをしようと大きな声を出す。
「声でか、恥ずかしいからって照れんなよ〜笑」
と若井に言われる。
「っるせ、埋めるぞ?」
「うぉ、こわ笑」
そんなことより、涼ちゃんだ。
「涼ちゃんっ!今日俺の家に来てよ!!」
「ぅえ?僕が元貴の家に?」
「うん!俺の家に防音室あるから涼ちゃんキーボードの練習もできるでしょ?」
「…たしかに、……じゃあお邪魔しようかな。」
「やったー!じゃあ一緒に帰ろ!」
「うん、ちょっと待ってて。」
うれしい、涼ちゃんが家に来るなんて、俺は涼ちゃんが好きだと自覚してからは恥ずかしくって涼ちゃんを家に呼んでいなかった。しかし涼ちゃんに告白した今、アピールして好きになって貰うしかない。
なんとなく涼ちゃんを眺めていると、…あ、若井が涼ちゃんを手招きしてる。
若井は涼ちゃんの手首を掴んでわざとらしく振り返って俺を見ると部屋の隅っこへ涼ちゃんを引っ張って行き、涼ちゃんの耳に手を当て何か言っている…?
若井から何を聞いたのかは知らないけど涼ちゃんが途端に顔を赤く染め、若井になにか反論している。あ、涼ちゃんが若井を叩いた。
俺は涼ちゃんの背後に近づき涼ちゃんが若井を叩こうと振り上げていた手をぎゅっ、と握ると恋人繋ぎにし涼ちゃんの腰に手を回して若井に不満げな目を向ける。
「若井、俺の涼ちゃんに何してんの……」
「別にー?ね、涼ちゃん。」
「ぇ、ぁ、…うん。何でもないよ//」
嘘だ。絶対なんかあったでしょ。
「ね、涼ちゃん。俺に嘘つかないで…」
なるべく困り眉にし瞳をうるうるとして涼ちゃんに懇願する。
「えー?!涼ちゃん俺との秘密だよね?」
若井うるさい。今涼ちゃんは俺と話してんの。
「ぇ、と、また、今度教えてあげるね?」
涼ちゃんにふわりと笑って返される。
涼ちゃんに俺の懇願が効かないだなんて…!!
若井に涼ちゃんに何を言ったんだと言う目も込めて睨むがスルーされる。
くっそ、絶対次の新曲で泣かすかんな。
次回、若井泣き崩れる。
来週もまた見てくださいね〜♪
…嘘です。
個人的には涼ちゃんも初心なんだけど大森さんも初心であって欲しいという…
若井はただ元貴を煽るだけの存在で…笑
ここまで読んで頂きありがとうございました〜
次回もお楽しみに〜🙌🏻✨