テラーノベル
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「おぉ、」
「なんかすげぇ、でけぇな、」
高井の家は結構でかく庭には色んな花が咲いていた。
「入ってください!」
「お前すげぇな、三階もあんじゃんか!
しかもなんかちょーいい匂いする」
「おい、変態くさいぞ、」
「ここリビングです!寛いでてください!」
「すげぇテレビでけぇ」
俺の家2個分あるぐらいでかい、
もしや、高井は金持ちなのか?ブルジョアなのか?
「飲み物瑞とお茶とファンタとポカリありますけど何がいいですか?」
「俺ファンター!」
「俺はお茶で」
外観白くて中も白い 汚したり零したりしたら、、、鳥肌止まんねぇ!
「はい、どうぞ」
「あぁ、ありがとう」
「うめぇー!喉乾いてたからありがてぇわ!」
「それは良かったですよ
でもファンタだと余計喉乾きません?」
「え?嘘?全然!逆に元気になる! 」
「こいつは体の構造おかしいのよ、」
「お兄ちゃんー!」
「あ、すみません、少し席外します」
「あれ高井の妹か?」
「あぁ 、あれは高井の妹の里奈ちゃんだ」
「ほへー、確かに高井妹いそうだよなぁ」
「津野は一人っ子だっけ?」
「俺は兄貴が1人だけ!もう大学3年!」
「いいな上いるの俺いないから」
「心琴は下に2人だっけ」
「そうそう妹と弟、まぁ双子なんだけどね」
「へー!すごいな双子って!
あんま見ないというか珍しい!」
「一緒に生まれてきただけで性格真逆だし男女違うから疲れるよ」
「まぁ心琴面倒見良さそうだからなぁ」
面倒見いいか、
「兄ってどんな感じか?」
「俺の兄貴は〜意地悪だな、だけど頭良いし顔もそこそこいいんだぞ!運動神経は俺の方が上だけどな!」
「運動神経以外全部持ってかれたのか?」
「おい!俺だって顔はいいぞ!」
あそれ自分で言っちゃうところなぁ」
「はぁー、すみません里奈が、」
「おぉいいぞ!どうしたんだ?」
「お気に入りのシュシュが見つからないって言って聞かないんですよぉ、まぁ見つかったからいいですけど」
「見つかってよかったな」
「高井って、身長高いよな」
「それ俺も思った!高井くんなんでそんな身長伸びてんだ?昔は俺の方が高かったのに、」
「遺伝、ですかね?僕父親の方身長高いんで!」
「それはそれは羨ましいことで!笑」
「あ〜!津野先輩嫉妬しましたか〜?笑」
「なわけねぇだろ!な!心琴!」
「俺は身長に困ってないんで〜」
「心琴さんって身長何センチですか?」
「俺は、173ぐらい?高井は?」
「僕は178ですね」
じー
「俺は165だけど何か?!
まぁ!俺の話は置いといて、高井ってもうすぐで誕生日だったよな!」
「え!津野先輩覚えててくれたんですか!」
「確か7月5日だろ?丁度土曜日で休みだし家族でどっか行くとかするのか?」
「僕は普通にプレゼントもらってケーキ食べて終わりですよ!笑
でもその次津野さんでしたよね!」
「お!よく分かってんねぇ」
「というか僕、心琴さんの誕生日知りませんよ」
「そういや俺も俺も!」
「3月10日だよ」
「心琴おっせぇな!」
「一応早生まれだっつの!笑笑」
誕生日かぁチビ達にしか祝われたことないな、
母親は俺の誕生日なんて、
「…」
「心琴って秘密主義だよなぁ」
「それ!分かります!」
「だって1年も同じクラスだったのに2年になってから兄弟も誕生日も知ることになるし」
「それは言う必要ないかなーって」
「心琴それは悲しいぞ〜!」
「ちょっ髪の毛ぐちゃぐちゃにしないでっ!笑」
本当に心琴さん悲しいですよ、
好きな人がいることも言ってくれなかったし、最近の心琴さん素っ気ない態度ばっかだし、!
「突然なんですけどその好きな人ってどんな人ですか?」
「は、はぁ!?」
「うわっ!心琴照れてる〜!」
「うるさいっ!」
…自分で言ったのはいいけど好きな人が好きな人の話するとか自爆行為にも程があったな、
まぁ!僕もその人みたいになれば振り向いてくれるかもしれないし!!
「で?どんな人なんですか?」
「んー、いつもスーツで身長が高くて、顔はキリってしてるけど優しい人で、笑った顔が好き、、、」
俺は知っている高井が心琴のことが好きで
多分心琴が言っている人と言うのは男だ、ただの勘だけど言っている感じ男だ、
高井意気消沈してるし、これは多分確実
しかも心琴結構本気だ、俺もびっくりしてる
「へ〜!心琴は小柄な可愛い女の子とか好きそうって思ってたけど結構がっつりなんだな!笑笑」
「ごめんちょい小っ恥ずかしいかも」
「顔赤いぞ〜!!笑笑笑」
「あはは、心琴さんって結構ウブなんですね!」
「うるさいっ!」
「今日はありがとな!」
「こちらこそ!おふたりと話せてとても嬉しかったです!」
「じゃあな」
「はい!バイバイィ〜……………
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「お兄ちゃん玄関で丸まってなにやってんの?」
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