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神作でずっm(__)m
レイフィン
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「はぁ…」
学業や神覚者の仕事などが続き、思うように休めない今のレインは、凄く疲れていた。
それはやっとの思いで片付き、レインは部屋に戻ろうとする。
ガチャ、とドアが開く。ウサギ達に癒しを求めようとするが……
「お、おかえりなさい兄さま」
何故かレインの弟のフィンが居た
癒しのターゲットは直ぐにフィンへと変わり、フィンに寄り添う
「なんでフィンがここに居る…?」
「マックス先輩が……」
『そういえばレインが凄い疲れてたんだよね〜、今日部屋に戻れるらしいし、来てやったら?』
「って言ってて……」
「……そうか」
レインはギュッとフィンを抱きしめる。だがフィンはバランスを崩してしまい、そのままベッドに倒れてしまう。
(……あ、これ)
(兄さまガチでめっちゃ疲れてるやつだ……)
「に、兄さまっ、1回着替えないと」
「……」
フィンが呼びかけた時にはもう遅く、レインからは『スー…スー……』と寝息が伝わる。
(…まぁ、仕方ない……ガチで疲れてる系だし)
フィンもレインを抱きしめ、そっと目を閉じる。
それは、凄く、凄く幸せな感覚だった
(……ずっと、こんな幸せな時間が続いたら、なんて)
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「……ん…」
レインが目を覚めた。窓からは太陽の光が部屋に来ている。
そして、同じベッドにはフィンの寝顔。とても愛おしく、綺麗だった。
(……幸せだな。ずっとこの幸せが続けばいいのだが…)