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運命は数秒で終了しました。
不破湊 攻め 『』 × 甲斐田晴 受け 「」
【 R 無 】
読み始める前に自衛等、よろしくお願いいたします。
あくまでも私の妄想等であり、御本人様には全く関係ございません。
ご迷惑のかかる事の無いよう、ご配慮お願いいたします。
誤字脱字等、あると思いますがご了承ください。
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甲斐田side
僕の運命は数秒で終了した。
それは昨日に遡る__
友達「なぁ、お前好きな人とか居ないの?」
「んん……居ないなぁ…」
友達「顔良し、性格良し、ルックスある…可愛い子にでも告れよ笑」
「無理。ちょっと購買行ってくるわぁ…」
これは友達との会話。
こいつ良い奴なんだけど惚気多いんだよなあ…
なんか甘い物でも食べたいな~とか思いながら歩いてた。
と、その時。
ドンッ
『ッ…痛……』
「え、あ、…大丈夫ですか?」
『あぁ…ごめんな、笑 君、名前は?』
「甲斐田晴…ですけど…」
『ま、またあったら話そーな!』
「ちょ、ちょっと…あなたの名前は…!?」
と言いかけたらもうそこに彼の姿は無かった。
少し僕より低い身長、細い腕に綺麗な色の髪。
一目惚れ、とでも言うのかな、運命かも…と思ってしまった。
友達「なー、お前なんかいい事あっただろ」
「はぁ?別にないし…」
友達「俺には分かるぜ?なーんか恋の匂いがする」
「はいはい、帰るよ~」
昼休みが終わった頃、もう彼の事を考える暇もなく、いつのまにか5限目が始まっていた。
一目惚れをしたらその人の事だけ考えてしまう、なんてことも無かったなぁ、なんて考えながら靴箱へ向かっていた時。
『おーい!そこの君~!』
誰かを探しているのか、とても大きな声で誰かを読んでいる声が聞こえた。
『えっと…そこの銀髪の子!』
明確な特徴を出され、僕だ、と思いつつ後ろを振り返るとそこにはさっきの綺麗な男子高校生が居た。
「あ…さっきの……?」
『そーそー!さっきぶつかったときに落としたハンカチ、届けに来てん!』
「あ、そうなんですね…ありがとうございます笑」
僕に会いたいとか…そんなんじゃなかったなぁ……
ま、第一ぶつかっただけの人好きになる僕が可笑しいのかもね、
『ん、じゃーな!』
何度見ても微笑ましい笑顔と共に去った彼だった。
『ごめんな~待たせた?』
「いや?全然待ってない、大丈夫!」
彼を待っていたであろう人、
それは彼の彼女なはず。
つまり……
僕の運命は数秒で終了した。
不破side
『ごめんな~!待たせた?』
「ううん!全然待ってない、大丈夫!」
そうにこっと笑うのは俺の妹だった。
少し家庭に事情があり、会うのは久しぶりだった。
妹「それよりお兄ちゃん、好きな人でも出来た?」
『え、あ、は!?そ、そ、そんな訳ないやん!(動揺)』
不意打ちを食らった俺を見てえげつなく笑う妹(?)
だけどそれは事実だし……
あんなかわいい子見たことないもん
ハンカチだってすぐに気づいたけどそうしたらまた会える口実が無くなっちゃうから…ね
妹「そんなとこだろうと思ったよ~ま、また話聞かせてね!」
妹「男でも大歓迎だから(ボソッ」
腐女子な妹ちゃんでした。
次の日 昼休み
甲斐田side
「はぁぁぁぁッ……」
昨日、彼が女の子と笑って帰る姿を見てからなんだかなにもやる気が起きない。
こんな秒でしんどくなる恋なんてある?
せっかく運命だ、なんて思ってたのになぁ…
友達「まぁまぁ、何があったんか知らんけどとりあえず昼飯食おーぜ!」
『あ、甲斐田くん見っけー!』
「……!?」
なんとそこには彼の姿。
そして隣には誰もいない。
不破side
甲斐田くん、だったよね確か
俺は一緒に弁当を食べようと、甲斐田くんのクラスを一から探すことにした。
俺のターン、ドロー!(?)
必殺……階段ダッシュ!
女子「あ…不破先輩だ…!」
女子「え、どこ?」
女子「ほら、あそこ!かっこいい~!」
女子「あ、ほんとだ~!やっぱいつ見てもイケメンだね!」
女子「もう付き合いたいよぉ……」
なんか言われてる気がしなくもなくもなくもないけどまぁええや(良くない)
名前……名簿あるかな
か……か…
…あった!
『あ、甲斐田くん見っけー!』
大きな声でそう呼ぶと、彼は驚いてこっちを見た。
「え、ぼ、僕ですか?」
『だからそうやって!このクラスに甲斐田って1人しかおらんやろ?』
「なんで僕のクラス分かったんですか…?てか、あなたの名前は……?」
『あー、そういえば言っとらんかったな、俺は不破湊!クラスは階段ダッシュして一から探してん!』
「え、一から…?しんどくないです?」
『とりあえず外行こ!』
『階段ダッシュもめっちゃしんどいけど甲斐田に会いたかったからさ!』
「てか!昨日彼女さんと帰ってましたよね?僕なんかと食べちゃ…」
『……?勘違いしてるみたいだけどそれ多分妹やで笑』
「……???」
『あー、昨日の女の子やろ?俺の妹やねん、可愛いやろ?渡さんで!』
「…!?!?!?」
『なんや、彼女やと勘違いしてたん?笑』
「はい…ちょっと……」
『ちょっと??』
「や、やっぱなんでもないです!」
『ま、俺は甲斐田のこと好きなんやけどな』
「え…ほんとですか、それ」
『あたまえやろ?そうじゃなきゃ言わんし、笑』
「僕も好きです…たぶん」
『多分ってなんやねん笑』
甲斐田side
「不破さーん!帰りましょ!」
『おー!甲斐田!帰ろー!』
不破さんと付き合うことになって早2ヶ月。
僕の運命は数秒では終了しなかった。
それが事実で真実だ。
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1週間に1回とかの投稿で申し訳ないです……
1話完結めっちゃ苦手で長くなります……
私は関西人なので普段標準語かもしれんけどふわっちの関西弁は余裕です!!
リクエストも宜しければ…🙏🏻💭