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赫百
百side
赫は隠しているつもりなのかもしれない。
俺とは一回もシたことが無いくせに部屋にはストックされているコンドームやローション。
百「…」
赫が家にいない時に、こうやってこそこそと赫のことを少しでも知ろうと部屋を漁る。
こんなことしても、好かれるはずはないのに。
百「あ、おかえり!」
赫「ん」
赫の部屋から出て廊下を歩いていると丁度赫が帰ってきた。
百「…お風呂、入る?」
赫「うん」
どこに行ってたの?なんて聞かない。
聞いたところで教えてくれないから。
百「準備してくるね」
赫「ん」
スマホを弄ってばかりでこちらを1度も見ないまま赫は洗面所へと向かった。
百「入るね…っ、」
赫「…ノックぐらいしろよ。」
脱衣所へ赫のタオルと下着をもって向かうともう服を脱ぎ始めていた。
赫「…いつまでいるんだよ。」
百「ぁ、ごめ、」
裸を見てしまったから足を止めたと思われていたなら大間違いだ。
…
その背中の赤い跡、なに?
赫に好かれるために女の子になりたかった。
可愛い洋服を着始めたのが最初。
その次にウィッグを被ってパッドを入れて、メイクもした。
でも、赫に見せたら引かれた。
百「おかえりっ、♡」
赫「え、何その格好…(笑)」
百「…っ」
可愛くなれたと思ったのに。
赫「ねぇ、今日シない?(笑)」
百「えっ、」
いきなりだった。
何故かいつもより上機嫌な赫が誘ってきた。
百「するっ、したいっ(笑顔)」
赫「ん、風呂入ってきな(頭撫)」
百「…!うんっ、! (涙目)」
それでも、嬉しかった。
赫「挿れるぞ」
百「ぁっ゙…っ、ぅんッ…!」
お風呂から上がったあと、直ぐにベッドへと向かい軽く前戯をした。
初めてだからか少しの緊張感が身体を走る。
赫「っ゙…(顔赤)」
百「ふッ゙ぁっ、…ぃたいっ゙…(泣)」
快感とは程遠い、ただの痛みが下半身を支配する。
百「ね、いっかいっ゙、とまっ゙ッてッ(泣)」
何度痛いと言っても赫は止まってくれなかった。
赫「…辞める?」
百「えっ、」
やっと半分くらい入った時、赫が諦めたように呟いた。
赫「なんか全然善くないし…」
そう言って抜こうとする彼。
今さっきまでは辞めて欲しくてたまらなかったのにいざ辞めようかと言われるとたまらなく嫌だった。
百「…っ、やだっ、ごめんッがんばるからっ(泣)」
赫「…」
おねがいっ、といいかけた瞬間、
百「っ、!?い゙っ゙あ゙っっ(泣)」
赫「ふっ、全部入った(笑)」
勢いよく赫のものが俺の奥へと入ってきた。
百「っ…ぃ゙ッ…(泣)」
赫「ほら、がんばれよ(笑)」
どちゅん、どちゅんと赫のものが俺の穴に入ったり出たりを繰り返す。
この卑猥な音に聞こえるこれは、俺の精液からなのか血液なのからかは分からない。
百「おま゙たっがぁ゙っ、さけちゃ゙うッ、ぁ゙っ♡(泣)」
赫「もっと善い顔しろよ(笑)」
気持ちよくはない。ただ痛いだけ。
なのに、俺の中で大きくなっているソレを感じることが出来るだけで幸せな気がした。
俺でも感じてくれるんだって。
赫「きっつ…(笑)」
百「ひぁ゙っ゙っっッ(泣) 」
赫「大丈夫そう?(笑)」
心配の声をかけながらも腰をとめない赫っちゃん。
嬉しいのに、初めて繋がれて嬉しくないはずがないのに、頭の片隅で早くこの行為が終わらないかと考えてしまう。
百「ぃ゙ッ、あ゙ぁっ゙っっ(泣)」
赫「かわい(笑顔)」
百「…!(泣止)」
一瞬、世界が止まった気がした。
付き合ってから初めて赫から言われた褒め言葉。
百「百、かわい、?」
赫「今は1番かわいい(笑)」
それを聞いてからは、もうこの行為をいやがる理由なんてなかった。
その日を境にもしかしたら部屋にあったコンドームやローションも俺のために買ってくれたのかもしれない、という淡い期待を抱くことが出来た。
そして、何より行為中に初めて言われた『かわいい』。
百「えっちだったら、…かわいいって思ってもらえる、?」
赫に捨てられないためだったら何でもする。
赫side
ただの気まぐれだった。
色んな女を抱いてきたがどれもゆるゆるでヤりがいがない。
それなら、俺に好かれるよう良い子にしている百が1番締まりがいいのではないか、なんていうクソみたいな考えで百を抱いた。
期待通り、というかキツいぐらいだった。
ただ、久々のこの感覚に呑まれていった。
相性が悪い訳でもなかった。
俺にしては珍しく、かわいいなんて言っちゃって。
金目当てでくっついただけの、男に。
次の日、百の様子がおかしかった。
俺を見る度、「えっちしよ?」なんて甘い声で囁きやがる。
あんなに痛そうにしてたくせに。
赫「…いいよ、痛そうだったし。」
百「最初だけでしょ?最後の方はすっごい気持ちよかった、♡(笑顔)」
赫「…」
今まで1歩下がって、俺の機嫌を一生懸命にとっていた百。
その百がべたべたと俺にくっついて誘ってくる。
百「赫っちゃん、♡」
赫「っ、…」
気色悪ぃ。
赫「ただいま…、っ…」
百「っ゙ぁッ赫っ゙ちゃ゙、ん゙♡」
他の女と一発ヤって帰ってくるとローターを穴に入れた百がびくびくしながら迎えてきた。
赫「…何して」
百「んふ、赫っぢゃん゙の、ぁッ゙♡ たっ゙てるッ♡」
は?と思いながら俺のを見ると俺の思いとは裏腹に立派に勃っている俺のものがあった。
赫「っ…(照)」
百「いいよっ゙♡ぁっ゙、御奉仕ッじてあげるっ゙♡」
そう言って俺のズボンのチャックを下ろし、あっという間に俺の服を脱がす百。
赫「お前っ、」
百「んふっ゙、あぅ゙ッガン勃ち、じゃんッ?♡(笑顔)」
びくびくと震えながら俺のを必死にしゃぶる百。
赫「ぁっ、ゔっ…(照)」
百「だひてッいぃ゙よっ゙?♡(笑)」
百が口の形を「い」にする度に喉がきゅっと閉まって吸い付いてくる。
百の舌が水を必死に飲む動物みたいに絡みついてきて、限界だった。
赫「いくっ゙ッ…(赤面)」
百「あッ゙♡…ひゅ゙ッっ、おぇ゙っ(泣)」
百が1番奥まで咥えたときに出してしまい、窒息死しないかと心配になる。
赫「っ、…ごめ」
そう、謝ろうとした時、
百「んふ、赫っ゙ちゃんのでぇ゙ッ゙♡いっ゙ッぱぁ゙いッ♡(笑泣)」
壊れた百が俺の下で笑っていた。
コメント
7件
最高 、、、 っすね 。
参考 キュートな彼女