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どうも〜、らくです
前回のが短くなってしまって、こっちにすっごい詰め込むはめになりそうなので、中編をつくりました
いや、やっぱ長々しくなっちゃうんですよね
あと、前のちゃんとしたアメイギないので、一気にアメイギ多めになっちゃうんですよね
こんな舞踏会を長々しくする気ないって!!
そりゃここ結構アメイギの一大イベントではありますけどっ!
まぁ、そんなことは一旦置いときまして…
今回のも政治的意図、史実は一切ございません!
それでは〜、どうぞ!!
「はぁ…英帝のとこは子作りが盛んなもんだな。アメリカ、酒飲むぞ」
ロシア帝国は明らかに嫌そうにしながら、俺にそう言ってきたが、つい手を振り払って、父さんのところに向かってしまった
昔、こんな服を着た父さんを見たことがある
その時は泣いてて、無理矢理着せられたのはよくわかった
英帝がそんな父さんに似合ってるって言った声が頭に残っている
…英帝いわく、父さんは妻らしい
だから、そうやって、外に示したんだろう
現に、ロシア帝国は父さんのこと妻だと思ったわけだ
…そんなの、アリかよ
父さんは細くて、壊れそうで、意外に小さくて…
…俺が、助けないといけなくて、
…つい父さんに近づいて、手を掴もうとした
そこに刺さったのは英帝の視線だった
冷たくて、重ったるい視線
俺を絡めようとしてきそうな、視線
足がすくみそうになる
…そんなの、今更だ
俺は、独立できたんだから
跪く立場じゃないんだから
「…久し振りだな、クソジジイ」
本来、丁寧に話すべきなことは分かっている
でも、嫌いなんだから、仕方ないだろ
「アメリカですか。貴方という出来損ないが随分持て余されるなんて、フランス家の運も尽きたものですね」
英帝も当たり前のように、皮肉を返してくる
俺ならまだしも、フランスまで
本当に性格が悪い
だから、こうやって返してやった
「俺はお前に勝ったけどな?出来損ないって言うのはどうなんだか笑」
べーって舌を出して、薄ら笑いをする
それに英帝は微笑を浮かべただけだった
「そもそも、お前の目は節穴だろ、もっとちゃんと見とけば、俺にも勝てたんじゃないですかー?」
やっぱこいつに敬語なんて使う気はないね
反抗してなんぼだろ、こんなの
てか、独立しても俺の教育が悪いからだって父さんに言ってんのかな?
はは、どんだけ俺に未練あるんだか
…まぁ、未練あるのは、俺のほうか
黙って人形みたく佇んでいる父さんの手を握る
仮面越しでも、明らかに父さんの困惑が見て取れた
「一緒に踊ってくれないか?」
「…人の妻に手を出す気です?学んだことはなんにも理解してないようで。貴方は本当に卑しい方ですね」
英帝はそうやってくどくどと言ってきた
…なんか、反論しやすいな
「正式な妻じゃないだろ?そういうのは神に誓うのが大事だって、教えたくせに」
それに英帝は黙ったままだ
…図星か?なら、もうちょっと…
「あ〜、そんなことも分かんない?そりゃそうか、目が節穴なら、頭も足りてないもんな〜。だから負けたの?ねぇ、叔父さん笑」
「…はぁ」
英帝はため息をついたあと、父さんをスッと前に出させた
「行ってきていいですよ。今回だけですから是非、楽しんで」
「よっしゃ!」
ついガッツポーズをしてしまうと、父さんの笑い声が聞こえた
それに少し恥ずかしくなりながらも、微笑んで言う
「踊ろっか、父さん」
「…えぇ、喜んで」
そう言って、父さんは手を握り返してくれた
久し振りに触れたぬるめの手が、すごく懐かしい
そして、すっごく嬉しい
もう片方の手も握って、くるくる回って、ダンスフロアの真ん中に出る
あんまワルツは得意じゃないけど、そこは父さんがうまいことアシストしてくれて、踊りやすかった
父さんと目を合わせて、話す
「久し振り、父さん!」
喜びを顔に綻ばせて、はにかむ
それに父さんも笑い返してくれた
「えぇ、…見ないうちに大きくなりましたね」
独立のために頑張ってた時はあんまり父さんと会わなかったな
父さんは勉強サボってもなにも言わなかったし
「いつの間にかあんな皮肉まで覚えててびっくりしましたよ」
「あー、はは、まぁな」
…色々聞いてたし、分かってきちゃったんだよな、あんま使いたくないけど
「あんまりお父様に喧嘩売らないでくださいよ?貴方に危害は及ばないようにしたいので」
…俺と踊ってるのに英帝の話
心配してくれるのは嬉しい
でも、父さんの方がすっごい心配だ
「…その服、着せられたのか?」
それにふっと父さんの顔がかげった
けれど、すぐに笑顔になって、冗談みたく言ってきた
「いいえ、自分で着ましたよ。私はあの人の妻ですから、当たり前でしょう?」
あいつに言わされてるのか?
抑揚がイマイチ感じれないし、笑顔が作り笑いっぽ過ぎる
まるで、人形みたいな…
そうやって考えてゾッとした
ついぴたっと足が止まる
「…アメリカ?大丈夫です?」
「ぁ、いや、なんでも…」
今までぬるかった手がついひんやりと感じれた
父さんは、一人の人間だ
人形なんかじゃない、絶対に
そうは思っても、手を離したくなった
それでも、父さんは俺の手首を掴んで、テーブルまで引っ張っていってくれた
「疲れちゃいましたか?ワルツなんて習ってないでしょうし」
父さんはそんなことを言いながら、俺をイスに座らせてくれた
そこで父さんは手を離したけど、その手を咄嗟に掴んでしまう
「待って、行かないで、お願いだからっ」
さっきは手を離したいなんて思ったけれど、俺から離れられるのは嫌だ
離れたら、それこそもう戻れない気がして
父さんは父さんだ、俺の大切な
だってこんなに優しいんだから
操り人形なんてものじゃない
「なぁ、父さん、大事な話あるからさ、あとで庭に来てくんない?」
父さんを操り人形みたいにさせるもんか
父さんは、俺が助ける
絶対に…
コメント
4件
あ、あの…何度もコメントすみません🙏🏻💦 いれいらくさんの作品大好きで…好きなシーンのイラスト描いてもいいですか?良ければ宣伝ついでに投稿もしたいのですが…👉🏻👈🏻💭 嫌でしたら全然構わず断って頂いて大丈夫です!!
わぁあ”ーー!?!?!(((大歓喜))) まって…尊いぃ…🇺🇸くんの🇬🇧さんを取り戻したい欲求が素直に感じて激萌えです🫶🏻💞英帝との会話皮肉のオンパレードで最高ですね🫠💭…🇺🇸くんが反抗しまくってて可愛いです😌😌 🇬🇧さん…操り人形に近づいていて正直興奮s((殴 🇺🇸くん、🇬🇧さんを助けられるかな…?頑張れ! 今回も需要沢山あって読んでて楽しかったです🙌🏻💗供給ありがとうございます🙏🏻💗💗