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チューリップの赤い色を思わせる赤髪の下にある緑色の瞳は、屋敷の裏にある森の木々を水面に映した湖の色だった。

「アンドレア様はじめまして! 私はカール・ドゥ・イタッセと申します。どうぞ仲良くしてくださいね」

透明感のある緑色の瞳に見つめられて、妙にドギマギした。表現のできないその感情を持て余した結果――。

「おまえ男のクセに、下まつげが長くて、気持ち悪いヤツだな」

挨拶をすっ飛ばして、目についた事実を突きつけた俺を、カールは苦笑いを浮かべてやり過ごしたんだ。

カールにはじめて逢ったのは、俺が10歳のとき。それまでは母上が一番だった。だけど妹が産まれてからは、母上は俺に構う余裕がなくなり、寂しくなった俺は、なんとかして母上に構ってもらおうと、いたずらばかりしてしまった。

そんな俺を見た父上が、次期当主にふさわしい男にするために家庭教師を雇い、厳しい教育をほどこした。

母上に甘えたい気持ちを我慢しながら、勉強ばかりの毎日は、ものすごくつまらなくて退屈だった。それゆえに隙を見ては逃げ出して隠れたり、家庭教師にいたずらして、散々困らせた。そのせいで一週間ももたずに、家庭教師は次々と辞めていった。

そんな俺を制御しようと考えた父上は、年の近いカールを連れて来た。

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