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通路の奥へ駆けこみ、角を曲がるとやや開けた場所に出た。
そこで繰り広げられていたのは、反吐が出るような悪意に満ちた光景だった。
巻き毛の女子が床に転び、涙ながらに這っている。
そこへ、入宮たちが愉悦に歪んだ表情で迫っている。
「やめろ!」
俺が声を張り上げると、巻き毛の女子はすがるような表情で俺らを見つめる。
「だいじょうぶ?」
素早くアリスが抱き起こして、彼女を保護してくれた。おかげで、俺らは安心して入宮たちと対峙できた。
「なんだよジャナイ。お前もこんな深層まで来ていたのか?」
「入宮、これはどういうことだ? 説明してみろよ」
「どういうって、なぁ?」
入宮は一緒にいる異世界人の男子、それに、妙に派手な女子と顔を見合わせた。
「オレはご主人様の命令通り、ちょっと楽しもうと思った**************************
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