テラーノベル
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※病み表現有
※🐿️🦟有(微)
※口調不探偵
※百合
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「」 … 🎧️
『』 … 🐹
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『〜~〜~!ーーー!』
「(今日も…こはねは絶好調だな)」
透き通った声、時には力強い声も、そうやってどんな歌い方でも完成度の高いものを用意してきてしまうのが私の相棒。正直、成長スピードにも驚いてるし、純粋にすごい!って思いたい。というか、思ってる。でも…こはねに思ってることはこれだけじゃないの。
『…ちゃん!杏ちゃん!』
「、ッあ…ゴメン、どうしたの?こはねっ」
『__ううん、唯ぼーっとしてたから』
『大丈夫かなって…少し心配になっちゃって。』
…ああ、優しいなあ、こはねは。自然と大丈夫だよって笑顔で答えちゃう。それでも心配を欠かさないでいてくれる。でも、その心配は”相棒”としての心配。私が求めてて、求めるべきじゃない感情とは全く違うんだ。…気付けば、重く沈んだ気持ちのまま練習も終わって、こはねとは別々に家路についた。
「今日…こはねに変に思われちゃったかな…」
「(私がこはねを好きだって思ったのはもうずっと前から)」
「(でも…こはねにこんな想いを押し付けちゃいけない。)」
そうやって、今日も自分に言い聞かせる。こはねは相棒として心配してくれてるんだから。私は、相棒にしかなれないんだから…。気付いたら目の前が真っ赤に染まってた。もう手当てをする気力も湧かなくて、簡単に洗ってその日は意識を手放した。
「今日は〜~…あれ、練習なかったんだ。」
「何時もはあるからなんか変な感じ。」
「せっかくだし、寄り道して帰っちゃお!」
って機嫌が良さそうに独り言を呟いたけど心の何処かでこはねに会えない…なんて思って少し悲しくなる。そんな事を考えてたからなのか、自然とこはねの学校の近くまで来てしまった。直ぐに引き返そうと身を翻したんだけど、その時にはもう遅かった。
『あれ…杏ちゃん?』
『珍しいね、杏ちゃんがこのあたりに来るの。』
「こ、こはねッ!?ぅ うん…今日は練習もなかったし…」
一番会いたくて、会いたくなかった人に声をかけられては、驚きを隠せないままそう伝えた。でも、そこでやっと昨日切って、放置し続けた傷を隠していないことに気付いた。不味い、と思って直ぐ腕を強引に背中に隠したけど…バレてないかな。
『ふ〃、確かに練習がないとあまりやる事もないもんね…って』
『杏ちゃん、腕隠してどうしたの?』
あ…バレる。どうしよう。昨日だって心配させちゃったばかりなのに、またこはねに余計な心配させちゃう。それだけは絶対に嫌。何かあったのかと伸ばしてくれた相棒の手を反射的に振り払った。
「ぁ…ご、ゴメンこはね、!」
「ごめん…本当、私どうかして…」
『…杏ちゃん、その傷…』
振り払ったっていうのに怒る様子も見せないでそっと私の腕の傷を持った。なんで?普通怒らないの?なんで、叩いたのに…そんなに優しくしてくれるの?何も言わないで抱きしめてくれた。その事が、暖かくて、嬉しくて、自然と視界が歪んで、らしくもない言葉を並べた。
「こはね、ごめん…私、…私…」
「…好きなんだ。こはねの事、相棒としてじゃなくて。」
ああ、言ってしまった。もう…一緒に歌えなくなるかもしれない。こはねだけじゃなくて彰人達にまで迷惑かけちゃう。ううん、一番迷惑がか買ってるのは間違いなくこはねだ。もう怖くて顔も見れない。
『杏ちゃん…。』
”相棒としてじゃなくて。”って、意味を考えれば考える程目の前にいる人が愛おしく見える。きっと、怖くて目を合わせてくれないんだろうけど、私は否定なんてしない。受け入れたい。ってちゃんと思える。だから、無理に顔をあわせないまま答えるよ。
『…私も、杏ちゃんの事が好きだよ。』
『えっと、相棒としてじゃなくてっ…杏ちゃんと同じ意味で…』
ホントに?って、顔を上げて笑ってくれた杏ちゃんはもうすっかり何時も通りだった。昨日のことも、ずっと一人で悩んじゃってたのかな。…でも、何もしれないまま終わらなくて、良かった。
短くて申し訳なさすぎる…!!!!!!!!
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コメント
1件
は、え、ちょ、もう最高すぎるんですけど!?!?🫵🫵 天才?天才だよね!!もうめちゃくちゃ感謝ありがとう😭😭😭