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主人公視点:🚑
⚠色々と解像度低め、初心者のため下手くそ
※この作品は、百合表現や𝖼𝗉としての描写はありますがあくまでも二次創作として書かせていただいてるので、ご本人様にとって嫌な気持ちになるようなセンシティブな物は避けて書いていますのでご了承ください。
◇最後の運命◇
「あ…」
「ん?お前は…」
偶然、あいつに出会ってしまった。
(最悪だ…絶対に会うはずないとか思ってたのに、)
「…あん時のサツか」
「ち、違う…」
「嘘つけ、めっちゃ目泳いでるじゃねぇか。…それに警官の姿で居るくせに誤魔化せると思ってんのか?」
「…」
無事、交通安全週間も終わり…いつものように周辺を自転車でパトロールしていると、あの時に彼女に会ってしまった。
「…チッ、あいつまたか、」
「?」
彼女がじっと何処かを睨み、ボソッと何かをつぶやいた。
「まあいい…私はもう行く。じゃあな」
「え、ああ…」
彼女の姿を見送ろうと立ち止まっていると…ある事を思い出した。
『じゃあ、あの子と次会ったら運命って事にして最後にもう1回恋愛したら?笑』
あの時、交番でぼたんに言われた事だった。
(運命か…これが例え、運命だとしてもあたしはもう、)
“ 恋 は し た く な い “
彼女の後ろ姿を見届けてからまたパトロールを再開した。
【交番】
「あれ、なんか浮かない顔してるね〜?」
「気のせいだろ、それよりも…」
「あ、分かった。もしかして、運命の子に会っちゃったとか?笑」
「運命じゃないって、」
「ふーん、会ったんだ。で、話しかけた?」
「挨拶だけはしたけど、」
「えー連絡先交換しなかったの!?」
「それじゃあ、職務中にナンパしてるみたいになるだろ。」
「あーなるほど…じゃあ、職務中じゃなかったら交換する気あったんだ」
ニヤニヤとこちらを見ながら言うぼたんをスルーし、そのままロッカールームへと入った。
「…はあ、」
(ぼたんのやつ、スバルの反応見て面白がって…)
後輩の悪戯心に頭を抱えながらも、慣れているので今更どうかしようとも思わない。
ピロンっ、🔔´-
スマホから通知音が鳴った。
「ん?誰からだろ」
スマホを手を取り、メッセージを確認するとちょこ先からだった。
(ちょこ先か…)
メッセージの内容は、久しぶりに2人で飲みに行かない?というものだった。
(最近は色々と立て込んでて誘いを断ってばっかだったしな…まあ、今日はこの後なんも無いし、行くか〜!)
いいよとだけ送ると、すぐに返信が来て、集合する店と時間が送られてきた。
(返信早っ…ええっと、いつもの店に8時か。今が5時半だから全然間に合うな)
「あれ、スバル先輩もう上がりだっけ?」
「うん、この後用事も入ったからもう行くわ。またな、ぼたん」
「はーい」
そのまま交番を後にし、一旦家へと帰った。
「ただいま〜」
ドアを開け、室内に入るとそこには衣服が散らかっており、床に物が散乱していた。
「うわぁ…」
異様なまでの部屋の散らかり具合に自分でも引いてしまうほどだった。
(最近、トワが部屋を綺麗にしてくれたばっかなのにな…)
もはや、ここまで早く部屋を汚部屋に出来る自分に才能すら感じる…と言ったら、きっとトワは怒るだろうな、、
流石にもう怒られるのは懲り懲りなので、部屋の掃除に取り掛かる。
1時間後_
「ふぅ、これでいいだろ…」
1時間でだいぶ部屋も綺麗になり、先程とは見違えるほどになった。
(あ、でも約束の時間まではまだ結構あるな…まあ、暇だし少し早く家を出て近くを散歩でもするか)
服を着替え、黒いショルダーバッグを肩にかけ、家を出た。
(一先ず、店の前に着いたけど…まだ約束の時間まで1時間はあるぞ、?)
どう時間を潰そうか考えていると、
「スバル〜!」
後ろから誰かに名前を呼ばれた。
「うわっ!?…ってなんだ、ちょこ先かよ〜、驚かせんなって!」
「ごめんごめん笑…にしても、まだ時間じゃないのにちょことの約束楽しみにしてくれてたの?」
「いや、普通に暇だったから早く来ただけ」
「はぁ〜…そこはそうだよって返さないと女の子にモテないよ、スバル」
「別にモテたいって思ってないし、男女問わずに」
それにモテたところでな…
「ふーん、そっか。…ところで、まだ引きずってるの?」
「え?」
「いや、何でも無い!!とりあえず、お店入ろっか」
「うん」
「それで仕事はどうなの?」
「楽しいよ。そういうちょこ先は?」
「あたしは別に変わらずかな〜。」
「そっか」
「あ、てかぼたん様から聞いたよ〜?…運命の子見つけちゃったんだって?!」
「…」
ぼたんめ…あいつ、よりにもよってちょこ先に言ったのかよ…
「いやいや、ぼたんが変に話盛ってるだけだから…。
それに、運命の人とかいるわけないし笑」
「…まだあの時の事がトラウマ?」
「え?」
「スバルが積極的に恋愛する人じゃないって事はわかってるけど…数年前のあの日から、露骨に恋愛を避けてるでしょ? 」
「別に避けてはないけどさ…」
「恋愛を強制する訳じゃないけど、ちょっと心配だから…」
「ちょこ先ありがとう。…でも、もう大丈夫だから」
「そう…ならこれ以上は何も言わないわ。けど、何かあればいつでも相談乗るから」
「うん、ありがとうねちょこ先」
その後は恋愛の話題に触れる事は無く、2人で楽しく飲み明かした。
「ちょこ先…大丈夫?」
「…だいじょーぶ!」
「タクシーとか呼んだ方がいいんじゃ、」
「だぁいじょーぶだってっ!」
かなり酔いが回っているのか、ふにゃふにゃとした喋り方をしている。
(…スバルはお酒苦手だから飲んで無いけど、ちょこ先はめっちゃ飲んでたしな、)
そろそろ閉店するとの事で、2人で店を出たが…こんな状態のちょこ先を一人で返す訳にも行かず…
(さっきからタクシー呼ぼうとしても、いいからって止められるし…)
このままグダグダしていると、終電を逃すことになる…
どうしようかと考えていると、
「またアンタか」
後ろを振り返ると、今日のパトロールで出会った彼女がいた。
「あ、」
…また会った。本日二回目のあいつ
「…なんでここに?」
「偶々だ」
「そ、そっか」
「「………」」
喋ることが無くなり、お互いその場にずっと立ち止まっていると
「…早くアンタの女連れて帰って行けば?」
「はっ?…いや、ちょこ先はそういうんじゃ、」
「へぇ〜」
「何ニヤけてんだよ?」
「その女はお前に気がありそうに見えたけどな」
「は?何言って…」
「ま、送迎頑張れよ。じゃ、またな」
「え、あ…ちょっ、、」
(早く誤解を解かないと、)
え?
なんで、スバルは…あいつの誤解を解こうとしてるんだ
別に誤解なんか解かなくても、
「すばる、?」
「あ、ちょこ先…今タクシー呼ぶからちょっと待って」
「やだ…」
「スバルも乗ってくからさ、いい大人が駄々こねるなって…笑」
そうして、何とか…タクシーでちょこ先を無事に家まで送り届け、その後自分の家に帰宅した。
「あ”ぁ〜…疲れた、、」
ベッドに倒れ込み、大きなため息をつく。
(…また会っちゃったな、)
“運命”では無いんだろうけど、
次会ったら、”偶然”では無い気がする。
(って、まだ3回しか会ってないし…ぼたんとかちょこ先が変な事言うから……)
「もう忘れよ…」
流石にまた、会うことなんて無い。
でも、もし…
次会ったら…これはただの偶然じゃなくて、
「嘘だろ…」
「また会ったな」
本当に”運命”になる気がする。
To be continued_…