テラーノベル
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※あくまで二次創作!苦手な方はここてまストップ!
💜:めあ
🩵:てん
👻:メンバー(イメージにおまかせ)
てん視点:
レッスン室の鏡張りの壁に、時計の針が刻々と進むのが映っている。開始時間を5分過ぎた。まだめあは来ない。
👻「めあ、まだかなー」
誰かが言った。俺はなんでもない顔でストレッチを続ける。でも指先がいつもより冷たい。
10分。15分。先生が仕方なさそうにレッスンを始めようかと言いかけたとき俺は「もうちょっと待ちましょう」と口を挟んでいた。声が少し掠れて、自分でも驚いた。
他のメンバーがちらっと俺を見る。そうだよね、俺がめあの遅刻を気にするなんて珍しい。いつもは笑って流すのに。
20分。30分。
鏡の中の自分と目が合う。笑えてない。これ、嫉妬に似てるのかもしれない。めあの時間を俺以外の何かが奪ってるみたいでそんな自分に苦笑いがこぼれた。
昨日のメッセージ、既読はついたのに返信はなかった。だからって約束したわけじゃない。わかってる。でも。
胸の奥がじりじりと熱を持っている。怒りでも寂しさでもないもっと湿った感情。俺が待ってるって言ったのに、それでもめあは俺のところに来なかった。その事実が、肌の下を這うみたいに疼く。
結局レッスンは少し遅れて始まった。俺はいつも通り明るく振る舞えてたと思う。でも振りのキレが甘いって先生に言われた。自分でもわかってた。体の中心が、空っぽみたいだったから。
1時間が過ぎたころ、レッスン室のドアが静かに開いた。
💜「すみません、寝坊して……」
めあがぺこぺこと入ってきた。髪は少し寝ぐせがついていて、首元の肌がほんのり汗ばんでいる。走ってきたのかもしれない。ぺこぺこ頭を下げて顔を上げたとき、俺と目が合った。めあの視線が一瞬で揺れてすぐに逸らされる。
ああ、避けられてる。
その確信が、俺の奥底で小さく燻っていた何かにそっと火をつけた。
メンバーが笑いながら声をかける。めあはもう一度「ごめんなさい」と言って急いで準備を始めた。俺は一歩後ろからそれを見ていた。細い背中。少し赤くなった耳。全部、視界に収めておきたかった。
🩵「めあ遅刻しすぎ。罰ゲーム決定ね」
いつものノリで言った。声はちゃんと明るくできてたと思う。みんなが笑ってめあもほっとしたように小さく笑った。その笑顔に、俺の胸の熱がまたじわりと広がる。
レッスンが終わった。みんな汗を拭いて片付けを始める。めあはシューズを脱いでいるところだった。今日はほとんどレッスンできてないから、たぶん残って自主練するんだろう。そういう真面目なところがめあの癖なのに。
🩵「めあ」
呼び止めた声は、自分でもわかるくらい甘さを含んでいた。
めあがびくっとしたように顔を上げる。その瞳が不安げに揺れていてそれがたまらなく愛おしいと思った。逃げようとしてるなら、追いかけたくなる。そういう性分なんだ俺は。
🩵「ちょっときて」
他のメンバーに「めあと予定あるから」と手を振って、めあの手首をそっと握った。細くて少し冷たい。でも逃がさない。
レッスン室の隅鏡の前。夕陽が差し込んで、俺たち二人の影を長く床に落としている。
さつえつ大好き
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きらー
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めあはうつむき加減で、俺の言葉を待っている。その睫毛がかすかに震えていた。
🩵「遅刻しないでって、言ったのに」
口に出したら思ったよりずっと低い声になった。拗ねているようで、責めているようででもたぶん、ただ欲しがっているだけだ。
めあがぱっと顔を上げる。申し訳なさそうに眉を下げて。
💜「ごめん……アラーム止めてて……メッセージちゃんと見たのに……」
見てくれてたんだ。それでも俺のところに来るより、布団を選んだんだね。
その事実が、ちりっと胸を焼く。
🩵「俺さ」
鏡の中の自分と目が合う。ああ、これはもう隠せない。目が飢えてる。
🩵「めあが来なくて、レッスン集中できなかった」
めあの目が少し見開かれる。その表情が昨日の教室で俺が近づいたときと同じで。だから俺はもう少しだけ、もっと深くまで踏み込もうと思った。
🩵「なんでだと思う?」
一歩近づく。めあは答えない。でも逃げない。そのことが、俺の中の何かをじわじわと解かしていく。
💜「わかんない……」
めあの声が小さく震えた。その震えすら、今は甘い。
🩵「じゃあ教えてあげる」
もう一歩。靴の先が触れ合う距離。鏡越しじゃなくて、直接めあの瞳を見つめた。夕陽に染まったその肌に手を伸ばしたくなるのを堪えて、代わりに声だけで触れる。
🩵「俺、めあが想像してるよりずっと、めあのこと欲しがってるよ」
めあの息をのむ音が、やけに大きく聞こえた。
🩵「遅刻したのも、俺に会いたくなかったからじゃないよね?」
確かめるように、ゆっくりと首をかしげる。めあは小さくでもはっきりと首を横に振った。
その仕草に、俺の口元が自然と緩む。
🩵「じゃあ、いいよね」
壁に手をついてめあの逃げ場をそっと塞ぐ。心臓の音がうるさいのは俺の方かもしれない。でも、そんなのどうでもよかった。
🩵「昨日の続き、俺は冗談だなんて思ってないから」
耳元でささやくように言うと、めあの肩が小さく跳ねた。その反応すら今はただ愛しくて。俺は声をひそめて、めあだけに届くように続けた。
🩵「だから、次に遅刻したら……もっとすごい罰ゲームだからね」
そう言ってゆっくりと体を離す。めあは耳まで真っ赤で、何か言いたそうに口を開けたり閉じたりしている。
🩵「なに?」
俺は問いかけた。するとめあが口を開いた。
💜「じゃあ、今日うち来てよ、、、」
🩵「え?!」
💜「てんが朝起こして」
🩵「いいの?!」
💜「うん、、」
🩵「じゃあ、めあのうちで続きできるね」
めあは黙り込んだ。
🩵「拒まないんだ」
少し笑いながら言った。
💜「いーから早く帰ろ」
少し照れたようにめあがいった。
🩵「はーい」
レッスン室をでて二人でめあのうちに向かった。
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つづく
リクエストなどあったらコメントしてみてください〜😊(ペア名書いて!)
コメント
1件
きらーさん、第2話読みました…!😭💕 てんの心情描写が細かくて、待ってる間の焦りとか「俺以外の何かに時間を奪われてるみたい」って感覚、すごく伝わってきたよ…!「目が飢えてる」って表現がエモすぎるし、最後の「うち来て」からの「続きできるね」の流れ、ドキドキが止まらんかった…!次回も楽しみにしてます⋆♡