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今夜は満月魔物の力が増す日….
力が増すと大抵の人間じゃ到底敵わない
そう…大抵の人間じゃ___
外が五月蠅い…
あぁそうか今日は満月か…
そんなことを考えていると__達が来た
「___!今日くらいは外でない?」
「そうだぞ__!」
「…体力落ちるぞ」
「…王様は黙っててくれない?」
「王様言うなボケェ!」
「__..!もー…ほら___!行くよ!」
「ちょ…__!!」
同胞達に手を引かれ外に出る
そこでは人間と魔物が争っていた
とても五月蠅かったので屋敷に戻ろうとした、勿論止められたけど
そうしたら
クロネコがきた
クロネコが魔物に近づく
あぁ、死ぬだろうな___
するとクロネコは魔物の首を喰い千切った
クロネコが真っ赤に染まる
__なんだ…?なんだあれは…
クロネコから目が離せない
どのぐらい時間が経ったか分からない…
不意にクロネコが此方を見る
ぁ
「…___!どうしたの?」
「あ、もしかして彼奴が欲しいのか!?」
「__が欲しいって相当気に入ったってことだね」
「だな!っておい!__そっちは…」
…欲しい____
あの、夜の闇にも消えない山吹色の瞳を持ったクロネコ…否、少年が___
嗚呼、そうだ、ならば奪ってしまおう
その光が絶えぬように自身の傍にずっと__________
____気がづいたらとても暗いところにいた
…さっきまで俺は何をしてた…?記憶が曖昧すぎる…
あたりを見渡す、するとジャラッ…と音がする
嫌な予感がする
取り合えず姿見がないかあたりを見渡す
そうしたらとてもデカい姿見があった
姿見を覗くと、何故か自分は見覚えのない服を着ていてさらには
首輪、手錠、足枷を付けていた
…あーもう全然分かんねぇ…!
そんなことを考えているとどこからかガタンッと音がした
クロネコは警戒を強める、すると前方から光が漏れた
…誰だ…?
「起きましたか?」
「….」
「急に連れてきてしまいすみません、俺はこの屋敷の主人の友人です」
「主人は今少し忙しく、そのかわりに俺が来ました」
目の前の男は聞いてもいないことを教える
「…なんで俺はここにいんだ..」
「ああ、その説明がまだでしたね、ですがこれは俺の口からは言うなとツっ……主人から言われてまして」
男は何かを言いかけた
……気になることが多すぎる…でもやっぱ一番は___
「……なぁお前は…」
一度深呼吸をする
「お前は….”吸血鬼”か?」
男の瞳が鋭く光った___