💚「…という訳で」
🖤「心配かけました…」
💙「そんなふうには思ってない」
🤍「そうだよ、2人で解決できて良かったね」
目の前にはラウールとしょっぴー。
この2人にもなんやかんやと迷惑をかけたので、報告とお礼を兼ねて晩ご飯に招待した。
🤍「今回の事はめめが悪いけど、阿部ちゃんも伝わる言い方って難しいよね。何しろめめだし」
🖤「俺だしって何だよ」
💚「それは俺も反省した、めめに伝わる言い方を考えたらこんなに拗れなかったよね」
🖤「阿部ちゃんまで!」
口を尖らせてたらしょっぴーに、お前がわかろうともしなかったんだから仕方ないだろと言われてしまう。
💙「あと、呼ぶんならちゃんと隠せ」
💚「え?」
💙「キスマ見えてる、首」
🤍「わ〜、俺気づかなかった」
💚「えっ、マジ!?やだ!」
一瞬で茹でダコみたいに真っ赤になった阿部ちゃんが洗面所に逃げていく。
💙「めめも見えるとこにつけんなよ、仕事に響くだろ」
🖤「盛り上がっちゃってつい…」
🤍「生々しい事言わないでよ、まぁ仲直りできたって事だよね」
💙「…阿部ちゃんめめしか見えてないし鈍いから気付いてないけど、今回の件でお前らが険悪なの察して阿部ちゃんに声かけてる奴ちらほらいたんだぞ、ちゃんと捕まえとけよ」
🖤「うん…」
ふっかさんの顔が浮かぶ。
面と向かって宣戦布告してきたのはふっかさんだけだったから、他にもいたなんて思わなかった。
🤍「めめも鈍感だもんね、そういうとこ」
💙「ほら帰ってきたぞ、怒られろ」
首にテープを貼った阿部ちゃんは完全に拗ねた顔をしている。
隣に座り、俺にだけわかるように足を踏む。
🖤「いった!」
🤍「やだぁ阿部ちゃん、態度じゃなくて言葉で伝えなきゃ♪」
💚「知らない!」
俺たちが思いを上手に伝え合えるようになるのは、まだまだ先かも知れない。
コメント
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最高すぎますな😆😆