テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第 2 話
ス イ カ を 口 に 運 ん だ 時 、 風 鈴 が な っ た 。
チ リ ン…
そ う 、 音 が な っ た 時 、 君 は 現 れ た 。
紫 「 … え 、 ?」
? 「 … 」
紫 「 え っ と … ど ち ら 様 、 ?」
目 に 入 っ た の は 、 ケ モ 耳 と 尾 が 生 え たピ ン ク 色 の 髪 の 人 … ?
一 体 誰 な ん だ こ の 人 、
? 「 こ こ が 人 間 世 界 、」
紫 「 え っ と ぉ 、 ?」
? 「 っ ! ? こ れ が 人 間 ! ?」
両 頬 を む ぎ ゅ っ と さ れ 綺 麗 な 目 と 合 っ て し ま っ た
? 「 お っ と 、こ れ は 失 礼 、」
紫 「 あ な た は 一 体 … ?」
桃 「 俺 は 桃 。」
桃 「 御前《おまえ》は 誰 な ん だ ? 」
紫 「 僕 は 紫 」
桃 「 そ う か 、」
紫 「 暑 く な い ? 大 丈 夫 ? 」
桃 「 少 し 暑 い な 、」
紫 「 こ っ ち 来 き て 。 涼 し い で 。」
桃 「 あ り が た い 」
紫 「 涼 し め た ?」
桃 「 嗚 呼 、 あ り が と う 。」