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は、、、灰七タグがない⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️
私が作ります。
・灰七
・死後2人で幸せに生きる話です
・解釈不一致、キャラ崩壊が許容できる人のみご
覧下さい
そこには、湿った地下室の匂いも 錆びた鉄の味も 絶望に焼かれる皮膚の痛みもなかった。
「……」
視界に飛び込んできたのは、抜けるように青い空と 穏やかな草原
頬を優しく撫でるそよ風が心地良い。
「ななみーーーッッ!!!!!!」
鼓膜を突き抜けるような、聞き覚えのありすぎる底抜けに明るい声がした。
次に視界に飛び込んできた少年。短く切り揃えられたこげ茶の前髪、太陽の光をそのまま反射させたような瞳、見てるだけでも暑 苦しいほどの満面の笑み。
視界に飛び込んできた少年は、
「はい、ばら…」
私の同級生、灰原だった。
「くるの早いよ〜ッ!!僕、七海がおじいちゃんになるとこ見たかったなぁ…」
「…貴方が言うことですか…」
「はは、そうかもね!」
眉を垂らして笑う姿、
ずっと恋しかった顔だ。
ガバッ──
「……」
「七海?」
「………」
「…会いたかった……」
不意に声が漏れた。
「……」
一瞬の間。
灰原がどんな顔をしているのか見れないのが惜しい。
「…ふふ、僕も…
僕も、会いたかった!!」
優しく抱きしめ返された。
ああ、これだ。
あの頃の温かさ。
心地が良い…
「ねえ七海、僕、ずっと待ってたんだ
七海には長生きしてほしいのに早く会いたくて堪らなくて…」
「でも、やっと会えたね」
「…そうですね」
無邪気な笑顔、
「なんか、懐かしいですね」
「懐かしい?」
「懐かしいです…
懐かしくて、温かい…。」
ぬるいそよ風が髪の毛を揺らした。
「それならよかった!」
「……」
「七海、僕さ、やってみたいことがあったの」
「はい 」
「七海のことを下の名前で呼んでみたい!!」
「……はい…」
「え、いい?!」
「べつに…」
「え、呼ぶよ!?」
「どうぞ…?」
なにをそんなに躊躇してるのか。
「…け、けんッ……
……けん、と…!!」
「ぶふっ」
思わず吹き出した。
可愛い…。
「笑わないでよ!」
「すみません…」
首まで赤く染めたこげ茶の髪の少年を横目に見て、心の底から湧き出た感情があった。
「好きです、灰原。」
「…えっっっっ?!」
「灰原は、私のこと好き?」
「えっっ、も、もちろん…ッ!!!」
赤く染まった顔がさらに赤く染まった。
すりっ…
無意識に少年の頬を撫でた。
「…!!…ッ、………!」
「んふ、灰原、ずっと一緒に居てくれますか?」
少年は明らかに動揺して言い淀んだ。
「えっ、もっもちろん、、!!いいの?!」
「いいですよ。一緒に居たいです」
無意識に口元が緩む…。
「僕も…!!!」
少年は嬉しそうにそう言った。
「…そうですか。幸せ者だな。」
「僕もだよ!!」
「ふふ、そうですね。」
「そう!」
終わることのない時間。そんなもの、嫌にも程があるけど 貴方と一緒なら幸せだ。
終わり