「ふぁぁぁ〜!!よく寝t」
「おい星街ッ!」
「ッ…!ビビったぁ、、、なんすかいきなり」
「いきりなりじゃなくて、なんで授業中に寝て、イヤホンつけて曲聞いてんだ!」
「いい曲っすよ『ワカバ』。先生も聞いたらハブられてる人やじめられてる人の気持ちになれますよ。」
「もう、、、高校一年生になったばかりなんだから、ちゃんと高校生らしくしなさい…」
「は〜い」
適当に返事し、授業を聞く。寝ていたが授業が終わるまで10分もある…
微妙な時間で起こしてくんなや。口からその言葉が出そうだったが、なんとか抑えた。
ひまだな、みこちに会いたい…そんな気持ちでいっぱいだ。私たちは付き合った。”付き合った”という言葉を聞いただけでにやけてくる。それぐらい嬉しかったんだ。みこちに会うために真面目に授業受けますか……
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「スバちゃ〜ん」
「どした?」
「今さっきの授業内容わかんなかったから教えてー!」
「はぁ!?あんな真面目にノートとってたから偉いなって思ってたら、わかんなかったのかよ…」
「うん!」
「元気な返事だな、、、いいよ。みおしゃのところに行って一緒にやろう!」
「やった!」
勉強する道具を持って教室に出る。出た途端に何かにぶつかった。
「「うわっ!」」
「いててて…」
「すみまs、、、あ、みこちかごめん」
「おい!なんで適当なんだよ!」
「ふはっwごめんて」
「ああ、すいせいちゃんだっけ?」
「すいちゃんでいいですよ」
「本当?じゃあタメ口で話してよ」
「おい、、、みこを早く立たせろよ。」
「自分立てよ…」
「みこちゃん一人で立てない☆」
「……すいちゃんも暇だったら一緒に図書室で勉強しない?」
「いいの?行く行く!」
「もう自分で立と、、、」
そんな会話をし、ミオちゃんに『図書室で待ってるね!』と送った。
「ひまぁ〜」
「勉強しろよ、、、わかんない所あるんでしょ?」
「これだからみこちは、、、」
「だってー、、、勉強血苦手なんだもん」
「じぶんから教えてって言ったじゃん」
「ふっふっふっ、残念だがそれは罠だ!」
「…………は?」
「教室だったら周りが、うるさいからここにきただけ」
「いや、図書室だったら大きい声出したらまずくね?」
「でもスバちゃん元から声でかいから意味ない、、、」
「すいちゃん!?」
「確かに、、、」
「みこちも…」
「やっほー!」
「ミオしゃ!助けてこの二人g」
「そこの子達!静かにしなさい!」
「「「「…はい」」」」
「なんでうちまで、、、」
「そういえば、みこちとすいちゃんって付き合ったんでしょ?」
「「えっ!?」」
「な、なんで知ってるの?」
「だって、生徒会長が言ってた。」
「生徒会長?」
「生徒会長は朝早く登校するからね。なんか物音すると思ったらお前らがいたらしい。友達情報」
「うちも知ってるよ!話題になってた!」
「はぁ!?やばくね?」
「…まあいっか、私のみこちだと分かるようになったし」
「お、おまッ…//」
「うわぁー、、、ラブラブやん」
「うっさい!ラブラブじゃない…//」
「写真撮っていい?」
「どうぞ〜」
「よくない!ちょッ!」
「_____?w」
「_______!!」
「________…//」
…楽しいなぁ
こんな生活がずっと続けばいいのに、、、
あの日、いじめっ子からやっと離れられたみこちに、また被害が起こるとは誰も思っていなかった、、、、
次の小説へ続く…