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“注意事項”
・二次創作
・ロフマオメイン
・世界滅亡した後の想像のお話
・空想上の化け物出てきます
・死ネタ
・半分(?)獣化します
これらが大丈夫な方はどうぞ!!!
甲斐田視点
突然だが、人が消えた。僕…いや僕らろふまお以外の人が見渡す限りいない。
何処に行っても圏外だし、なんか建物に苔が生えてたり、…なんか地球が滅亡したif世界みたいだ。
寝て起きたら世界滅亡〜…ってどんなタイムスリップものだよ。最悪だわ。
冷蔵庫の中身もほぼ腐ってたし本当にタイムスリップしたんだろうか、?
研究していた魔も白骨化しているやつもいれば塵になってたやつもいた。
「わ〜。ガチなんもないわ〜。」
今は海際の丘の上に居る。人が居なくなってから少し海が綺麗に見える。
「なんか、どうしましょうかね。我々。」
「確かに。ご飯も無いしここで野垂れ死する事になりそうなんですけど。」
「待ってそれ嫌過ぎるんですけど!!」
確かに周りには本当に何も無い。丘の後ろは瓦礫やらなんやらが積もりに積もっている。何か巨大なものでも引き摺られてったかのように。
「…そういえば、ろふまお畑今どうなってるんでしょうね?」
「確かに!今丁度気になってたとこっス!」
「不破くんは話合わせただけでしょ?」
「いやガチっすよぉ!」
こんな世界になっても調子が変わらない3人に感服した。僕もう既に疲れたよ…
「まぁ、確かに畑を見に行く価値はありますよね。」
そう剣持さんが言う。
「こっからだときっと遠いだろうし車探しましませんか?」
社長が提案を出した。すぐに僕らはOKを出し、早速街中へ行った。
こんな荒廃した世界でガソリンが残っててまだ動けそうな車があるってどんなに虫のいい話なんだろうかと思いながら、動きそうな車を探した。
「ん〜…ないぞぉ…なさすぎるぞぉ…」
皆で範囲を決め探しているがそんな都合の良い車は中々見つからなかった。だけど代わりに駐輪場らしきものは見つけた。自転車もまだ使えそうなやつが何輪かある。
「…!まぁ無いよりかはマシだよね、!」
心ルンルン気分で皆の所に行き、早速駐輪場へと連れて行った。
「やるじゃん甲斐田!見直したぞ!俺コレな!」
「甲斐田くんの割には結構使えそうなものを見つけれましたね。」
「甲斐田さんの癖にやりますね!」
そう皆口々に言っていく。普段役に立ってない言い方やめてくれ心に刺さる()
各々自分が乗る自転車を決め、早速走っていった。大体こういうのは社長が道を覚えている。僕らは社長の後ろについていった。
_____________
「ゼェッ…ゼェッ…」
「しゃちょお〜。喉乾いたぁ〜。」
「あ〜…確かに…言われてみれば、ですね。」
「甲斐田くん疲れすぎw気持ちは分かるけどねw」
走り始めて早数十分。疲れた。朝から何も飲まず食わずだと流石にヤバい。
「!なんかある!」
「えっ、ちょ、アニキ!?」
不破さんが自転車を停め、ある方向に一直線に駆けていった。
目的の場所に着いたや否や、ピタッと止まり、箱?の中身を覗き込み始めた。僕らも後を追って、不破さんが見ているものを見た。
「ぅわうまそー!いただきまーす!」
「ちょ、不破くん未知のものは食べない方が。」
「???」
「ってもう食べてる!?」
「っえ不破さん!?吐き出しなさい!ペッて!」
「お前はお母さんか!」
箱に入っていたのは食パンの8枚切りの奴と謎の瓶が8つ。
「ッんぐ、…ぅえ?どした?ただのパンやんけこれ。」
「まぁ見た感じはそうですけど…!」
「特に何もないしいけるんとちゃう?」
3人同時に箱の中に入ってる食べ物達に目を向けた。正直僕も、社長も、もちさんも腹減ってるだろうし…こっから先食べれるかも分からない。
「まぁちょっとくらいなら…」
そうもちさんが言ってパンに手をかけ、1枚取りだした。
「…まぁ少しくらい頂いても大丈夫か。」
と社長。
「ゴクリッ…い、ッ、いただきまーす!!」
僕も遂にはパンを頂いた。全員結構お腹空いていたみたいで、箱の中全部、瓶の中の飲み物さえも飲み干していた。