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『もっと私を楽しませろ!』
💙『遊びのつもりで戦ってんじゃねーぞ!化け狐!』
💚『・・・ちょっと翔太!落ち着いて!』
❤️『ああなったら翔太はもう止まらないよ。』
💚『・・・簡単な相手じゃないのに・・・』
❤️『それはちゃんと翔太も分かってるから。』
💚『・・・なんでそんな冷静に・・・けどさすがゆり組・・・』
❤️『・・・こういう時でも阿部は俺たちに反応するんだな・・・笑』
渡辺と宮舘も加わって3人で狐のような敵と再度戦い始めた。
『軟弱だ。ソナタの水も。』
💙『くそ!貴様!』
渡辺が水を打ち出すが、やはり生きているかのように自由に動く何本もの尻尾に簡単に破られてしまっている。
💚『・・・俺も・・・っ!』
❤️『阿部!』
渡辺を助けて再び戦おうと動き出した阿部だが膝から崩れ落ちて危うく宮舘に支えられた。
満身創痍の身体で更に敵に傷付けられて壁に叩き付けられて・・・阿部の身体はもはや限界を超えていた。
❤️『・・・無茶するな。彼奴は俺と翔太で何とかするから阿部は回復に専念するんだ!』
宮舘は阿部を抱えて少し距離を置こうと下がった。
『隙があるぞ!』
💙『しまった!』
❤️『翔太!』
渡辺の僅かな隙を逃さずに尻尾を伸ばしてきたのを見て宮舘が急いで阿部の所から渡辺の前に入り炎を纏った刀で受け止めていた。
💙❤️『うわっ!』
💚『翔太!舘さん!』
・・・しかし止めきれずに2人で吹き飛ばされて後方の壁に激突した。
『まずはお主たちからだ!』
💙❤️『・・・・・・・・・・・・っ!』
敵は不気味な紫の小さな球を幾つも出して壁に凭れたまま座っている渡辺と宮舘に向けて放った。
その球は熱を持っており怪しい炎の球のようなものだった。
『そのまま焼けるがいい!叫び声を聞かせてみろ!』
💙『・・・炎なら・・・俺が・・・』
渡辺が何とか身体を動かして右手の刀を振るおうとした時だった。
『ぐはっ!』
💙『・・・なんだ?』
❤️『・・・攻撃が・・・消えた?』
渡辺と宮舘に迫っていた黒い火の玉が全部消えていた。
『・・・貴様・・・!』
💚『・・・隙だらけなのは・・・お前もだ・・・!』
❤️『阿部!』
敵の身体中に棘のようなものが刺さっていた。
阿部が植物の針を作り敵を攻撃していた。
技なんてもう出せる力はないと阿部の事など気にしていなかった敵は血まみれになり怒りに満ちた顔を阿部に向けた。
ボロボロの阿部が油断していたとはいえ敵に攻撃を当てることができた理由は特訓の成果だ。
岩本や向井、目黒に特訓を手伝って貰いながらどんなに固い相手や物にも貫通できる鋭い針を作れるようになっていた。
💙『お返しだ!』
❤️『はああああああ!』
『ぐわあああああああ!』
戸惑っていた敵に渡辺と宮舘が水と炎を纏った刀で斬りつけた。
『・・・バカな!・・・私が・・・人間なんぞに!』
💙『うるせぇ!さっさと消えろ!』
渡辺が水を放って止めをさした。
💚『・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・』
限界だった阿部はそのまま座り込んでいた。
❤️『阿部!しっかりしろ!』
💚『・・・大丈夫・・・』
💙『大丈夫には見えねぇよ・・・』
❤️『・・・すまない。無茶させてしまった。』
💚『・・・いや、2人が来てくれなかったら俺はあのままやられてた。・・・それに2人こそこれ以上は・・・』
💙『俺たちはかすり傷だしいいから!重症人は大人しくしてろ!』
💚『・・・だけど・・・』
❤️『分かってるよ。ちゃんと限界が来たら終わりにするから。』
渡辺と宮舘もボロボロになっているのだが阿部に回復の能力を使っている。
以前なら少し無茶して能力を使ったら倒れてしまっていたがルドルフに負けて能力の他にも体力も向上させて今は少し傷を負っていて能力を使っても倒れることは少なくなっていた。
❤️『これで終わりだ。』
💚『・・・ありがとう。』
💙『だから言っただろ?以前の俺たちじゃないんだよ。』
💚『そうだね。』
2人に応急処置をしてもらった問題なく阿部は立ち上がった。
💙『・・・まさかまた落ち込んでるってことはないよな?』
💚『・・・え?』
💙『敵がどんな奴だろうと乗り越えようって約束しただろ!暗い顔すんな!・・・それに佐久間だって大丈夫に決まってるだろ!』
特訓していたのにまた追い詰められてしまった事を悔やんでいた阿部に渡辺が声をかける。
💚『・・・うん。・・・ありがとう・・・』
💙『・・・別に・・・そんな顔されたら俺だって嫌なんだよ!』
💚『カッコよかったのに照れないでよ笑』
💙『・・・照れてないし・・・』
❤️『翔太こそさっきまで怖いって言ってたけどね笑』
💙『涼太!』
💚『・・・へぇ?笑』
💙『止めろ!そんな顔で見るな!』
正体不明の怪物が暴れまわっていた事でお互いの仕事が中止になってしまったが3人の笑い声が響いていた。