____夕日って、こんな綺麗だったっけ
こんなのも、あの頃の私には
想像も出来なかっただろうね
全部全部君のおかげ
君が、私の光になってくれたから。
潔「夕日、綺麗だろ」
夢「…うん。全部潔のおかげだね」
潔「俺のおかげって…笑」
ふはっと笑うその笑顔が好きだ
潔「俺も、夢のおかげで毎日楽しいよ」
夢「冗談はよしこさんなんだけど?」
潔「冗談じゃないし、よしこさんって誰だよ笑」
君のその真っ直ぐなところが好きだ
想いが伝えられなくても
この関係が続けばいい
この関係さえ、続いてくれれば。
潔「夢」
夢「どうしたの?」
潔「…好きなタイプ、教えて」
そう、私に聞いてきた潔の耳は
少しだけ赤くなっていた
なにそれ
少しでも期待してしまう
そんな私は本当にバカかもしれない
私は潔の耳をがっちり抑えた
夢「潔みたいなひと」
潔「え、なんて言った?」
夢「……もう言わない」
潔「はあ?もっかい!笑」
夢「ヤダね」
この想いは伝わらなくていい
伝える気は全くない
ただ、この関係がずっと続きますように
夢「…てか、潔の好きなタイプも教えてよ」
潔「えー…笑」
潔「…俺の好きなタイプは夢みたいな人かな」
夢「………なんて?もっかい言って」
潔「はあ?俺の好きなタイプは!夢!!」
夢「聞こえなぁい、潔声ちっちゃいよ」
潔「うっざ!!聞こえてんだろ!」
夢「本当に聞こえてないよ笑」
たとえ、両想いだとしてもね。
❤︎❤︎❤︎
次のお話で完結だと思います
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