テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
続きです。
ごちゃごちゃしてます
zmsha要素あり
side em
結局電話は取らなかった。
今取ってもどうしたらいいのか分からないし。
私があの後学校に行ったのは2週間ほどたってからだった。
その2週間の中ではもうどうでもいいようなそんな気がした。
学校に行くと色んな人に心配されるのではなく、特定の人からしかされなかった。
ゾムさんやシャオロンさんからも。
そんなことはどうでもいいけど。
その日は何の変哲もなく学校が終わった。
問題は学校から帰っているときだった。
ゾムさんとシャオロンさんが仲良く2人で歩いている。なぜか気になった.
あんなことがあったというのに、
2人の後をつけていると、いつも別れている場所ではなく違う所に向かっていた。
嫌な予感がしたけど、やめなかった。
そしたら彼等は人目のつかない公園に来て、飲み物を買い楽しく喋っているいるようだが、何かがいつもと違うかった。
見ていくと、ゾムさんの右手が上がり、シャオロンさんの頬に触れる。そしてふっ、とシャオロンさんのほうえ顔を近づけた。シャオロンさんの長い髪を手で耳にかけ、その拍子にすっ、と目を閉じるシャオロンさんの横顔が見えた。
気がついた時にはその場から逃げるように踵をかえしていた。
分かっていた。多分、学校に来たときから。
可笑しいと思った、やけに距離が近かった。あの後、付き合ったのだろう
私には到底無理だったことを、勇気を振り絞って。
気がついたら最寄りの駅まで走っていた。
ふらふらとした足取りで、駅のベンチに座る。
さっきの光景が頭の中に浮かぶ。
幸せそうなゾムさんの笑顔。
私には見せてくれなかった。
あぁ、なんだろう、なんかこれ
「 ………死にたい 」
ふとそんな声が出た。
1番乗り場に上り電車が参ります。アナウンスが聞こえた。
いっそこの電車にでものって誰も知っている人がいない町にでも逃げてしまおうか。
そう思い、電車に乗り込もうとするとぐいっ、と腕を引っ張られた。
??「 なにするつもりや。 」
聞いたことのある声だった。
em「……え、? 」
声の主のほうえと、顔を向けると。
知っている。この人確か副生徒会長だ。
名前は、
em「 トントンさん…… 」
そう言うと彼は少し驚いた様子で、
tn「なんや、名前知っとんのか。 」
em「え、えぇ」
流石に副生徒会長を知らないまでの物知らずではない。
tn「んで、なにしようとしてたんや。 」
答えろと言う圧が出ている。
em「電車に乗って帰ろうとしていたんですよ。」
それを遮るように口を開いた。
tn「嘘やろ。 これは上りの電車やぞ。
お前がいつも帰るときに乗っとるのは下りやん。 」
なぜ知っているのか、
tn「不思議そうな顔しとるけどいつも電車で会いよるで。 」
いつもは電車で本を読んでいるので、あまり人の顔などは見いない。
tn「今日の朝も、会ったで。 なんなら目の前すわっとったけど。 」
そう言われ今日の事を思い出す。
薄々覚えている気がする。
確か目の前の人も同じ作者の本を読んでいたから。
まさか副生徒会長がいるとは思ってもいなかった。声しか聞いたことがなかったから。
em「確か、 居ましたね。 」
少し納得した様に言うと、やっと分かったかという顔で此方を見てくる。
tn「………少しはなそか。 」
カラン カラン……
連れて来られたのは、近くにある喫茶店だった。
tn 「何か飲むか、? 」
メニュー表に目線を向けながら聞いてくる。
em「あ、じゃあ紅茶を 、 」
tn「ん、」
私がそう言うと彼は注文ベルをならし店員を呼ぶと中から若い女性の方が出てきた。
tn「ブラックコーヒ―と、紅茶で 」
店員は注文を聞き終わるともう一度注文を確認し中へと戻っていった。
tn「んで、ほんまは何しようとしてたんや ? 」
一気に忘れようとしていた事がよみがえる。
em「いえ、 特に、 ……」
疑問が湧いてくる。なぜこの人は私の事をそんなに知りたがっているのだろうか。
副生徒会長だからか、こういうのは見逃せないのか。
少し鋭い目付きで此方を見てきて心臓がドキッとした。
何かを見透かしているような、そんな目をしていた。
彼は口を開き、
tn「そんな事言われても、「生きる希望を失った。もうどうにでもなればいい。」みたいな顔しとったやん。」予想が的中していてまた心臓がドキッとした。
tn「なんや、ゾムのことか 。 」
急に出てきた”ゾム”という言葉に驚いていると彼は口を開いた。
tn「なんや、ゾムから聞いてないんか。
彼奴、生徒会入ってるから付き合いがあるねん。」
ゾムさんが生徒会に入っていることなんて聞いてなんかいなかった。
何故教えてくれなかったのか。
その様なことを思っていると、「お待たせしました。」と頼んでいた飲み物が運ばれた。
「有り難うございます」
彼がそういえばと口を開くと、
tn「後、シャオロンも最近入ってきたな。」
”シャオロンも最近入ってきたな。”その言葉が頭を流れる。
最近入った。
何時だろう。私が休んでいた時期にでも入ったのだろうか。
良いチャンスだと思って。
でもそういうことならば、シャオロンさんはゾムさんが入っていることを知っていたのか。
今回だけの違和感だけでは無かったのだ。
思い返すと、シャオロンさんと話すゾムさんの笑顔は明るくて幸せそうな笑顔だった。
そうか、
もう知らない間に2人は”両思い”だったんだ。
ははっと、乾いた笑い声がこぼれた。
ぽたっ、と机に涙が落ちる。
トントンさんは驚いた様子で此方を見た。
何を自分は浮かれていたのだろう。
何に対して嫉妬していたのだろうか。もう2人は両思いだったのにそれに気づかない馬鹿な私は、チャンスがあると心の中で思い、罪のない人に対して憎悪などの感情を抱き、独りで泣きわめいて、絶望して
馬鹿みたいやな……笑
あぁ、今本当に思うわ……
「 死にたいってこういう気持ちなんやろか、笑 ………… 」
言葉がポロリと落ちる。
トントンさんは立ち上がり、私の隣まで来ると、
口を開いた。
tn「…今まで頑張ったな 。 」
そう言うと彼は、優しく微笑み、私の頭を撫でてくれた。
その手が温くて、優しい体温だった。
涙が止まらなかった。引っ込んだはずなのに。
急に涙腺が壊れたみたいに。
知りもしない人に対してこんな所を見られるなんて恥ずかしいが、そんな思いはどっかに飛んでってしまい。泣いていた。
区切ります。
りくのやつ書いてあるんですけど進まなくて、すいません。
それでは、また。
コメント
3件
毎回楽しく読まさせていただいてます😆文面が綺麗でとても読みやすいです✨エミさん幸せになってくれー!!😭😭
最高すんぎ