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初めまして!
娥輝と申します。(ガキと読みます)
初投稿ということで、今回はノベルで書かせて頂きます。
それではどうぞ!
※CP要素あり、キャラ崩壊するかも
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???「はぁ…」
僕は心底呆れている。何故こんな奴と遭遇してしまったのかが不思議で堪らない。
???「どうしたんだい…?君とは会ったことないはずなんだけど…」
???「…あぁ、なるほど。君は呆れているのかい?」
こいつは何故かニヤニヤして笑っている。気色悪い。
–
数分前
最近の僕の趣味は、”散歩”だ。
なんだって?お前には合わないだと?フンっ、君に言われたくないね。
僕はやることがないから、散歩しているだけだ。口出しをするな。
…ああ、そうだ。名前を言ってなかったね。
僕は”放浪者”だ。
???「…おや?」
何か嫌な声が聞こえた。”アイツ”じゃなければいいが。
???「ちょっと、君!」
喋りかけてきただと…??どんな神経をしているんだ、コイツは。
???「いやー、誰か居て良かったよ…。危うく迷うところだった……」
コイツはファデュイ執行官第11位の”公子”タルタリヤだ。
タル「ここの行き方ってわかるかな…?わからなかったら良いんだけど…」
地図を見てきた。行きたいところに指を指し、そこを見てみると赤いバツ印がついていた。
どうやら、ここに行きたいようだ。任務なのかは知らないが。
放「ここは…、フォンテーヌですか?」
タル「ああ、そうだよ。もしかして、わかるのかい…?」
放「実際に行ったことはないですが、道ならわかりますよ。」
タル「おお、そうなのかい…!!」
放「書く物を持っていますか?道のりに線を行きたいのですが…」
タル「ああ、持っているよ。…はい。」
なんでコイツの話に付き合ってるんだ。選択を間違えた。
放「……はい、引きました。この通りに進めば着くと思います。」
タル「おお!ありがとう!えーっと、君の名は…」
放「名は無いですが、今は放浪者と名乗っています。」
タル「放浪者…?それじゃあ、放浪者くん。」
放「…なんですか?」
嫌な予感がする。コイツのことなら、君と戦ってみたいとか言い出すだろう。コイツは、いわゆる”戦闘狂”だ。
タル「暇なら一緒に着いてきてくれないかい…!」
放「は?」
つい本音が出てしまった。
彼は少々驚いた顔をし、元の顔に戻る。
タル「君はそんなことを言うのかい?」
放「はぁ…」
–
これが今の状況だ。
タル「着いてきてくれないと泣くよ…? 」
なんなんだ、コイツは。僕のことを探ろうとしているのか。
放「…君には心底呆れたよ。まさか君がこんな奴だったとはね。」
不思議そうな顔をする。
タル「こんなにも豹変するとは…。君に興味が湧いてきた…!」
放「は???」
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第一話・終