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フォンテーヌ水路異常調査。
タ「今回の合同調査、この二人でお願いね。」
ヌ「……私が単独で対処可能だが。」
リ「俺も同意見だな。」
タ「でもさー。」
書類ひらひら。
タ「水路、監獄区画と繋がってるでしょ?」
ヌ「管轄上、確かに協力は合理的だ。」
リ「仕事なら断らねえよ。」
タ(内心)
(いいね〜!)
⸻
調査開始・距離遠
地下水路。
水音だけが響く。
ヌ「水質は通常値……だが流速が不自然だ。」
リ「流れ、奥に引っ張られてるな。」
ヌ「監獄側で何か工事は?」
リ「許可してねえ。」
並んで歩くが距離は一定。
職務的。
無駄ゼロ。
タ(遠隔観戦)
(理性カンスト組だな……燃える。)
老朽足場が崩れる。
リ「危ねえ!」
ヌヴィレットの足場が沈む。
即座に腕を掴むリオセスリ。
引き寄せ。
距離急接近。
リ「無茶すんなよ、審判官。」
ヌ「助力に感謝する。」
だが――離れない。
リ「……もう立てるか?」
ヌ「……ああ。」
それでも数秒保持。
⸻
観戦席(配管上)
タ「接触成功。」
空「また見てるの!?」
ダ「……手慣れてきたな。」
⸻
協力作業・距離縮小
異常源は巨大水門。
同時操作必須。
ヌ「私が制御弁を。」
リ「じゃあ俺が圧調整。」
狭い足場。
肩が触れる。
リ「落ちんなよ。」
ヌ「その言葉は君に返そう。」
作業中、何度も手が触れる。
その度、微妙な沈黙。
作業完了後。
水門停止。
静寂。
リ「なあ。」
ヌ「何だ。」
リ「アンタ、仕事以外の顔あんのか?」
ヌ「あるつもりだが。」
リ「想像つかねえな。」
ヌ「君こそ。」
リ「俺?」
ヌ「公爵としては粗野だが。」
リ「褒めてねえだろ。」
ヌ「だが――」
視線を向ける。
「配下への配慮は誠実だ。」
リオセスリが一瞬黙る。
⸻
タ「評価イベント入った。」
空「好感度+10くらい?」
ダ「……もっと高い。」
⸻
帰路途中。
水門が再ロック。
退路遮断。
(もちろんタルタリヤ仕込み)
リ「マジかよ。」
ヌ「内部圧が戻ったか。」
狭い待機室へ退避。
距離が近い。
沈黙。
水音だけ。
リ「……アンタさ。」
ヌ「何だ。」
リ「俺のことどう思ってる。」
ヌ「職務遂行能力は高い。」
リ「仕事の話じゃねえ。」
沈黙。
ヌ「……粗野で。」
リ「だから褒めてねえ。」
ヌ「だが。」
一拍。
ヌ「信頼に足る。」
リオセスリの目が揺れる。
リ「アンタはさ。」
ヌ「うん?」
リ「もっと距離取るタイプかと思ってた。」
ヌ「努力はしている。」
リ「してるのかよ。」
ヌ「だが――」
少しだけ視線を落とす。
ヌ「君といると、緩む。」
リ「……は?」
ヌ「監獄という環境で秩序を保つ君の姿勢は――」
言葉を選ぶ。
ヌ「安心感がある。」
⸻
タ「来た。」
空「重い系だ。」
ダ「確定ラインだな。」
⸻
リ「審判官サマが、俺に安心?」
ヌ「不服か。」
リ「いや。」
一歩近づく。
狭い室内。
逃げ場なし。
リ「嬉しいけどな。」
ヌ「……。」
リ「俺もアンタといると気が楽だ。」
視線が絡む。
リ「立場とか関係なく話せる。」
ヌ「私も同感だ。」
沈黙。
だが離れない。
リ「なあ。」
ヌ「何だ。」
リ「仕事抜きで会う気あるか?」
ヌヴィレットが一瞬目を見開く。
リ「茶でもいい。」
「酒でもいい。」
「散歩でもいい。」
一拍。
「俺は――アンタともっと話してえ。」
静かな水音。
ヌヴィレットが頷く。
ヌ「……私も望む。」
リ「そりゃ良かった。」
笑う。
距離、もう自然。
タ「第四組、成立。」
空「大人……。」
ダ「静かだが深い。」
⸻
任務後
地上帰還。
タ「おかえり。」
リ「お前仕組んだだろ。」
タ「さあ?」
ヌ「合理的な任務だった。」
リ「乗るな審判官。」
だが――
並ぶ距離は近い。
以前より自然に。
タ(内心)
(静かなのもいいな!)