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偉大な四神様 第3話







コンコンッ

弦月「はい」


不破「こんちゃーっす!」


弦月「あっ朱雀様、こんにちは!」


不破「玄武のお世話の手伝いに来ました〜」


長尾「お!あざます〜」


弦月「今はお昼寝中なので、起きたら遊んであげてください。」


不破「じゃ、部屋で見てるわ!」






不破「…ソロー」


甲斐田「スゥ…スゥ…zzz」


不破「よぉ寝とるなぁ〜」


甲斐田「…ンゥ…?」


不破「ん?起き…ッ?!」


シュンッ

不破(なんやあれ…魔物か?)


魔物「キキキッ」


魔物が甲斐田の近くに行き、甲斐田を攫っていく


不破「…は?」


甲斐田「アゥ…?」


不破「待てや!!!」


魔物「キキキッ♪」


不破(くそっ…早いっ!)


不破(でも…!)


不破「舐めんなっ!」


魔物「キキッ!?」


不破「はぁっ!」



不破「甲斐田!大丈夫か?!」


甲斐田「……。」


不破「…甲斐田?」


甲斐田「…ア…ウゥ…」


不破「…やばいな…!」


長尾「朱雀様?なんかすごい音が聞こえたんすけど…って?!」


長尾「甲斐田?!ちょっ!今弦月呼んできますんで、甲斐田お願いします!」


不破「甲斐田…!」





弦月「…これは多分魔物に触れたからじゃないかな…」


不破「魔物に触れただけで…」


弦月「はい。今の玄武様は、小さく抵抗力も無い幼子ですので、魔物に触れただけでも熱が出てしまったりします。最悪の場合は死に至ることもありますが、この状態でも四神ですので、熱だけで済んだみたいです…。」


不破「…すまんな、俺が居たのに守れんかった。」


弦月「朱雀様は悪くないですよ。魔物が入ってくることなんて、ほとんど無いんですから。」


長尾「…やっぱ玄武の力が薄れて結界が弱まってるか。」


弦月「そうだね、いつもなら、邪気があるものは結界の中に入れないのに…。」


不破「…一応二人も呼ぶか。」






加賀美「なるほど、そんなことが…!」


剣持「とりあえず今は、玄武が熱出してて、眷属の二人はそのお世話。その間の玄武邸の結界が不安定って話ね?」


不破「そゆこと〜」


加賀美「では、結界は青龍にお願いしてもいいですか?」


剣持「え、僕??」


加賀美「えぇ。だって、あの方のお墨付きでしょう?それに、私と朱雀よりもあなたの方が上手いですし。」


朱雀「頑張れ青龍〜」


剣持「…はぁ、わかったよ。でも、玄武みたいにはできないからね!」


加賀美「えぇ、ありがとうございます。それでは私と朱雀は、暫くの間交代で北に訪れて、魔物の様子を見ましょうか。」


朱雀「あ〜い」


弦月「すみません、皆様。ありがとうございます。」


剣持「大丈夫ですよ。それに玄武にも、貴方がたにもお世話になりましたし。」


不破「俺はさっき玄武のこと守れなかったし!そのこと挽回させてや!」


加賀美「いつものお礼、ということで。任せてください!」

この作品はいかがでしたか?

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