テラーノベル
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「ひとりぼっち」
・jpya
・死ネタ
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「ねぇっ!ねぇじゃぱぱ!!」
「ッッじゃぱぱってば!!」
なんで、なんでこうなっちゃったんだろ。
昨日まであんなに普通に過ごしてたのに…
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「からぴち _ 周年おめでと〜!!」
じゃぱぱのその声を合図に一斉に12人がクラッカーを鳴らした。
今日はからぴちが結成されてから _ 年目、お祝いのケーキも用意してみんなでお祝いをしていた。
開始から数時間後、映画を見るということになりお菓子やら飲み物やらの買い出しを頼まれたじゃぱぱとゆあん、2人は家を出て徒歩で行ける近くのコンビニまで行った。
「なー、これとかよくね?」
「ん?えめっちゃいいじゃんロシアンルーレットとかにしようぜw」
ゆあんが見つけたお菓子で悪いことを考えていた2人。シェアハウスに帰ったらお菓子に色んな物を入れてロシアンルーレット形式で遊ぼうと悪戯っ子な笑みを浮かべていた。
お酒を買おうとしてゆあんが年齢証明に引っかかったりして楽しく買い物を済ませた。
コンビニから歩いてまたシェアハウスに戻ってきた。珍しく明かりがついた豪邸は辺りを明るく照らしてくれていた。
帰ったらパシリに使ったメンバー達に文句の1つでも言う準備をしていた2人は、玄関扉を開けてシアタールームへと急いだ。
「たっだいまー!」
「お前ら!酒買ってきた、ぞー…」
ゆあんが開口一番大きな声でただいまを言って、後に続いたじゃぱぱがビニール袋を片手にそう言った。
けれどそこに広がった光景に持っていた袋を落とし唖然とした。
「…ぇ、まっ…ッ」
「ッのあさん!?たっつん!!」
準備画面で止まったままの映画、いつもなら聞こえるはずの賑やかな声がしんと静まり返って、クラッカーの火薬の匂いや食べ物の匂いなんてしなくて、今ではその空間に錆びた鉄の匂いがこびり付いていて、だらんと体を横にするメンバーの姿がそこにはあった。
「ねぇ”なんで!起きてよッ!!」
信じられないくらいの吐き気がして、ゆあんは思わずその場に座り込んだ。
いくらじゃぱぱが声をかけても瞼をぴくりとも動かさないメンバー達、一体この数十分に何が起こったというのだろうか。
空き巣?強盗?それとも無差別殺人鬼?
そんなの考えてもみんなは帰ってこないのに、ゆあんは唖然とその光景を見ているしかなかった。
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ゆあんが気づいた時にはもう全部終わっていて、恐らくじゃぱぱが通報やら何やらしてくれたのだろう。
ソファに座っていた自分の腰を持ち上げて、近くの椅子に座るじゃぱぱに近寄った。
その目からは生気が感じ取れなくて、こんなリーダーを見たことがなかったゆあんは戸惑った。
けれどその表情だけで全部分かってしまって、2人だけ取り残されたんだと実感してしまったゆあんはじゃぱぱに縋るように、親に安心を求める子供のように抱きついて泣いてしまった。
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いつの間にか寝てしまっていて、朝を迎えるとじゃぱぱがゆあんの手を取って外に出かけた。
着いた先は小洒落たカフェで、中に入り朝食をとった。じゃぱぱはコーヒーを頼みゆあんはモーニングを頼んだ。
サクサクと焼かれたパンが美味しくて、つい夢中になって食べるとじゃぱぱが微笑んだ。
それがどうしようもないくらい嬉しくなってゆあんも微笑み返した。
朝食を済ませた後は遊園地に行った。大の大人2人が遊園地という事実に多少は引いたが案外楽しくてこれもまた盛り上がった。
昨日起こった事件なんて無かったように感じられて、けれどふとした時、ここにみんなも居たらと考えてしまって、やっぱり悲しさと虚しさ寂しさが溢れてきた。
そんなゆあんを見たじゃぱぱは黙って彼を抱きとめた。
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「ねぇっ!ねぇじゃぱぱ!!」
「ッッじゃぱぱってば!!」
いくら叫んでも手を離してくれない。
耳の奥に響くような重低音がゆあんの恐怖心をより一層深く抉った。
「ねぇやだッ”!!」
「離してよ”ッッ!!!」
段々近づいてくる電車の音、振り返ってくれないじゃぱぱの背中が凄く悲しくなって、このままだと2人とも死ぬということを感じてしまって、涙が溢れてやまなかった。
ゆあんはまだ死にたくなかった。これからの人生まだ歩めるし沢山色んなことができる。
「ッッじゃぱぱぁ”!!」
泣きながら普段出さないような声を上げた。電車がすぐそこまで迫った時、じゃぱぱはゆあんの手を離した。
車輪と線路の擦れる音と共に目の前が赤い鮮血で染まった。
ことおと
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コメント
6件
死ネタで初めて見たかも、、 電車での♡♡♡、、
ッえ " … まって もう '… 泣いて しまった … 😭 4 ねた とか 書くの うますぎ ませんか !?!? ほんと !!
えちょ急に江戸からの温度差で風邪引いた ゆーちゃんの書くのこういう系のお話ほんとに好きなんよね😭