「こ、こうくん!来たよ!」
僕はインターフォンを押して挨拶をした。
「んあ”?あぁ、恵介か…待ってろ。」
…変わってなさそうで何より。
て、いうかんあ”って怖すぎでしょ…。
押し売りじゃないよ僕は
「で、何の用だ?」
「会いたかったから来た!」
「は?」
「え?」
…?会いたかったから来るって普通じゃないのかな。
「ハァ…上がれよ…外でずっと立ってるとか客観的に見ると変な若者だぞ。
それにお前髪の毛青いからなんかヤンキーに見えると思う」
「ゔ…」
否定が…できない…
もう髪の毛鈴音と同じ感じに染めようかな…(泣)
…やっぱり部屋も綺麗なまんまだなぁ
お花の匂いしそう。大人だなぁ〜 僕も大人だけど
「あ…そういやお前、雪江とは付き合ってんのか?」
「あぅぶぅきろつれしる」
「落ち着け馬鹿」
雪江ちゃんはこうくんの娘で僕の恋人だ。
「う…うん」
「おー。このまま結婚まで行くのかな…」
真剣な顔して悩んでるこうくんにちょっと焦った。
すると不吉な笑みでこうくんは言った。
「まぁ…お前が雪江を支え続けられる自信があってお金の管理や育児、仕事に専念できればの話だが…フッw」
「怖い!こわいよこうくん!」
こうくん恐ろしぃ…現実味があるからさらに恐ろしぃ…
続く
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