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卯惟奈)変わらずわ愛いのぅ…ミオは
ーーーミオ視点ーーー
ミオ「…ん、ここは…、」
アビス「ぁ、起きましたか?」
ワース「お〜、起きたぞ」
アベル「起きたかい?」
マッシュ「モッモッモッモッ」
フィン「姉様!」
ランス「…起きたか」
ドット「ンーンーッッ!!」
ミオ(…何この空間。顔面偏差値やべぇ、というかドット君はなんで包帯ぐるぐる巻きで…?)
アビス「大丈夫ですか?半日も寝てましたよ。」
ミオ「半日も?!」
(二度とあの薬は飲まないでおこ…)
フィン「…姉様、後でパーティーがあるんだけど来る?」
ミオ「え、行く行く!」
アベル「動いたら傷に触るよ」
ミオ「でも、です!」
ランス「…本当にいけるのか?」
ミオ「…まぁ、手と足は動かせるし、なんとか」
ワース「んじゃ、オレは帰るわ。」
アベル「良いのかい?」
ワース「…すいません。ちょっとやらねぇといけないことが。」
アベル「わかった。気をつけるんだよ」
ワース「はい。」
ワースを見送った後、一番に口を開いたのはアベルだった。
アベル「…ワース、君の事すごく心配してたよ。」
ミオ「え、ワース先輩が?」
アベル「ミオが倒れてからずっと付きっきりだったよ。後で礼を言った方が良い。」
ミオ「…わかりました。」
フィン「姉様、大丈夫?」
ミオ「大丈夫、結構動けるからさ!」
「それより、ドット君の方が…」
ドット「ンンンーーー!!!ンーー!!!」
ミオ「…息できてるの、それ、」
マッシュ「多分大丈夫、」
ミオ「えぇ…」
医務室の先生「面会の時間は終わりです。」
アベル「わかった。じゃあ今夜、302号室で待っている。」
ミオ「わかりました!」
フィン「じゃあね、姉様。」
ミオ「また後でね、フィン」
フィン達がカーテンをくぐって医務室を出ていくのを、カーテンの隙間から見るミオ。そういや、パーティーって言っていたけれど、なんのパーティーなんだろうと疑問に思った。が、眠気が襲って来たので考えるのをやめにして夜まで寝ることにした。
ーーーnot視点ーーー
???「この子、だったよねレインの妹は」
「すごく可愛いなぁ〜♡」
誰かが独り言を呟いている。おそらくミオのベットの前にいるのだろう。だがミオのベットを覗いてみても、誰もいない。声のする方を見てみると、少しだけ、空間が歪んでいる。
「あっ、やばいべ、」
少しだけ、白いカーテンに触れたのだろう。その姿があらわになった 背丈がとても小柄で、両目ともどこかおかしい。花の髪飾りを身につけて、アドラ寮のローブを着ている。
「トランプ…と」
スペードの10に触るとまた姿を消した。
「少しやばいなぁ、…!やばい、逃げよ!」
「またね、レインの妹さん」