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真はいつの間にか眠っていた目を覚ますと辺りは暗くステータスを確認すると20:58だった。
「なんか忘れてる気がするな−−−!」
時は20:59分になり真は疾走を使い訓練場へと着いた。
「皆んな集まってたんだね」
真は皆が集まっていることに少し驚いた
「まぁ、忘れはしないよな」
「あんな事もあったしね」
(あの時やったあれか」
「では皆さん1分数えるので隠れて見つからないようにしてください!そうだ、誰かがここから逃げないようにアトミル見張ってて」
「うん」
「では、始め!」
真は目に黒い布を巻き1分数えた
(多分見つけられないだろうな前言った通りにしてればだけど、そう簡単に見つかるわけもないよなあれって半分嘘みたいなもんだし)
「一回上行くか」
するとそこには3人いた
「え−−−」
そして箱の中には1人
「−−−」
木の上に1人
「」
(簡単に見つかりすぎじゃない?相手は子供だとしても隠れる場所って言えるかどうか怪しい所もあるし)
「ねぇ、エティスが隠れてみてくれないか?」
「良いよ」
「即答だね。」
真は目にまた黒い布を巻き1分数えた
「あの時剣を手に持っただけで特別な何かがあるってわけじゃないよな」
真は適当に探したが見当たらなかった
「俺の負けだ!出てきてくれ!」
すると魔力を限りなく0に近くし皆が集まっている所の木の上に隠れていた
「凄いじゃないかそこなら皆の魔力があり魔力探知をしてもエティスのは見つけられないし遮断されている」
「そ、そう?なら良かった!」
真はエティスが明るい性格だとは思っていなく驚いた
「皆んなと訓練してみて気づいたけどやっぱり皆んなに兵士は向いてないね」
「まぁ、そうだね現実的に考えて俺ら奴隷だったし平凡だし−−−」
「そうだよね普通−−−」
「皆んなさそんな思いを持ってるからいつまでも強くなれないんだよ?誰だって頑張れば一人前にはなれる。一人前にならないでずっと平凡な者はそれで良い」
マルニは少し真の言い方が気に食わなかった
「でも皆んなは錬金術師とかになれば良いと思うよ!しかも今回は体を使ってたし魔法とかも良いと思うよ!ルードは魔法も使えるからルードにも鍛えてもらえるよ」
「その通りだな、では解散!」
そして5人だけが残った
「さて、チーム名だったな実はこんなのはどうかと思うんだけど」
ルペラはいったいどんなチーム名になるのか気になっている
「五光聖」
「良いと思うよ王国騎士団感あるけど」
「王国騎士団が何かは知らないけど良いなら良かった」
「でもチーム名決めるほどの存在?」
「まぁかっこいいし」
「なかったらたまに不便そう」
ガウネスとミリオが説得力はないものの真の代わりに理由を言ってくれた
「まぁ、そういう事で一回部屋戻ろうか」
「でもこの子達の部屋はないけどどうするの?」
ルペラは真の忘れていた事を皆眠い時に言った
「確かに」
「部屋ないな」
「どうする?」
皆疑問に思ったチーム名まで決めて仲間のような存在なのにこれではダメだすると真が
「なら村人達最近行方不明らしいからその人達の家使えば?独身の人も多かったらしいし見つかる確率低いし」
「それは果たして良いのか?」
「バレなきゃ大丈夫だよ!」
真はこの世界ではあってないような法を気にせずに言った
「じゃあそういう事で」
そして真は部屋へ逃げたルペラも真の部屋へ帰った
「ねぇ、シン大丈夫なの?見つかったら危ないんじゃない?」
「大丈夫だってこの世界に俺より強い奴なんてなかなかいないでしょ?」
「何言ってんの?真は少し強いだけでこの城の一般兵くらいにしか勝てないよ?」
「でも、リューデルのこと瀕死状態にしたよ?少しだけど」
「それは相手が油断してたからでしょ?しかも魔王が油断はありえないからシンから勝負を仕掛けた、だからだよ」
「…」
真は不服そうな顔をした自分はもう少し強いはずだと思っていたがそうではない現実が少し 嫌いになった
「でもこの城の精鋭兵には勝てるくらいには強いよ」
「そうなの?」
「試しに明日ネスと戦ってみれば?」
「分かったけどネスってどうやったら会える?」
「ルードに聞けば分かるよ」
「分かった」
そして二人は眠った
翌日
「ルードさんネスさんって知ってますか?」
「知っていますよ?」
「実は−−−」
真は事情を話した
「そんな理由ですか、まぁネスさんも特にすることはないような方なので手合わせくらいなら」
そして真はルードにネスのところへと連れられた
「初めましてネスさん」
「うん」
「実は自分の実力が曖昧なのでネスさんなら大丈夫かと思いまして」
「大丈夫というのは?」
「精鋭なので」
「あぁ、そういうことね幹部じゃないしそこまで強くないけど良いの?」
「はい」
「じゃあやるか」
真は今は誰一人としていない地下牢でネスと手合わせをすることにした
「では初め!」
ルードが合図をするとネスは人差し指と中指を左に動かしたすると真は吹き飛んだ
(何が起きた!?)
「多分だけど君が今考えてるのは何が起きた?とかだよねこれはただ魔力で操っただけの、簡単にいえば魔法の劣化版みたいなものだよ、ちなみになぜ僕がこんな闘い方をしているかってのは動くのがめんどくさいから」
真は力の差を思い知った
「ルードさんあの子のことどれくらいならやって良い?」
「うーん、再生能力もあるので腕一本くらいなら」
「腕一本?」
真は少し驚いたが納得もした
「じゃあこの戦いはこれで終わりかもね」
真は動けなくなり魔力の波で皮が剥けていく
「僕が今使っているのはただ魔力をぶつけてるだけだよそろそろ攻略法に気付いたかな?」
(まだこんな戦い初めてすぐに攻略法なんてわかるわけがないだろ!)
真はこの一方的な戦いでどう勝つかを練りに練っているそして
「シールド発動!」
真は久しぶりに言葉に出し魔法を使ったそして魔力の糸と波はまるで鉄の板に擦り付けている布の糸のようになった
「へぇ、並の兵士ならすぐに降参なのに君は今攻略法を見つけたか、ルード凄いじゃないかこんなに勘のいい子供を連れてるだなんてな」
ルードは少し申し訳なさそうに
「いや、そんなことないですよ」
真は左から何かの気配を感じた。
「アゴルメ」
ネスが何かを言い放った途端左から熱線が飛んできた
「危な!」
真のシールドにかすった瞬間シールドは割れた
「シールドが?」
すると真の真上と後ろから熱線が現れ真を貫通しようとした時にルペラが
「シールド発動」
分厚く四角の赤黒いシールドに真は守られ熱線を弾き返した
「周りが手を出したらダメだよね?」
ルードにネスは聞いたが
「そんなルールは作っていませんよ?」
「あっそ」
真はネスの言葉を聞いた後突然白い空間に立っていた
「ここは?」
するとどこからか声がする
「君が見るはずの世界だよ」
真はかなり戸惑っている。その空間は白く明るいそして死の匂いがする
「俺が見るはずの世界だと?」
「そうだ、俺の固有魔法未来視、これは一人にしか効かない魔法であり一人の未来を確実に見ることができ他者との共有を可能とする」
「そんな魔法使えるなら何で俺のことを倒さない?」
ネスはこの問いには答えなかった
「というかこの景色は俺と誰だ?さらにこの多くの死体−−−俺の未来がこんなになると思うのか?」
当たり前かのようにネスは言った
「僕のこの魔法に失敗や欠点なんかはない。」
「つまりは俺が絶対に辿る未来って事でいいんだな?」
「そう捉えてくれて問題はない」
その映し出された戦場はまるで真が敵であり相手が勇者のように見えた
続く