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さっそく四人は写真にも写っている園長に声をかけた
遊「園長!お久しぶりです!」
園「遊太郎!なんでここに?そちらの三人はお友達か?」
遊「ちょっと聞きたいことがあって・・・。」
園「ん?」
龍季たちは、自己紹介と今回の事情を園長に説明し園内の応接室へと案内された
園「で、要件というのは・・・」
遊「この写真のことなんだけど」
遊太郎の言葉と共に洸が例の写真を取り出した
園「これは!遊太郎が園に入ってすぐの頃のじゃないか。この写真に何かあるのかい?」
遊「いや・・・。この写真自体にじゃなくて撮った人について知りたくて。僕はこの思い出をスタートにカメラマンになりたいと思ったから」
遊太郎が嬉しそうにカメラを撫でると園長は一つ呼吸を吐くように答える
園「そうか・・・。これを撮った人なら私は記憶しているよ」
遊「ほんとうに!?してその人はどちらに」
驚いて身をのりだす遊太郎に対して、園長は同じトーンで続けた
園「これを撮った人はな、理帆先生なんだ」
遊「えっ!?理帆先生って僕が入った時に来た先生ですよね?」
園「うむ、あの時緊張していた君を私と理帆先生でみていたんだ」
遊太郎は、だんだん記憶が蘇ってきたようで園長に続くように話を始めた
遊「あっ、そうか。その時に園長が職員室から一眼レフを取ってきてそれで撮ってくれたんだ!」
園長は「その通り」とでも言うように息を吐きながら大きく頷いた
遊「それで園長理帆先生はどちらにいるんでしょうか?僕、将来の夢をくれたお礼が言いたいです」
園「うむ」
園長によると理帆先生はこの近くの児童館にいるらしい
四人は急いでその場に向かい走った
児童館に着くと子供のおもちゃを片付けている女性職員数人の中に理帆先生の姿があった
遊「理帆せんせい・・・」
遊太郎の声が届いたのか龍季たちに向かって会釈する女性職員
理「えっ・・・。遊くん?」
会釈した直後に遊太郎に気づいたようで驚いた表情をする
龍季が他の職員たちに事情を話して事務所に通してもらう
理「園長からきいたの?」
遊「うん。僕先生のおかげでカメラマンの夢を叶えることができたからお礼が言いたくて。理帆先生、僕に将来の夢を見つけさせてくれてありがとう」
理「ええ、いいのよ。あの写真まだ持ってるの?」
遊「うん。これだよ」
二人は写真を嬉しそうに眺めながら園長との思い出を語っていた
これにて人探しの依頼は幕を閉じた
解決後、洸と遊太郎は約束をした
洸「ねぇ、遊太郎。今度うちにご飯食べに来てよ。俺か兄貴がとっておき作るからさ」
遊「うん。その時があったらお呼ばれするよ」
二人は約束するとがっちり握手した
遊「そうだ!この機会にみんなの集合写真とらせてよ!一枚もまだ撮れてないでしょ?」
洸「ああ、俺はかまわないよ?いい?兄貴?」
龍「ん?ああ、まぁちょっとめんどいけどいいか」
洸「じゃあぼるつれてくるねー」
洸はぼるとを抱き上げて遊太郎に5人の集合写真をとってもらった