はい。
続き書いていきます。
それでは
LET’S GO!!
y side
時は経ち、明日がurくんの大学受験の日。
音桃大学へ推薦を狙ったものの、1年生の時の成績が響いてしまい、一般で受験するらしい。
u「あぁ、緊張してきたー」
y「…urくんなら大丈夫。自分を信じて?」
「これ、あげるから」
u「…ふふ笑 ありがと、」
久しぶりに食べたって、チョコを頬張りながら帰るurくんを見る。
あぁ、変わったな。
初めて会った日は、本当に印象悪くてこんなヤツ絶対教えてやるもんかって思ったな。でも、あのクロカワの息子だって知って、上に頭下げてゴマすって。上の機嫌取りみたいな感じでいつも声掛けてたらなんか気に入られちゃって。それからurくんの過去を知って、俺が変えてあげなきゃって。
本当に、俺の自慢の教え子だよ。
u side
今日は本番の日。
実は、ya先生にあげたギターのキーホルダー、お揃いなんだよね笑 それをya先生だと思って会場へ足を運ぶ。
…。
…。
…。
本当に一瞬だった。
だって、
全部ya先生が教えてくれたんだもん。
国語はもちろん、苦手な数学を得意の国語になぞらえて教えてくれたり、ほかの先生に聞き回ってコツを聞いて、俺だけの特別な教え方にしてくれたり。
ya先生の努力の一つ一つを噛み締めながら、一つ一つ丁寧に問題を解いていった。
絶対大丈夫。
y side
受験日から2週間後。
u「ya先生、ちょっといい?」
職員室に来たurくん。
y「…屋上まで呼び出して何?」
u「…俺さ、ya先生にちゃんと言ってなかったなって」
y「…なにを?」
u「…俺が教師を目指す理由。」
y「それは、俺と付き合うため…?」
u「それも一つ」
「俺、最初ya先生の授業受けた時さ、”嫌じゃない”って思った。先生の主張の押し付けみたいな授業なんて一生受けないって思ってたのに、俺の意見まで聞いて。かと思えば否定も肯定もせずただ聞き流したり。ほんとにハチャメチャで正直イライラしたよ?」
「でも、ya先生に”その気持ちが大切”って言われて気づいた。俺、ya先生の授業だからこんな気持ち味わえたって。本当に感謝してる。」
y「…うん。俺もurくんがいい方に変わってくれて嬉しいよ」
u「それでね?俺、ya先生が憧れだった。苦手教科でも担当の先生に聞いて回ってんの屋上から見てた。電話しながら頭下げてんのも知ってるし、校長と言い合ってたのも知ってる。だけど、俺も含めた生徒の前では平気な顔して、笑顔でいるの。最初は意味わかんなかったけど、それが”教師”なんだって。」
「そしたらさ、ya先生がかっこよくてさ。…ほんとに好きになっちゃってさ。本当に、、、ほんとに大好きだから。」
「ya先生に近づきたくて教師目指した。」
urくんも、本当にいい子になった。
今なら、urくんのお父さんに自信を持って言える。
“貴方の息子さんほど、立派な人はいない”って。
将来、本当にurくんが教師になれるか分からない。
そもそも大学に受かったのかも分からない。
でも、urくんならぜったい大丈夫だって自信を持って言える。
y「ねぇ、来週卒業式だけど、」
「約束守ってよ」
u「…笑 俺の事好きっすね」
y「…( ˶’-‘˶)」
あぁ、
“将来”の君に会えることを楽しみにしてるよ。
はい。
雑クオリティすみません。
受験の結果はあえて言いません。
次回か次次回くらいのお楽しみに。
てなわけで、
♡や💬お待ちしてます!
じゃねば~い!
コメント
2件
いや最高です🤜🏻💞 ゆあんくんとうりさんどっちもの思いを一気に知ることが出来て物語めちゃ進んだ感あります!!