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vvtさんの短編集

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vvtさんの短編集

1 - 隣 nk+⬜メイン

♥

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2023年08月13日

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⚠注意⚠

ゲーム実況者様のお名前をお借りしているだけであり、本人様達とは無関係です。

荒らしや、アンチコメ等はお控えください。

晒し、パクリ❌

誤字脱字等は、見つけ次第、修正致しますのでご指摘頂かなくて、結構です。

誰視点と設定しておりませんので、(nkさん以外の)好きな方を当てはめてお読み下さい。一人称『俺』ですが、brさんでも、読めないことはありません。

若干の(?)学パロです。

not腐向け(のつもり)です。

上記のものが許せる方のみお進みください。








なかむはいつも俺の隣に居る。

俺が風邪をひいてても、本を読んでいても、ゲームをしていても。

学校に居るときだってそう。いつだったか、なかむに聞いたことがある。

「何でいつも隣に居るの?」って。

そしたらなかむ、何て言ったと思う?

「だってお前、俺が居ないと消えちゃいそうじゃん。」だってさ。

よくわかんなかった。



そんな俺も高校に入学する年になった。勿論、なかむも一緒。

高校に入り、しばらくした頃。新たに4人の友達ができた。

個性豊かな奴だらけで、面白い。

でも最初、なかむはとっても警戒してた。良い奴ばっかなのにね。

他のやつらがなかむとどうにか打ち解けようと試行錯誤してた。

ちょっと可哀想だったので、「甘いものが好き」って教えてあげた。

そのあと、皆でクレープ屋さんに行った。そしたらすぐに打ち解けてたよ。

俺らの努力はなんだったんだって誰かが呟いた。みんなして笑った。

そのあとからだったか。4人はなかむに友達認定されたようで、俺含め、イツメン5人の誰かの隣に居る。俺じゃなくても良くなった事が、ちょっとだけ寂しかった。

とある昼過ぎ、誰かが言った。

「何でなかむは俺達の隣に居るの?」と。

なかむは少し考えた後、やっぱり、

「俺が居ないとみんな消えちゃいそうじゃん」って言った。

みんな、よくわからない。と言う顔をしていたが、「そっか」と言って笑った。


学校でも、

ゲームをしてても、本を読んでいても、寝ていても、料理をしていても、歌っていても、なかむは誰かの隣に居る。

それを見て、クラスメイトも先生も。両親だって何も言わない。

でも、たまに聞かれることがある。

「どうして一人でも、誰かと居るような反応をするの」って。

言ったところで誰にも信じてもらえないことなんて、目に見えている。


だって、

俺達5人以外に、なかむは見えていないのだから






始めまして。わんらい!と申します。思い立ったが吉日。テラーを始めてみました。初投稿ですので、おかしいところは有るかもしれません。どうか見逃して下さい。

nkさんメインの小説を主に投稿すると思います。リクエストくださったり、私が思い付けば他の方も書きます。これから、よろしくお願いいたします。

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