(短編集)

『グク(美容室)行ってくるね〜』

『俺もついていかなくて大丈夫？』

『グク…私大人だよ、大丈夫一人で行けるよ』

『だって一人にすんの心配なんだもん』

『近いし大丈夫だってば😂

行ってきます』

　

…玄関で靴を履いていると後ろから腕を掴まれた

『●●、男の人はだめだよ？』

『うん、分かってる』　

(男の美容師さんにやってもらうのは

禁止されています…)

『終わりそうになったら連絡して？

行ってらっしゃい💋』

数時間後

カトク

『あともう少しで終わりそう

もうちょっとしたら帰るね』

…お会計をしお店を出ると

お店から少し離れた所にグクの姿がみえた

『グク…？』

『●●可愛い！似合ってるよ♡』

『…ありがとう//

それよりグクなんでここに…？』

『ん？心配だから迎えにきた』

『大丈夫って言ったのに…』

『知らない男の人に声とかかけられちゃったら

どうするの！』

『●●は俺が守るんだから』

(グクって本当に心配性…)

『帰ろっ♪』

…グクが優しく私の手を取った

🏡

『私着替えてくるね〜』

『うん』

(ん？)

部屋の中に一緒に入ろうとするグク…

『ねぇ着替え覗く気？あっち行ってて笑』

　

『やっぱりだめ？笑』

…着替え終わりリビングへ戻ると

グクは安定の筋トレに励んでいた

(グクの体どんどん凄くなっていくなぁ…)

　

壁にもたれかかり

グクの筋トレを少し観察していると…

『…●●見てたの？

ん？それ俺のパーカー？笑』

『うん、借りちゃった』

『ぶかぶかだよ可愛いー❤️』

と優しい壁ドンからの顎クイ…

『ねぇなんでそんなに可愛いーの？』

『襲ってもい？♡』

『こんな昼間からだーめ』

『…じゃあチューで我慢する』

　

🌇

『…えっもうこんな時間？

夕飯の買い物行かなきゃ…』

【※結局襲われました。笑】

『待って俺も行く！』

仲良く手を繋いで近くのスーパーへ

『グク〜バナナキックあるよ〜買う？』

『買う🥹いっぱい買う🥹』

急に5歳児に戻るぐうちゃん…

買い物を済ませ

適当に比較的空いているレジに並ぶと

『●●こっち』

『…え？こっちの方が空いてるよ？』

『いいから』

　

(…………？)

『グク私も一個持つよ💦』

『大丈夫大丈夫、俺に任せろ♪』

(荷物、絶対重いのにさすが筋肉うさぎ…🐰)

🏡

そしてキッチンで買ったものを整理していると

『●●ちょっとこっちきて〜』

ソファに座っていたグクに呼ばれた

『ん？グクなぁに？』

するとグクが真剣な顔をして話し出した

『●●ちゃんと聞いて？』

『…うん』

『買い物とか行っても

若い男の人のレジには並んじゃだめ』

『…うん』

(…あっ！さっきのレジ若い男の人だった…

だからかー💦)

『俺以外の男と目合わせちゃだめ』

『…うん』

　

『俺しか見ちゃだめだよ』

『…うん』

『分かった？』

『…うん』

『ほんとに分かった？』

『…うん』

『…じゃぁもう一回襲っていい？』

『…うん………………………えっ？！』

『なっ…なんでそうなるの…//』

『…だって俺●●が好きすぎて何回でもしたい♡』

END