ーーーーー研究室にてーーーーーー???「教授。あすげられていたデータの検閲、終わらせて頂きました。評価はαです」
教授?「ごくろう。α…..…佐々木望、つくづく面白い男だ。」
ーーー宮城県泉市ーーーーーー
佐々木「はぁ〜あ…学校いくのめんどくせー」
俺の名前は佐々木望。泉第四中央高校に通う高校3年生。今日はGWの中での練習日だ。一様部活はバレー部に入っているのだけれど、去年の夏の大会は3回戦敗退と決して強いわけではない。
和真「おい!望!早く行かねぇと遅刻するぞ!」
こいつは野村和真。同級生で同じバレー部。チビで162cmしかないリベロだけれど、性格はいい奴だ。
佐々木「はいはい。」
学校に着くと、佐々木達はすぐさま体育館に移動した。佐々木は自分達のバレー部が弱いことはわかっていたが、それでもバレー部であることの誇りを持っていたし、楽しんで部活に取り組んでいた。
岸田「お前ら遅いぞー!早速練習始めるからな〜」
この人は岸田フニオ。182cmの恵体でウチのエース兼キャプテン。部員8人の中でもかなりバレーが上手く、中学の頃は全国に出た頃があるらしい。(後に聞いた話によると全国では初戦敗退だったらしいけど)
岸田「近々ある夏の大会に向けてお前らバレーに力を入れていけよ〜!」
皆「おっす!」
岸田「まずはサーブ練習だぞ〜!位置つけ〜」
スパァァァン!
体育館に快音が響く。和真だ。和真はサーブに関してはピカイチであり、空間把握能力とやり長けているらしい。1年の部員が目をキラキラさせて和真の指導受けているくらいだ。
佐々木はこのことについて相当悔しく思ってして、自分にも何か強い武器を得られないかと日々考えを練っている。和真自身も佐々木に対して上から見るような態度は決してせず、佐々木がよりバレーが上手くなるよう放課後にいっしょに残って練習することもあった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岸田「よーし!今日の練習は終わり!各自家に帰って自主トレに励め!」
泉第四中央高校バレー部の朝から晩まで練習するような日々は夏まで続いた。
つづく