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テラーノベル(Teller Novel)
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はじめまして、さきいか太郎です❗

今回はヤンデレこばかぶ、華太君視点のお話です

誰がどうみてもR18です

苦手な人は逃げてください、お願いします🙇⤵

キャラ崩壊の激しい駄作ですが、見ていただければ嬉しいです( ´∀`)

それでは、どうぞ❗











俺は小林の兄貴が苦手だ。

いや、苦手というよりも何だろうか……………ライオンや熊に向ける感情に近い。

それに、速水や飯豊が天羽組に入ってきた今でも兄貴は俺に嫌がらせをしてくる。

何が楽しくて俺を泣かせようとしてくるのだろうか。

俺が何をしたというのか。全く心当たりがない。まぁ、あの人は“気まぐれ”が服を着て

歩いているようなものだ。“楽しいから”という理由で、人が生きる上で大切な自尊心などを

平気で踏みにじってくる。

最近では、嫌がらせがだんだんとセクハラに変わってきているように感じる。

まだ小指を紙ヤスリで削る、万年筆でピアス穴を開ける、までは耐えられた。

だが尻や胸を揉まれる、俺のPCにアダルトビデオを入れる、はさすがに無理だ。

兄貴たちに相談しても「諦めろ」の一点張り、俺はゲイでもMでもないのに……………。

駄目だ。考えるだけ無駄だ。仕事。仕事をしよう。

俺は、自分のPCを起動させる。すると、


「あん♥、そこぉ…もっとついてぇぇ♥♥」


大音量でアダルトビデオが流れる。画面の中で、金髪のショートボブの若い女性が甲高い声で

喘いでいる。うん、騎乗位……………じゃない、また小林の兄貴か。

こんな極道物のAV、どこで見つけてきたのだろうか?


「はぁ」


やる気が削がれる。少し寝よう。

俺は、PCをどかし、束ねられた書類をかき分け、机に突っ伏す。

指先、腕、全身の順で脱力していき、頭に霧のようなモヤがかかる。

こうして俺は、誰もいない事務所で目を閉じた。







「きょ、今日から天羽組に入りましたっ……………えっと……小峠華太です」


「……………………………………………………」


返事がない。というか誰も僕を見ていない……………

たこ焼きを作っている人や日本刀?の手入れをしている人、それに…お、女の人と遊んでる人

本当にここは憧れの極道の世界なのだろうか、すごく心細い。

そんなことを考えていると、後ろから肩を掴まれる。反射的に振り返ると、そこには

外国人のような大きい目をした……………“小林の兄貴”が立っていた。

小林の兄貴は、全てを見透かしたような目で僕を見つめてくる。

僕の肩を掴んでいる手は、分厚く、僕の顔くらいの大きさだった。


(かっこいい…………………………………………)


見とれていると、頬に何か冷たいものが押し付けられていることに気づく。

何事かと思い少し首を動かすと、


ぞり

何かが切れて肉片ができる音がした。理解するまでに時間は余りかからなかった。

僕は今、頬に木材を削るものを押し付けられている。


「なぁ小峠……………カンナで削っていいか?」


???

カンナって確か木材を削るものだったはずなのだが、え?は?

怖い。狂気を感じる。膝が震える。


「ふう……………ぐッ……………………………………………………」


泣きたくない。泣きたくないのに、ぼろぼろと涙が出てくる。

いつぶりだろうか、こんなに涙が出てくるのは。母の日に作ったカーネーションを

ごみ箱に捨てられた時だろうか。幼い僕が一生懸命作ったぼろい折り紙のカーネーション。

「お母さんを困らせないで」と言いながらびりびりに破ってごみ箱に捨てられた。

……………………………………………………。


って感傷に浸かっている場合ではない。なんとかこのピンチをきりぬけなければ、

せっかく入れた極道の世界、こんなことでめげてはいられない。

この場を逃れる打開策を練っていると、突然、カンナを持った兄貴の手が頬を離れる。


「ジョーダン、削らねぇよ」


「え、……………その」


「ナニ?もしかして削られたかったの」


「いえッッ、違いますッッ」


僕は、必死に逃げ出す。また変な因縁?をつけられて頬を削られるなんて

堪らないからだ。

明日もあの人に会わないといけないのか……………………………………………………。

嫌だなぁ。








「……………夢か」


どうやら俺は、30分ほど寝ていたようだ。恐ろしい夢?のせいで脂汗をかいている。

相変わらず、AVは流れ続けており、音量は下げたが画面がうるさい。


「眠い」


俺は目を擦りながら、急いでDVDを取り出し仕事にとりかかる。

少し寝たおかげで目が冴え、仕事が捗る。ちょうど半分終わったところで背中に悪寒が……………。

嫌な予感。自慢ではないが、俺の嫌な予感はよく当たる。


「カーブート、あそぼ」


マジでよく当たるな。俺の後ろには、紫の悪魔こと小林の兄貴が立っていた。

シマを荒らした半グレを殺したのか身体中に血がべったりとついている。


「あの……………あに」


「あーっ、俺のプレゼント見てないじゃん」


プレゼント?……………………………………………………AVのことか、


「え、まぁ……………はい」


俺は言葉を濁す。


「せっかくカブトのために撮ってきたのに」


「え?……………いま撮っ」


「なんで?」


「なんで見てないの?」


いや理不尽の極み過ぎるだろッッ。こっちだって都合があるんだよ。あと最後まで喋らせろ。

俺は「これは区切りをつけないと延々と続く……………」と思い、一度パソコンを閉じて

兄貴の方をまっすぐ見る。そしてこう言い放った。


「俺のために撮ってくださったのは嬉しいです。しかし今は仕事が忙しくて、

あとで一緒に見ませんか?」


これも自慢ではないが、俺の上目遣いは謎の力がある。

大体の兄貴たちはどっか行ってくれる。その時なぜか前屈みでトイレに駆け込むがな。

もしかしたら、もしかしたら小林の兄貴もどっかに行ってくれるかもしれない。

だが、そんな俺の期待をポッキリとへし折るように、兄貴の固めた拳が空を切る。

一瞬の出来事だった。その拳は派手な音を出して俺のパソコンをぶち抜いた。


「ひっ………………………」


「それ、言い訳だよな」


思わぬ衝撃を受けた精密機械は、へこみ、ヒビが入り、原型をとどめていなかった。

足に力が入らない……………俺は椅子からずり落ち、その場にへたり込んでしまう。

俺が一歩下がると、満面の笑みの兄貴が一歩進む。まるで鬼ごっこのようだ。


ごつっ…


後ろはもう壁。逃げ場がない。ぬっと伸びてきた手に抵抗すら出来ず、

俺はキスをされた。


「……………ッッ、ごぉ♥…あ゛……………かはッッ」


前歯がカチカチとぶつかり合うお世辞にも上手とは言えない乱暴なキス。

舌を弄ばれ、唾液がどんどん溢れてくる。

息が出来ず、頭が白くなっていく。

堪らず兄貴のシャツを引っ張るが、びくともしない。

状況は次第に悪化し、兄貴の長い舌が俺の喉に入り込んでくる。気持ち悪いし痛いし苦しい。

もう無理……………。


「ひっぐ……………おえぇ」


大粒の涙が俺の頬を伝う。それと同時に頭にあった手をどかされる。


「カブト~、生きてる?」


「……………………………………………………」


いつもなら、黙っていち早く野田の兄貴に連絡して有給をもらい、12時間くらい寝て立ち直るが

今回ばかりはそうはいかない。なぜなら俺のファーストキスを……………こうも簡単に…うぅ。

まだ視界がぼやける中、俺は兄貴を睨み付ける。すると、兄貴が急に口を開いた。


「なぁ、ありがたいと思わないの?」


は?何が?


「手加減してさ、死なない程度に調節してんのに……………」


意味が分からない。本当に同じ日本人なのか?


「ほら、返事は」


どう返事しろと?どこにも向けることの出来ない怒りがふつふつと沸き上がる。

こうなったら意地でも返事などしない。そう自分の中で意思を固める。

しばらくの沈黙の後。兄貴の声色が明らかに変わった。


「ふーん、話せねぇなら、その口、いらないよなぁ」


そして次の瞬間、ハサミ片手に兄貴が迫ってきたのだ。もちろん抵抗はした。

たが、相手が悪かった。手首を押さえつけられた俺はなす術もなく唇にハサミをつけられる。


「じゃ……………切るぞぉ」


嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。唇がブチブチと引き裂かれる。痛い。傷口が空気に触れ

どんどん染みる。誰か、たすけ


じょきん


「あ゛ぁ゛ぁ゛……………いだいぃぃ」


「がんばれー、男の子だろぉ」


慌てて唇を押さえるが、だらだらと滝のように出る血は止められず、俺は転げまわる。

机にぶつかって何かが落ちても対応が出来なかった。何も出来なかった。

早くこの痛みから逃げ出したい。そんな思いからつい“言ってはいけない言葉”を口走ってしまった



「ごめんなさいッッ……………許して」


「何でもしますから……………」


「“何でも”ってホント?」


「……………………………………………………は、い゛」


俺は、何度も何度も首を縦に振る。


「じゃあさ」


「アナルセックスしよ♥」


性事情にあまり詳しくない俺でもこの単語は聞いたことがある。

わからなかったとしても字面から察することができる。尻を差し出すか命を差し出すか、

俺に選択の余地はなかった。




「ちょっとキツいな」


「ひっ……………んあ…ぐ………あ゛ぁ゛……ふぅぅ」


指が無理矢理入り、ヒダをぐちゃぐちゃにするように手前や奥を無差別に突いてくる。

この事務所に円滑油、ローションなんて上等なものがあるわけなく、引き抜かれる度

摩擦力の痛みに歯をくいしばって耐える。しかし、耐えると唇の傷が開き

多量の血が流れ出る。悪循環だ。


「うぅぅ………………………………………」


涙が止まらない。強姦されたキャバ嬢もこんな気持ちだったのだろうか。怖い。死ぬほど怖い。

ごめんなさい。許してください。助けて。声に出して言いたいのに、唇が震えて

うまく発音が出来ない。そんな中、兄貴の指が一気に抜かれる。


「い゛ッッ……………」


「もう良いか、挿れんぞカブト。力抜け」


「やだッ……………しぬ…」


「あ”?お前に選択肢あると思ってんの」


「……………………………………………………」


「分かったらさっさと四つん這いになれよッッ」


ばちんッッ


「あ゛、かはッッ……………お゛ご」


いきなり臀部を叩かれた。触った感じだと多分みみず腫になっている。

兄貴はこの感触が気に入ったのか尻を何度もさすられる。これ以上時間をかけると

また平手打ちが飛んでくるだろう。あんなの何回も食らったら……………と思うと涙が。

俺は目を擦りながら、四つん這いの体勢になった。


「これで、いい……………です…か」


「うん、めっちゃいいわぁ♥」



そして兄貴の勃起したそれが俺を容易に貫く。その瞬間、内臓を押し潰されたような刺激に

思わず吐いてしまった。


「おえええええぇ」


「あはは、きったねぇ」


兄貴は構わず激しく動く。

もう切られた唇が痛いのか叩かれた尻が痛いのか分からない。


ぱん♥ ぱん♥ ぱん♥


「あ゛…ぎぃ♥……………」


「うぅ♥♥……お゛ほ……………ぐ♥」


「いだい゛♥……………ん゛ん゛ん゛ッッ♥」


自分の腕に兄貴の爪が食い込む。うなじに噛みつかれる。

まるで捕食されているようだ。


「まず一発目な」


「……………………………………………………ッッ」


どくっ♥♥♥


「あ、ああ……………あ」


気持ち悪い。

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

これは夢だ。ただの夢なんだ。頼む。夢であってくれ。


「まだ満足してねぇけど、何?休むなよ」


…………………………………………………………………夢じゃ……ない。

底なしの絶望に落とされた俺は、静かに目を閉じた。






ぱん♥ ぱん♥ ぱん♥


「あ゛…いやだぁ♥♥いたいいっ……………う゛」


何時間経ったのだろうか?兄貴のモノを出された俺の腹は妊婦のように膨らんでいる。

体位を正常位に変えてご機嫌な兄貴は俺の内出血を起こした尻を掴んで腰をふっている。


「まだ3発しか出してねぇけど、何へばってんの?」


絶対“まだ”の使い方を間違っているだろ……………。


ずんッッ


「ひっ♥……………………………………………………ッッ♥♥♥」


「もっと泣けよぉ……………ふふ、可愛い♥」


俺は、爪の痕が深く残るほどの力で頬を掴まれ、キスをされる。

舌を絡め、上顎をなぞられ、口のナカを犯される。


「気持ちいな♥カブトぉ」


「お゛ッッ♥…がはッげほッ……………ひゅ♥♥」


溶けるくらい泣いた俺の目には、また新しい涙が宿り、竿からは我慢汁出てくる。

イきたい。けど痛みがそうさせない。


ごつッッ♥


「んあっ♥♥…う……………ひぃ♥」


「いぎぃ゛…♥、が♥……………んん♥♥」


小林の兄貴は俺が嫌いなのか?


「カブト~、だすよぉ」


「い…やだッ、やめてくだs」


どくっ♥♥♥


「……………………………………………………」


「げほッッげほッッ……………」


あ、死んだ………………

俺は今度からは、あまり兄貴に近づかないようにしようと心に決めたのだった。




























長くなってすみませんm(_ _)m

最後まで見ていただきありがとうございました❗❗

またまた好評でしたら、がんばって後日談も書きます。それでは👋

華太君と闇堕ちヤンデレ小林ニキの話

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コメント

13

ユーザー

最高ですので空飛んできます👋

ユーザー

華太くんの上目遣いを知ると世界が平和に、、、、?!ってかトイレに駆け込むとうことは、もう、ソウイウコトですよね😇

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