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R描写有
湯気に満ちたバスルーム。俺の膝の上で、小さな肩が震えてる。
「… ん 、゛ ふ … っ」
背中に腕を回して、逃げないように抱き込んだまま、耳元で囁いた。
「……声、我慢しなくていいよ。聞かせて、元貴」
指先が、お腹のあたりをくすぐるように撫でてから、ゆっくりと下へ。
「… ひ 、 ぁ っ ♡゛」
熱を持った柔らかいところを、手のひらで覆って、じわじわと扱く。
「ん……こっち、こんなに熱くなってる。ちゃんと気持ちいいんだね」
湯の中、肌が触れ合うたびぬるりと滑って、もっと触れたくなる。
腰を少しずらせば、俺の体も自然と元貴に重なる。肌の温度が混ざって、どっちの鼓動かもわからない。
「……ねえ、ちゃんと感じてる?」
囁くように問いかけながら、耳たぶを唇で挟むと、また甘い声が漏れる。
「… っ ひ ぁ ゛ 、 ッ ♡ ま … 、や そこ … ♡゛」
「ん、ここ……? 元貴が震えるとこ、ちゃんと覚えたから──。」
俺の声が、ぬるい湯気の中でとろけて落ちる。
指の腹で、さっき甘い声が漏れた場所をなぞってやると、元貴の体がびくりと跳ねた。
「や、って……可愛い声出して、止めてほしいように聞こえないよ?笑」
そっと首筋にキスを落として、すぐ横の皮膚を吸うように舌先で撫でる。
「っ ん ── 、゛ ッ ♡」
元貴の体が俺の腕の中でもう一度ぎゅっと縮こまって──その動きさえ、愛おしくてたまらない。
「……もっと気持ちよくなっていいんだよ。俺が、そうしてあげるから」
ぬるんと絡む指先が、やわらかなところを優しく押し広げる。
湯のぬくもりと俺の体温が、元貴の奥に届くまで、ゆっくりと、逃げ場を与えずに。
「… っ く ぁ゛ 、♡…っ ま 、 !? お湯 …中には い…って、 ッ ♡ 」
「中に入っちゃった?笑 より感じちゃうんじゃない?」
わざとらしく優しい声で囁く。けれど、指先は容赦なく──
お湯の抵抗なんて関係ないくらい、ぬるりと奥まで沈んでいく。
「ぁ あ ゛ … 、っ♡ また …ッ 、変な感じ … っ ♡゛」
「……また入っちゃったね。お湯の中で……全部、俺に触れられてる」
元貴の膝をそっと開かせながら、太ももに沿って撫でる。
湯に濡れてとろけるような肌の感触がたまらなくて、俺の指も自然と深く動いてしまう。
「ねぇ、こっちのほうが気持ちいい? それとも……ちょっと恥ずかしい?」
耳元に顔を寄せて、吐息ごと囁きかける。
「… っ ひ ゛ 、ゃ っ ♡ ゛ …」
お湯の中で、ぬるり、ぬちっ……と、いやらしい音すらたてて、
湯気に隠された体の奥で、俺の指が元貴をゆっくりと壊していく。
「ほら、もっとちょうだい……元貴の声、俺だけに聞かせて?」
「 … っ♡ ゛ ひろ 、と …? もっと ほし … ッ 、 ♡」
「── っ ♡ 」
名前を呼ばれて、思わず動きが止まった。
“ひろと”─初めて元貴が俺の名前を甘く漏らしたその瞬間、胸の奥がじんわり熱くなる。
「……いま、俺の名前……呼んだ?」
「… 、 ゛ っ ♡ 」
耳元で囁き返す声は、さっきよりも少しだけ掠れていて。
嬉しさと、どうしようもない愛しさで、内側から溢れ出す熱を抑えきれない。
「……もっと欲しいって、言ったよね」
お湯の中で繋がった指先が、ゆっくりと──けれど確かに、敏感な奥を押し上げる。
「 ── っ あ゛♡ !? 」
何度も、甘くえぐるように。そのたびに、元貴の体がびくんと跳ねて、俺にしがみついてくる。
「まって … っ 、まって 、 ッ ゛♡ だめ 、… っ ぁ あ ゛ 、… ッ ひろと 、 !♡」
「ひろとなんて呼ばれたらもう、止まれないよ」
唇を首筋に這わせて、赤くなった耳朶を軽く噛む。
愛おしさをぶつけるみたいに、指の動きもどんどん深く、速くなっていく。
「……もっと、気持ちよくなるまで……俺から離れないで、元貴」