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続き待ってます
うわ、次が気になる終わり方……! らぴすが「本当の過去」を知ってる相手とやり取りしてるのに、兄たちには言えないってのがもう切ない。それに心音のもとに届いた「何も知らないくせに」ってメッセージ、誰からだろ。家族の温かさと秘密の重さの対比がじわじわ効いてくる構成だなあ。続きがすごく気になる!
「今日は、しおにぃと一緒にいたい」
そう言った翌日。
らぴすは目を覚ました。
らぴす 「……ん……。」
窓から差し込む朝の光。
いつもなら、そのまま起き上がろうとする。
しかし。
コンコン。
心音 「らぴす、起きてるか?」
らぴす 「……しおにぃ?」
心音 「入っていいか?」
らぴす 「うん。」
ドアが開く。
心音 「おはよう。」
らぴす 「おはよ……。」
心音 「体調は?」
らぴす 「……普通。」
心音 「よし。」
らぴす 「それだけ?」
心音 「立てそうか?」
らぴす 「うん。」
心音 「ゆっくりな。」
らぴす 「わかってるよぉ。」
らぴすがベッドから立ち上がる。
今日はふらつかなかった。
心音 「大丈夫そうだな。」
らぴす 「だから大丈夫って言ったのに。」
心音 「その言葉は信用しない。」
らぴす 「もう……。」
二人でリビングへ向かう。
すると。
メルト 「らぴすおはよー、」
らぴす 「めるにぃ、おはよ。」
メルト 「今日もかわいい、」
らぴす 「……え?」
メルト 「いや、いつもかわいいけどね、」
らいと 「朝からうるさいっちゃね。」
みかさ 「でも本当だな。」
ロゼ 「らぴちゃん、朝食は?」
らぴす 「食べるよ。」
ロゼ 「無理しないでいいからな。」
らぴす 「うん。」
心音 「今日は動画撮影がある。」
らぴす 「わかってる。」
らいと 「内容はゲーム企画。」
メルト 「楽しそうだね、」
らぴす 「うん!」
らぴすは笑った。
その笑顔を見て、兄たちは安心した。
だが。
撮影準備をしている時。
らぴすのスマホが震えた。
ブブッ。
らぴす 「……っ。」
一瞬。
らぴすの顔から笑顔が消えた。
心音 「らぴ?」
らぴす 「えっ?」
心音 「今、誰から?」
らぴす 「……なんでもない。」
らいと 「また隠した?」
らぴす 「ち、違うよ、」
みかさ 「なら見せて。」
らぴす 「えっ、…」
メルト 「らぴす何か、隠してない?」
らぴす 「本当に大丈夫だから、」
その瞬間。
部屋の空気が止まった。
心音 「……。」
らぴす 「ぁ……。」
らぴすは口を押さえた。
また言ってしまった。
心音 「らぴす。」
らぴす 「ご、ごめん……。」
心音 「怒ってない。」
らぴす 「……。」
心音 「ただ、何かあるなら言ってほしい。」
らぴす 「……うん。」
らぴすはスマホを握りしめた。
画面には。
一件のメッセージ。
『今日も無理してる?』
らぴすはそれを見つめる。
この相手のことは。
兄たちにはまだ言えない。
なぜなら。
この人だけが。
らぴすの「本当の過去」を知っているから。
らぴす 「……。」
心音 「らぴす?」
らぴす 「ううん、なんでもないよ。」
そして。
らぴすはスマホをポケットにしまった。
その姿を。
心音は黙って見ていた。
心音 「……。」
らぴすは知らない。
兄たちが。
すでにその秘密に気づき始めていることを。
そして。
その日の夜。
心音のスマホに。
見知らぬ番号から一通のメッセージが届いた。
『らぴすのこと、何も知らないくせに。』
心音 「……誰だ?」
心音は画面を見つめた。
そして。
その頃らぴすは。
自分の部屋で震えていた。
らぴす 「……来ないで。」
らぴす 「お願いだから……。」
――続く。
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