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💗視点
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蓮があべちゃんを連れて帰ってきた
ゲームが良いところだったから
おかえりなさいのハグは待って貰おうと
「ちょっとだけ待って~」
振り向かないで声をかけたら
返ってきたのはあべちゃんの声
びっくりした
振り返ったら、本当にあべちゃんがいた
ゲームなんかどうでも良くなって立ち上がると、あべちゃんがこちらに来ようとして蓮に阻まれる
ぐっと手首を掴んでいるようで、あべちゃんの顔が苦痛に歪む
蓮はたまに力加減がバカになるからな
俺は蓮を止めようと思ったんだけど、俺をマジマジ見たあべちゃんが、次の瞬間には蓮の胸ぐらを掴んでた
「ふざけるなっ!!」
「お前ッ、佐久間に何した!!」
て
俺、長い付き合いだけど初めて聞いた
あべちゃんのドスの効いた怒った声
怒った姿なんて
役とかキレ芸とかでしか見たことなかったから
あべちゃんも怒るんだなぁって場違いなのは分かっているんだけど、ちょっと感動
でも、マジで危険を感じた
怒りで頭に血がのぼってそうなあべちゃんと、冷静そうに見えて目が完全に据わってる蓮
蓮の場合はなぁ
多分、俺に触れて欲しくないからなんだよね
俺を閉じ込めるヤツだもん
触れるのも嫌
見せるのも嫌
良かったよ
いつもの癖で俺からつい抱きつきにいくとこだったから
俺は直ぐ様仲裁に入る
あべちゃんの方はすぐに胸ぐらを掴む手を緩めてくれたけど…
「幾ら目黒の事が好きだからって、こんな事、許されないんだよ、佐久間」
何バラしちゃってんですか!!
てか、知ってたのかよ…
「目ぇ覚ませよ」
大丈夫だよ、あべちゃん
ちゃんとダメな事って分かってるんだから
取り敢えず、バレたからにはちゃんと話さないとなーーーて、思ってるんだけど、めちゃくちゃ蓮からの視線を感じる
「え…佐久間くん、俺が好きなの?」
それッ?!
今ッ!!
おかげで蓮の手もあべちゃんから外せたから良いけど
2人がまた険悪にならないように間に入ると、後ろから蓮に抱き締められた
「佐久間くん、答えて」
て、今、それどころじゃないんだよ!!!
ほら見ろ
あべちゃんの顔がチベスナみたいになってるじゃん
「その話は後の後!!蓮、分かってる?」
俺はチラと顔を向けて蓮を見た
「あべちゃんにバレたって事はもう終わりなんだよ」
誰か一人でも分かったら
また誰かが気付くかもしれない
ここであべちゃんをうまく説き伏せたとして
次は?
また誰かがこの生活を脅かすかもしれない
そんな不安はストレスだ
そんなストレスが続けば
俺に依存する事で保った精神が蝕まれていく
最悪のバッドエンドも、あったかもしれない
蓮の顔がみるみる歪んでいく
「嫌だ…嫌だよ、佐久間くん」
ぎゅっと抱き締めてくる腕に力が籠る
俺の肩口に顔を埋めて泣き出した蓮を見て、あべちゃんが驚いた顔をしていた
俺はぽんぽんっと蓮の腕を叩く
「この通り、蓮はさ…病気なんだよ」
「…病気…?」
「そう、俺がいないとダメな病気」
再び、チベスナみたいな顔をするあべちゃん
うん
ごめんね、なんか…
「俺がいないとダメなんだけど、今のままじゃダメなのもちゃんと分かってるよ」
このままの生活が長く続くはずもない
そんなの分かってるから
だから
終わらせる方法を幾つも考えていた
一番最初にあべちゃんが気付いたのはラッキーだったな
「だからさ、あべちゃん、話聞いてくれる?」
終わらせてから
始めよう
もう1度、今度は間違わないように
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チベスナ…何気に好きです-w-w
あの虚無顔
さて、エンディングに向けて走り出しますよ
失速するかもですが宜しくお願いします
(* > <)⁾⁾ペコリ