ありのままで＿

くそねむい

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ルシアside

サラ＿皇宮まで。全速力で飛ばして

ルシア＿サラ…どう..しよう、お父様がいなくなったら

サラ＿お嬢様が王女になるってことになりますね。

ルシア＿まだ、Ωとしての制御もできてないのに、王女になんてなれないし、お父様に教えてもらってない勉強もあるんだから..

サラ＿そういえば、さっきフェロモンに鈍感な私でも気づくほどのフェロモン出てましたよ

ルシア＿今はそんなこと気にしてる場合じゃないからね。

馬車が皇宮の裏門に着くと、ルシアはサラの手を借りずに馬車から降り、走って両親の部屋へと向かい

ルシア＿お父様は！無事ですか？

皇妃（母）＿ルシア、大丈夫よ、毒を盛られたらしいの。

ルシア＿犯人はお分かりですか？

母＿えぇ。西部侯爵の息子らしいけど。もう帝国から出ているらしいわ

ルシア＿1週間。時間をください

母＿ダメよ。もう騎士団に西部公爵家を追ってもらってる。せっかく幸せに過ごせるのだから今を生きて

ルシア＿1週間。1週間で殺れなかったら私が行きます。..そういえば今幸せに過ごせるって言いましたよね。気になっていたのですがなぜあの6人が私の宮に来たのですか？

母＿やはり、気になっていましたか。あなたはΩであの方たちはα。あなたの運命があの6人の可能性が高いのよ

ルシア＿運命 …ですか。6人もっ、!?

母＿あなたの運命はもう亡くなっている可能性が高い。その中で相性がいい６人なの。

ルシア＿わ..かりました。

母＿そんなに気に病まないで。きっとそろそろ目を覚ますはずだから。ルシアはフェロモンの制御をきちんと学んで。あの6人を信じれるならΩだって言うことを伝えるのよ。分かった？

ルシア＿はい、お母様も体調にお気をつけてお過ごしください。失礼します

先程言われたフェロモン制御の話を忘れ西部公爵家への怒りへと変わるとサラと共に馬車に乗りマカロン宮へと帰り

サラ＿お嬢様。フェロモン出てます。そこまでピリピリとしたフェロモン出してたら直ぐにバレてしまいます。

ルシア＿ …でも待って..。…サラ大変かもっ!?

サラ＿何か問題がありましたか？

ルシア＿今週中に…発情期が来るかも..なの！

サラ＿1週間会えないった言ったら不審がりますよ。絶対です

ルシア＿まだきっと時間はあるから！早く考えよう！！

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６人side

執事長＿お嬢様にはその時の雰囲気に合わせて何着か作れ、と言われていますので5着ほど作っておきましょうか。執事服と正装。正装の種類を増やしておきましょう

ゾム＿もう..無理。そろそろ帰させてくれ..

ロボロ＿そんなにベタベタ触られたくないねん..

トントン＿もうちょいやから頑張ってくれ

色々な意味で死にかけていた

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