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ある日の朝
mg))翔太さん、起きてこない…。
iw))…。
mg))これって、起こして来た方が良いですか?
mk))いや…。
fk))【これって話したほうがいいかな?】
mk))【本人たちに聞いてからね。】
数分後
md))おはよう…。
いつも周りにバラが咲いてるみたいなオーラを放っている涼太さんが、なんだか元気がない。
mg))おはようございます。
md))おはよう。
mk))朝ごはんいる?
md))俺は少し食べる。翔太は一応持っていってみるけど多分食べない。
mk))分かった。ちょっと待ってて。
ab))翔太いつもの?
md))うん。
fk))忘れられないよね…。
mg))どうしたんですか?
md))ううん。なんでもない。
mg))【何か隠してる…?】
mk))はい。お待たせ。
md))ありがとう。
数時間後
ドンッ
仕事をしていると、それぞれの部屋がある2階から大きな音がした。
※この事務所の部屋の構成
ra))何?
iw))ちょっと見てくる。
2階
iw))涼太?
wt))もうヤダ…。
バタンッ🚪
iw))なんか今日いつもより…。
md))今日事件の日の日付なんだよね。
mg))【事件…?】
mk))コラッ目黒くん、覗き見はダメですよ?
md))いたんだ。
mg))ごめんなさい。
mg))あの、事件ってなんですか?
iw))それは…。
md))いいよ。自分で話す。
7年前
wt))りょーたー!あそぼー!
md))いいよ!ちょっと待ってて!
俺たちは、普通に暮らしていた。父さん、母さん、翔太、そして俺。弟もいたが、小さい頃に事故で死んでしまった。
その、「事件」が起きたのは、ある日の事だった。
その日は両親が仕事で、翔太と2人で留守番をしていた。
md))しょーたー!起きて!
wt))まだ寝るのー!
md))コラー!
こんな感じで朝は過ごした。
ピーンポーン🚪
wt))誰だろー?
wt))はーい!
ガチャ🚪
wt))誰?
??))君、涼太くん?
wt))違うよ!僕しょうた!りょうたはね、今2階で寝てるの!
??))そうか。なら…こっち来い。
wt))ヤダ!離して(泣)
??))ガシッ((翔太の腕をつかむ))
md))しょーたー?どうしたの?
??))おい、あれが涼太だ。
wt))りょーたー!逃げ…。
目の前で翔太が殴られた。
md))しょーた!
??))お前もだ。((涼太を捕まえ、気絶させる))
md))ヤダ!離して!((気絶))
そして俺は気を失い、気がつくと知らない場所にいた。
??))起きたか。
??))これは身代金とれそうだな。
md))んーんー!
ガムテープで口を塞がれ、喋ることができない。
??))うるさい!((涼太を殴る))
数時間後
あれから何時間か経った。意識も朦朧としていたとき、警察が来て、助けてもらった。
その後は、家に帰って、生活していた。翔太は行方不明となっていた。
mg))その後、どうやって再会したんですか?
md))ここで再会した。
ガチャ🚪
wt))ただいま。
md))おかえり。気分どう?
wt))大分良くなった。
wt))目黒もいたんだ。
mg))はい。
wt))何話してたんだ?
md))俺らのこと。
wt))話したんだ。
md))ごめん。嫌だった?
wt))いつかは話さなきゃいけない訳だし。
md))そうだね。
md))翔太。教えて欲しいことがある。
wt))何?
md))翔太は、行方不明だった間、どこで、どうやって暮らしてたの?
wt))分かった。話す。
wt))うぅ…。
そのとき、目が覚めると、全然知らない場所にいた。周りには人がいない。家は見えるが、ボロボロだ。多分、貧しい地域だったのだろう。
wt))お腹空いたな。
wt))とりあえず水…。
その時にはもう能力が分かっていたので、水は飲めた。でも、もう体力はなくて、涼太も近くにいなかった。
数日後
wt))もうダメ…。((倒れる))
水だけの生活ではやっぱり生きられない。そのまま倒れてしまった。
その後、偶然通りかかったおじいさんが助けてくれた。最初は少し怖かったが、優しい人だったので、慣れていった。
md))そうだったんだ。ごめん。俺、あのとき守れなかった。
wt))俺も。
md))そのおじいさん、今はどうしてるの?
wt))去年亡くなった。
md))そうだったんだ。
wt))正直、涼太のいない間は、すごく苦しかった。でも今、こうやってちゃんと会えた。
md))そうだね。
wt))俺も、前に進まないと。
md))うん。でも、無理はしないでね。
wt))分かってる。
更新遅くなってしまいすみません!by主