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まだ、チャンスはあるかな……?

-1週間後-

朝行くと、なにやら騒がしかった

蘭「春ちゃん、部屋で休もっか」

春「これくらいッ、平気だ……っ」

あぁ、ヒートか。三途はΩだから、こうして定期的にヒートが来る。ヒートになったΩは、セッ〇スのことしか考えられないんだとか。

それに、ヒート状態のΩのフェロモンにあてられた‪α‬は、ラットという興奮状態に陥るんだって。

兄ちゃんは‪α‬だけど、抑制剤のんでるから大丈夫らしいけどね

βの俺なんてフェロモンさえ分からないけど

蘭「春ちゃん……ナデナデ(   ˙˙)ノ゙」

蘭「ほら、部屋行くよ」春の事を抱っこする

春「うん……」

……いいな。三途は。兄ちゃんに愛されてさ

俺もΩだったらああして介抱してもらって、愛してくれたのかな……?

…………Ωだったら……?




それから俺は、Ωになる方法を死に物狂いで探した

兄ちゃんに愛されるために……そして、一つの方法を見つけた

竜「……これだ」

竜「この第2性転換薬を飲めば、Ωになれる」

そう、転換薬だ。この薬、副作用はすごいらしいけど……兄ちゃんに愛されるためだから

ぽちっ 

竜「……買っちゃった……w必死だな、俺」

2日後

竜「届いた」

竜「一回2錠、飲めば飲むほどΩ性は強くなるけど、それに比例して副作用も重くなるのか……」

竜「まあ、まずは4錠くらいでいっか」

ごくんッ

竜「……変な味」

竜「あ、ほんとだ。頭くらくらする。副作用キツそうだな……」

ふと時計を見ると、午後の4時を回っていた。

会社に戻らなければ。俺は自室を後にした。

竜「戻ったよー」

蘭「竜胆、おかえり」

竜「うん……」

竜「三途は?やっぱヒートだって?」

蘭「うん、1人で大丈夫っていうけど、心配だから、今日は春ちゃんの部屋に泊まるね」

竜「なんで?いやだよ!」

……なんて、こんなこと言えるわけないよな

竜「……ぅん、分かった」

じゃあ、今日の夜は1人か

ー夜ー

竜「兄ちゃん、夜ご飯できたょ……って、三途の部屋に泊まってんのか」

2人用のテーブルに、ぽつんと置かれた1人分のご飯。とても寂しそうに感じた。

竜「はは、悲し……」

竜「ぱくぱく………美味しくない」

兄ちゃんが居ない夜ご飯はとても不味く感じた。というか、味がしなかった。

おれは食器を片付けて、しばらくテレビをみて自室に行った。もう眠くなってしまった。

いざベットに入ると、急な不安に襲われた。兄ちゃんは今三途の部屋で何をしているのだろうか?こんな遅くまで帰ってこないことなんてあるだろうか?

不安に駆られた俺は、きづいたら三途の部屋の前まで来ていた。

竜「三途の部屋……」

確かめたかった。最悪な事がおこっていないか

俺は耳をすませた

春「ゔぁッらんっ///」

蘭「春ちゃんきもちぃ?」


竜「ぅえ……なんで……」

聞いてしまった、事実を知ってしまった。

俺は急いで部屋に戻った。あの空間にいたくなかった。

竜「ハァーハァーッ」

竜「ひぐっグスッ」

俺は泣き出していた。最愛の兄は、三途と体を繋げていたのだ。

竜「なんでッ、やだっやだよぅっヒグッ」

竜「俺が、弱いΩだから?」

竜「もっト、モット飲マナキャ」

俺は薬を無造作に取り出し、一気に飲み込んだ

何錠飲んだかは分からない

ドクンッ

竜「うぁっ頭、いたっ……」

俺は疲れたのか、そのまま机に伏せて寝ていた

竜「……ぱち」 

竜「…朝か、兄ちゃんは……」

竜「まだ帰ってきてない」

もう、やだな

こうなったのは誰のせい?誰のせいで……?

………………三途だ。三途がいるから……

なら、三途を消してしまえば……







はい、しゅーりょです

竜胆は三途をどうしてしまうのでしょうか?

続きは伸びたら書きます。

愛して、ほシ、カッタ……

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マジでヤンデレ最高!

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