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それからの練習はきつい気がするけど、楽しかった。
強くなっていく実感が湧くし、個人の攻撃も強化されて行ってる。
インターハイ。高校の大会に出るのは初めて。
中学では大会結構出てたけど、高校1年では人数とか色々あって出れていなかった。
大阪府立体育会館には沢山の人が居た。
色とりどりのジャージに目が眩む。
そして俺達は先日の敵と目が合う。
「 ん、あらあら、けいとくんじゃぁないですかぁ~? 」
「 漱、変に絡むの辞めて。うざい。 」
「 やっぱり、辰、俺の事嫌いでしょ?! 」
「 程々に。 」
「 程々?! 」
そう話していると伊田英太朗が漱とけいとの方に手を回して
「 ほーら。威嚇すんなって。はい、仲良く仲良く。それに今回は燕帝山vs華虎学園じゃないし。 」
「 ふん、まぁそうだな。雀鉢高校に負ける姿、見定めるとするか。 」
「 こーら!、またけいとはそうやって喧嘩ばっかり! 」
千咲さんだ。また兄弟喧嘩かな。
「 兄貴は黙ってろ。 」
「 うぅ…れいれい…俺死ぬぅ… 」
「 はーい。試合終わるまで死ぬなぁー。 」
「 あはは、お邪魔しましたぁ~ 」
毛利さんや松平さんが回収していく。
「 …キャラ濃いなぁ…吐きそうやわ…。 」
木萩君は人混みがあんまり得意じゃないのかちょっとしんどそうやった。
「 確かに人は多いな!! 」
「 はい、木萩君の横で幸雅ちゃんは叫ばない。はい。 」
そうして漱が草ノ瀬君と木萩君を離す。
すると受付かなんか知らないけど、何かを終えた浅原さんが戻ってきて言う。
「 よーし。お前ら荷物置きにに行くぞー 」
「 はーい。 」