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前は違うタイトルでしたよね? 私、このストーリー全編好きで、また読めて嬉しいです。
目「あ、流れ星…」
仕事で帰ってきてそのまま寝てしまうのはなんか勿体無くて、少しでも家で過ごしたっていうのが欲しくてよくベランダで星を眺めている。
前まではよく何時間でも外に居たんだけど
今は亮平に流石に風邪をひくから1時間くらいにしてねってお願いされてるんだよね
目「さむっ、…明日も冷えるって言ってたよな…」
あ、そういえば最近ヒーター買ったんだった
足元に置いておいたらこれあったかいんだよね
そうだ、あと暖かい飲み物でも作って持ってこよっかな…
目「確かキッチンにココアあったはず…」
阿「…蓮?」
目「あれ、亮平ごめん起こしちゃった?」
阿「んーん、トイレで起きただけだから大丈夫」
目「そか、なら良かった」
阿「蓮は?何か飲もうとしてたの?」
目「うん、少し冷えてきたからココアあったら飲みたいなと思って」
阿「それなら入れてあげるよ待ってて」
目「えっ、そんな悪いよ」
阿「久しぶりに俺もお星様見たいからいいの」
目「…ん、ありがと」
亮平と2人でお揃いのマグカップにココアを
入れ一つのブランケットに2人で身を包みながら星を眺める
目「あの星なんて名前なんだろ」
阿「あれは多分シリウスじゃないかなぁ」
目「シリウス…」
阿「日本で1番見える星って言われてるのがシリウスだからね」
目「さすが物知りだね」
阿「一応気象予報士の資格持ってるんで笑」
目「…シリウスかぁ…」
阿「シリウスってねギリシャ語の別名で光り輝くものって意味があるんだよ」
目「そうなの?」
阿「なんか蓮みたいじゃない?」
目「そうかな?笑」
阿「今じゃドラマに映画に引っ張りだこでまさに光り輝いてるから…蓮シリウスみたい」
目「じゃあ、俺がシリウスなら亮平の星は?」
阿「え、えー…なんだろ、思い浮かばない…」
目「亮平はいつでも光り輝いてるし可愛いし美人だし優しいし…なんかそう言う星ないのかな…」
阿「そんな詰め込み放題の星なんでないよ笑」
目「んー、じゃああの星を亮平の星にしよう」
阿「それあり?笑」
目「あの星は俺が見つけったってことにしたら行けるでしょ!笑」
阿「ふふっ、じゃあ俺の星?」
目「そ、あれは亮平の星!」
しばらく2人で星を眺め満足してようやく寝室に戻る
目「星一緒に見てくれてありがと」
阿「逆にお邪魔しちゃってごめんね笑」
目「んーん、むしろ嬉しかった亮平の星も見つけられたしね」
阿「そうだね笑」
目「また子供たちに教えてあげよ…!」
阿「えっ、えぇ〜??笑」
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数日後…
目「ほら、あの星がママの星だよ!」
辰「はぁ〜?んなわけあるかぁ!!」
大「ママお星様なの??」
康「ママの星綺麗やね〜」
辰「大体ママの星ってなんだよ!!笑」
目「あれは俺が見つけたからママの星って名前にしたんだよ」
照「そのまますぎて逆に清々しいわ」
辰「じゃああれは俺の星!」
翔「しょたもおー!」
阿「あれは翔太の星にしちゃおっか」
涼「ふぇっ、…クチュンッ!!」
大「涼太寒い?大ちゃんがギューってしてあげるね!!」
涼「ん!ぎゅーよ!」
阿「もうそろそろお部屋入ろっか」
目「また皆でお星様探そうね」
辰「次はひかるの星も探そ!」
照「俺のはいいよ笑」
康「こうちゃんのもぉ!」
目「パパが見つけとくよ」
康「約束やでぇ!」
目「はいはい笑」
それから子供たちも踏まえてベランダで
星探しするようになったのはここだけの話
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次回作…中学生になった双子のお話(番外編)