🍌視点
家族…か。
家族なんか血が繋がっているだけだと
思ってた。
血が繋がってなくても
“家族”。
なんか不思議な感じがするが
暖かくて優しい感じ。
☃「後は僕達に任せて!!」
🐷「おんりーちゃんは下がっててね。」
みんなの優しい言葉
受け取ってもいいですか??
No視点
地面を蹴る音。
力と力がぶつかりあう音。
魔王優勢に見えたこと戦いも
とうとう終わりが見えてきた。
望まれし子の登場で一気に形勢逆転。
ここまで来るまでに
負傷した傷も綺麗に治り
魔力も回復した。
彼が彼こそが初代魔王が予言し
神に望まれた子。
魔王が床に膝をつく。
息もあがり所々からは出血も見られる
ためたちあがれそうにはない。
とどめをさそうと手を上げた。
これが世界が変わった瞬間だ。
🍌視点
…すごい。
その1言だった。
気づけば魔王がひざをつき
ドズさんが手を上げた。
そして弱りきった魔王にとどめをさした。
この戦いが終わった瞬間だ。
その瞬間窓から光りが入る。
🦍「夜が明けたみたいだね。」
ドズさんがにこっと笑う。
🍆「おんりーちゃぁ”ぁ”ぁ”ん!!
本当によかったよぉぉぉ!!」
ぼんさんは大声で泣きついてきた。
☃「おんりー心配したんやから!!」
おらふくんはぷんぷんと怒る。
🐷「まぁまぁ落ち着いてw
けどよかった。」
めんは嬉しそうにおらふくんをなだめる。
🦍「無事でいてくれてありがとう。」
こんなにも
迷惑をかけて傷つけて心配してもらい
暖かい言葉を受け取ってもいいのだろうか。
自分のせいで、
自分のせいなのに。
目が覚めたら魔界にいて
なにも知らなかった自分に
色々と教えてくれた。
それだけで嬉しかったのに
優しい言葉をかけてもらい
愛してもらえてる。
自分なんかがいいのだろうか。
まだまだ知らないことばっかり。
知りたいことだらけ。
これからもずっと
みんなと居たい。
わがままかもしれない。
こんなにもわがままな自分
のことを許してくれないかもしれない。
けど許してほしい。
わがままをきいてほしい。
☃「どうした、おんりー??」
『…助けに来てくれて
ありがとうございました。
自分が勝手にしたのに……』
涙で前が見えない。
勝手に溢れてくるのだ。
これは安心からなのか
嬉しいからなのか自分には
まだわからない。
🐷「当たり前でしょ!!
おんりーちゃんのせいじゃないから。」
「大丈夫。安心して。」
☃「心配かけたぶん
いっぱい構ってね!!!!!!」
「本当によかった。」
🍆「生きててよかった。」
「ありがとう。」
🦍「おんりー“我が家”に帰ろうか。」
「一緒にね。」
優しく優しく包み込んでくれた。
ずっとずーっと一緒に居たい。
わがままで自分勝手な俺でも
きっとこの人達なら
許してくれる。
『はい!!!』
これにて
吸血鬼パロ第3章&吸血鬼パロシリーズ
完結とさせていただきます!!
長かったですね(((
ご講評ならば番外編やあとがき
も書こうと思ってます。
本当に最後まで読んでくださり
ありがとうございました!!
自分は最初からイッキ見してきます。
ぜひみなさまもイッキ見
してあげてください(((
コメント
24件
遅くなりました!!! ご完結おめでとうございます!!!!
一気見してきます何度も!!!!! ぜひ番外編やあとがきを書いて欲しいです!((((殴