《ピピーーーー!!!》
試合開始の笛が鳴る
さあ、復讐の時はきた
両チームが定位置につく
サーブは影山から。
観客からのブーイングも良い感じだ
精神にくるだろ?
《お前が日向を信じなかったからこうなった》
って。
影山がサーブを打つ
パシッ
良い感じのジャンプサーブ…だけど
日向「アウトッッ!!!」
手を避けた。俺を狙ってきていた。
審判がアウトのコールをすると
拍手が会場全体に舞い上がった
影山も、烏野のみんなも、会場さえも
手の平で転がっている
影山「すいません!!」
田中「いや、この雰囲気でのサーブだ、仕方ない」
月島「…まあ大丈夫でしょ、次は日向のサーブだし」
影山「そうだな」
日向「…どのサーブにしよう…」
やっぱまあ、さっき影山クンがミスった
ジャンプサーブにするか
影山「(!!日向が下がってる!!は?もしかして…ジャンプサーブ!?)」
パシッッッッ
はやかった。
サーブも
ポイントが決まるのも
審判「ピー!」
天童「!!!日向ナイッサー!」
日向「!!っあざす!!!」
白布「いいじゃん、この調子でいこう」
日向「はい!」
その後、日向がサーブをネットするまで
烏野のみんなは誰もサーブを取れなかった
それだけ、日向のサーブを甘くみていた
及川「岩ちゃーん、決勝どんな感じ?」
岩泉「…白鳥沢から9対1」
及川「言いたくは無いけど、まあさすがって感じだよね」
その後も順調にポイントをとっていき…
白布「五色!」
五色「!!(トスきた!)」
スパーンッ
五色(あ)
審判「ピー!」《アウト》
白布「おい」
五色「はいすいません」
24対10
チャンスボールが烏野にきた。
影山(無駄にはできない!! 誰にトスをあげる…? )
影山「!田中さん!!」
田中「っしゃーー!!!」
カヲ『下手くそ共が お前らは全国には行けない』
田中「っ」
ポスッ
審判「ピー!」《アウト》
田中「っ…すまん!!!」
澤村「いや、仕方ない」
菅「次取るべ!!!」
田中「!!あざす!」
影山「…」
末園カヲの言葉もあり
そのまま流れは持っていかれ
烏野は負けた
10対25 9対25
試合時間わずか38分
県の決勝とは思えない試合時間の少なさだった
この試合に勝ったら全国
だったはずなのに
なんでこうなったんだ
どうしてどうしてどうしてどうしてどうして
これもぜんぶ、全部お前のせいだっ…!
末園…!!!
末園「……あは、ざまーみろ」
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