hk 短篇集

nmmn　　hkの短篇集　　 キャラ崩壊

雑いし低クオの短篇ばっかり。

重めなhkが書きたくて書いたやつです(意味不話)👇🏻

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※

1 .　 jr × hk

※

「…ねぇ、jr。」

「ん？」

俺、お前の期待に応えられてる？

「…やっぱなんでもない」

「ん、そう？…まぁ言いたくなったら言えよ」

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「うん、わかった。…ありがと」

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この会話も、話し方も、声も、目も、唇も、身体も。

俺はお前の全てを満たせてる？

可能なら俺は、貴方の全てに成りたい。

貴方の全てを愛しているから。

俺の全てが愛する貴方を満たせたら、もう充分。

「jrは束縛されんの嫌いだったっけ」

「あー、まぁ。嫉妬くらいなら嬉しいけどね」

貴方の全てに成りたい、それが叶うなら死んでもいい。

なんて言ってしまった日にはきっとこの関係は完璧に崩れ落ちる。

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重すぎる愛？そんなわけない。

日本の法律上、現在同性同士の結婚は出来ない。

じゃあ俺にとっての人生を捧げる程の愛の証は

「全てに成る」こと。

貴方を満たすだけの存在…いや、物でもいい。

貴方のために生きているだけ。 貴方がいないなら、

貴方を満たせないなら、 悔いなく死んでやる。

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そんな複雑で入り組んだ感情を曝け出せるわけもなく。

頭の中で きっと満たせているはず と言い聞かせる。

「仮にね？仮の話。」

「うん」

「もし仮にさ、俺がjrの全部になりたいって言ったらさ、

︎ ︎ ︎ ︎どう思う？」

「全部？」

「うん、全部。」

「んー…そんな背負わなくていいと思うけどな、俺は。」

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「jr自身が俺の人生を背負わなくていいってこと？」

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「あ、まぁそれもあるけど。お前も」

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「俺も？」

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「誰かのために自分の人生捧げなくたって良くね？」

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「そぉかな、笑」

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「自分の人生を生きてる中で、 比喩として

︎ ︎ ︎ ︎人生を捧げてもいいって人に巡り会っただけなのに。」

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「…そっか」

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「hkってそういうタイプだっけ？いきなり聞いてきて。」

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「いやぁっ、仮の話だよ。仮の…。ネットとかでさ、

︎ ︎ ︎ ︎そういう論争…っていうか。見て気になっただけよ」

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「へぇ？ま、実際hkは意外とそんなタイプじゃないしな」

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「…うん笑」

貴方の悪意無い思い込みや笑顔は、 日に日に俺を締め付ける。

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そのせいで、日に日に好きになる 。

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「好きだよ、…まぁ人生捧げてもいいぐらい」

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「んー？笑 ありがと、俺も愛してる。」

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どうかjrは気付かないでね、俺のこんな思いなんて。