今回、ほぼ思いつきのストーリーです。
私に違うペアが書けるのかな!?とふと思い‥。
快楽に弱い藍君を‥メインにしています‥
なので‥いつもと違います。
15×12になります。
14さんがイタリアにいる設定でのお話‥。
前に考えて‥あっ、ボツだな‥と思ったものなので‥またこっそり消す予定ではありますが‥ひっそりと🤭w
甘々な14×12の後なので‥うーんって感じなのですが‥
もしいつもと違うのは‥と思われる方はここでそっと‥閉じてくださいませ‥申し訳ありません(◡ ω ◡)
15×12‥
「なぁそろそろ‥寝る?」
ふわぁと欠伸をしながら布団に寝そべる姿は‥何とも言えず悩ましい‥
わざとなのだろうか‥白い肌を惜しげもなく晒している姿に目眩さえ覚える‥。
と言っても、裸体ではない。大きめのTシャツだけを身につけ‥時折、赤い下着がチラリと視界に入る‥
Tシャツが彼にしてみれば少し大きい‥。
ああ‥あの人のだろうか‥。
今はここにいない‥
イタリアにいる彼の‥。
今宵は藍さんに呼ばれてここへ訪れる。寂しさが募るといつも僕 を呼ぶのは‥相変わらずのようだ。
月に数回のペースで呼ばれる事が多い。
時々呼ばれる回数が少なくなると、もしかして他にも相手がいるのだろうか‥と妙に勘ぐってしまうが‥
聞けるはずもなく‥。
そんな事を考えていると‥
「なぁ?まだ寝らんの?笑」
人の気も知らないで‥ベッドの上をゴロゴロと転がりながら僕を見つめる瞳は‥早くも欲望の色をまとっているように見える‥
いや‥それは僕の願望なのだろうか‥。
愛しい彼に手招きをされたら‥断れるわけもなく、ふらふらとベッドに吸い寄せられ‥膝まずくと目の前に横たわる藍さんに見つめられる。
目が合い‥フフと笑う。吸い込まれそうな瞳、赤い唇が否応なしに俺の熱を上げる。
耐えきれず視線を逸らしてしまうと‥
「甲斐?どうしたん?‥ただ寝るだけやん‥」
寝るだけ‥
藍さんは気にしていないのだろうが‥否応なしにその言葉に反応してしまう‥自分が情けなく感じる。
顔が赤面するのを見られたくない。
そんな僕の思いなど、もちろん藍さんは知るはずもなく‥
「甲斐‥嫌なん?」
ドキっとする程近くで声がする。耳元で囁かれている。振り向いてはダメだ‥そう思うのに‥
欲望には勝てない。ゆっくりと振り向くと、藍さんが妖艶な笑みを見せる。
嫌なわけないよね?ここに来たのに‥
きっとそう思っている。唇と唇が触れそうなぐらいの近さで‥
藍さんは言葉にする‥
「ねぇ、しょ♡」
「んっ、ふっ、あ‥」
シーツを掴み、艶めかしい声が部屋に響く。
Tシャツを上にたぐり寄せ、可愛らしい突起物に唇を寄せると‥堪らないとばかりに鳴き声を上げる。
最初は舐めるだけだったが‥もっと刺激が欲しいのか、僕の顔を押さえつけてくる動作に思わず噛んでしまうと‥
顔を歪めながらも‥藍さんの中心は熱を帯びていた‥
片方だけだと可哀想だからと、もう一つの突起物にも手で刺激を与える‥それにも可愛い反応を示してくれる。
甘噛みするたびに、ビクンと上半身が波打ち‥その仕草一つ一つが淫らだった。
舌を這わせ、上へと辿る。チュッ、チュッと軽いキスをしながら、首にもキスをするが‥
「首は‥あかん‥跡つけんといて‥」
いつものように静止されてしまい、グッと我慢する。見られたら困るからと藍さんは言うが、祐希さんはイタリアにいる。一体誰に見られたくないと言うのだろうか‥
渋々‥噛むのを諦め、ぺろりと舌を這わせる。
‥この白い肌にたくさんの赤い跡をつけてみたら、どうなるのだろう‥そんな欲望が顔を出しそうになる。
思いっきり噛みつきたい‥
貴方の身体に俺の跡をつけたい‥
身体を重ねる度に‥僕の欲求は増えていくばかりな気がする。
「えっ、もう‥挿れるん?」
入口に僕自身を当てると、驚いた表情を浮かべる‥
「藍さんのここ‥もう解れてるし‥いいですよね?ニコッ 」
得意の笑顔で答えると‥少々不服そうな顔をしてこちらを見つめているが、それもそうだ‥
たっぷりと時間をかけるプレイが藍さんは好きだから‥
でも、僕はそうはいかない‥。
密かに想いを寄せる藍さんの乱れた姿を見ていたら‥
もう我慢するのは不可能だった。
長い足を片方肩に乗せ、淫らに開かせた足の間に割って入り、入口に当てている自分自身をグッと押し込んだ。
「やっ、ま、って、大き‥い」
僕とも何度交わったか分からない‥それならば彼なんて‥ もう数え切れないぐらい抱かれているはずなのに、挿れる時はいつも初めてなのか‥と思わせるほどの無垢な反応を見せてくれる。
中に侵入してくる俺を両手で止めながら‥
「ゆ‥ゆっくり‥し‥て」
なんて震える声で言ってきて‥。
煽っているようにしか見えない。
ならば‥と、強引に腰を掴み、前進する。ゴム越しにも感じる熱い粘膜の中に包まれると‥もう止まらない‥
少々強引だったのか、悲鳴のような声が漏れるが‥その声すらも性欲を駆り立てるものにしかならない。
初っ端から、腰を強く打ちつける。逃げられないように白い腰を掴み深く、深く、貫き‥愛しい人を存分に味わう。
「も‥やっ、ゆっくり‥って言って‥んのに‥ん」
激しく揺さぶられ、藍さんの声が途切れ途切れに聞こえる。
それでも、次第にその声がよがり声に変わるのに‥時間はかからなかった。
喘ぐのに夢中で、開きっぱなしの唇から透明な唾液が伝い落ちる。
‥試合の時とは違う‥快楽に溺れている藍さんは‥とても淫らで卑猥で‥滑稽にも思えて‥
そして‥何故だろう‥
急に支配したいと言う気持ちが自分の中に芽生えだす‥。
もっと泣かせてみたい。
もっと淫らに感じさせたい。
気づくと‥喘ぐ藍さんの唇に自分の指を押し込んでいた。
「んっ、‥‥」
息苦しいのか‥涙目でこちらを見つめる。
「ねぇ、藍さん、ちゃんと舐めて‥じゃないと気持ちよくしてあげないですよ?」
‥普段では絶対に言葉にしない事もスラスラと言えてしまう‥。
ああ‥僕は興奮しているんだろうか‥。
そして、わざと腰の動きを遅くし、ギリギリのところを狙う‥。藍さんの弱い部分を避けるように‥
気持ちのいいところを擦って欲しくて‥
藍さんは夢中で指を舐めだす。
チュッ‥クチュ。
赤い舌が時折顔を出し、一生懸命舐めながら僕の顔を見つめる。
早く動いて欲しいと‥
いつもの部分を突いて欲しいと‥。そして、指から口を離し‥
「甲斐‥はやく‥」
震える声でおねだりする‥
背筋がゾクゾクっとなるのを感じ‥上手でしたねと褒める。ご褒美だと言わんばかりに今度はある一点を狙って動き出すと、一緒になって腰が動き‥さらに奥で感じようとする仕草に‥目を奪われる。
可愛い喘ぎ声も‥もはや泣き声に近い‥。
「藍さん‥好き」
淫らに抱かれる藍さんに思わず気持ちを打ち明ける。いや‥抱く時はいつも言葉にしていた‥ただ、その返事が返ってくることはない‥。
今日もそうだろう‥
きっと返事はない‥分かりきっている事なのに‥
目の前にいる藍さんを手に入れることは出来ない。
こんなにも近くにいるのに‥
気持ちが溢れ、普段はしない‥
藍さんが無意識に逃げていた‥
キスをしてしまう。
「ん!?やっ、だめ‥」
拒絶の声さえも無視して深く口付ける。こんなにも身体で繋がっているのに‥キスは嫌がるのか‥
きっと、彼にしかしないのだろう。
心の奥で嫉妬心が沸き起こる。
藍さんの顔を両手で固定しキスを続け、腰の動きを加速させる。
キスをされながら、身体がビクンと一際大きく跳ねるのを感じ、ようやく唇から離れる。
組み敷いていた身体を見ると‥腹部に白濁が飛び散り、ハァハァと白い胸が上下に動く。
「藍さん‥もうイッたの?」
くすっと笑うと、涙目の藍さんは俺を睨むようにして見ていた。
少し怒った?
キスをしたから?
しかし‥そんな顔を見せても‥逆効果だと言うことに‥いい加減気付いてもよさそうなのに‥。
「ほら‥まだ僕がイッてませんよ‥早く足を開いて‥」
あっ‥と言葉を漏らす藍さんを無視して‥両足を開くと、まだ内部に収めている自分自身を見つめる。
隙間なく僕を咥えるその部分は、極限にまで広がっていて‥少し動くだけでも卑猥な音が響き、この上なく僕の興奮を高めてくれた。
やばい‥俺もイく‥
そう思った時‥
携帯の着信が鳴り響く。
ふと見ると‥
藍さんの携帯だった。
こんな夜中に‥?
無視しよう‥そう思ったが‥
藍さんの表情が途端に変わる。
その表情で‥
相手が誰なのか瞬時に理解した‥
ああ‥そうか、
相手は‥。
「‥電話鳴ってますよ‥出ないんですか?」
顔を近づけ藍さんを見るが‥出る気配はない。
それもそうだ‥。
俺がいるんだから。
途端にやはり‥意地悪心が顔をだす。
携帯を素早く取ると‥
「あっ‥」
焦るように携帯を取り返そうとする貴方から、携帯を持つ手を上に上げ‥携帯の画面を注視する。
そして、ニコっと笑いながら‥
「ほら‥祐希さんじゃないですか‥貴方の好きな‥‥」
そう言い‥
通話ボタンを押す‥。
もしもし‥?と微かに祐希さんの声が聞こえる。
その時の‥藍さんの顔を
俺は忘れないだろう‥。
‥‥‥うーん、これは‥続く‥いや、ボツかな‥🫣苦笑
15君も大好きなんですけどね🤭
コメント
7件
コメント失礼します☺️ 藍くん甲斐くんを捕まえてる所も良いなと思ったし、祐希さんがいるのにそんな事をして大丈夫なのかなとも思いました♪でも、どんな藍くんでも大好きだから大丈夫です😊 ゆうらんさんのお話は本当にいつも読んで楽しいしもっと読みたいと思える小説ばかりで楽しみです😊 また楽しみに待ってますね♪ 応援してます📣
おおおおー✨️ 祐希さんが嫉妬して帰国したりして(笑)