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そう、あの子は特別。
僕とは違う世界にいる。
だけど…
あの子を、光輝くあの子を見ていると、
酷く苦しくなって、
自分の存在がどうしようもなく汚いもののように思えて、
…死にたくなってしまう。
なんでだろう?
こんなにも好きで好きでたまらなくて、
声が少し聞けるだけでも嬉しくて、
あの子が好きな飲み物は自分も好きになって、
だんだん有名になっていくあの子を見守れるのが幸せで、
あの子のツイートがあるだけで幸せで、
いいねなんてしてもらえたら死んでも良くて、
いつもあまり笑わないあの子が声を出して笑ってるとすごく嬉しくて、
全てを知っていたくて、
あの子の選んだ道を応援したくて、
あの子がみんなに祝福されてると泣くほど嬉しくて、
…だけど、好きなのに、大好きなのに。
あの子を見てるのがすごく辛い。
自分とは違う世界にいて、
いつもみんなから愛されてて、
どんどん有名になっていって、
…離れていく感じがして。
元から自分とは違う世界の人
わかってる。
有名になればなるほど、自分の事を見てもらうのは難しくなる。
そう。あたりまえ。しょうがない。
それでも辛くて苦しくて悲しくて、
何よりもこんなことを思ってしまう自分が嫌だ。
こんな醜い僕にはきっと、
君を応援する資格なんて無い。
だから…
僕はこの世界からいなくなるよ。
君を傷つける前に…ね。
ばいばい。大好きだったよ。