テラーノベル
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ズガァァァァァァァァァァァン!!!!!!世界が、白く染まった。
轟音。
衝撃。
星光と白光が激突し合い、森全体を飲み込む。
白樺の木々が激しく揺れ、空へ無数の葉が舞い上がった。
「うぉぉぉぉぉぉ!!」
僕の叫びと共に、超巨大の斬撃がフォレスト・ベヒモスを直撃する。
一瞬。
怪物の無数の目が、驚いたように見開かれた。
次の瞬間――
パァァァァァァァン……
フォレスト・ベヒモスの巨体が、光の粒子となって崩壊した。
黒い侵食も。
白樺を覆っていた歪みも。
全部。
跡形もなく消え去っていく。
やがて轟音が止み、森に静寂が戻った。
白い葉が、雪みたいに降ってくる。
「……倒した……?」
僕は荒い息を吐きながら立ち尽くす。
《アステリア》の白い輝きが、ゆっくり収まっていく。
ノヴァが周囲をスキャンした。
「超大型侵食反応、完全消失」
「戦闘終了です」
その瞬間――
ザァァァァァ……。
白樺の森全体が、淡く発光し始めた。
今まで淀んでいた空気が、一気に澄んでいく。
木々がまるで喜ぶみたいに揺れていた。
そして。
少女の巨大な一つ目から、静かに黒いヒビが消えていく。
白かった瞳は、ゆっくり青色へ変わった。
彼女は自分の顔へ触れ、信じられないように呟く。
「……侵食が……消えてる……?」
ノヴァも驚いていた。
「ヴォイド汚染の完全浄化を確認」
「そんな……こんな事例、記録にありません……!」
少女はふらつきながら、こちらへ歩いてくる。
そして僕の前で立ち止まった。
風が吹く。
白樺の葉が、二人の間を舞う。
少女は少し困ったように、でも嬉しそうに微笑んだ。
「……ありがとう」
その瞬間。
森の奥で、何かが輝いた。
白樺の大樹。
森の中心にある、ひときわ巨大な木。
その幹に――黄金色の紋章が浮かび上がっていた。
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不明ちゃん。